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大麻とは何か②

どうもアコニチンです。

大麻とは何か、まとめていきます。

Wikipediaによると、大麻(たいま、cannabis[1])は、アサの花冠、葉を乾燥または樹脂化、液体化させたものマリファナとも[1][2]。多くの国々では規制薬物だが、その扱いは非犯罪化など一様ではなく、ウルグアイ等の一部の国・地域では嗜好品としても合法、また医療大麻として限定的に容認されている場合もある。喫煙、気化、飲食により成分を摂取することで用いられる。

大麻(=マリファナ)は、違法の薬物であるが、医療に用いられることがあるようですね。HIV、アルツハイマー、うつ病、強迫神経症、不眠症、てんかん、気管支喘息、帯状疱疹、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、クローン病、パーキンソン病など、約250種類の疾患に効果があるそうです。しかし日本では、嗜好品としても医療の鎮痛剤としても用いられることはありません。それには、「大麻取締法」という法律が関係しています。


大麻取締法とは、所持(もっている)・譲渡(あげる)・譲受(もらう)・栽培(そだてる)を禁止している法律です。この法律における「大麻」とは、大麻草のことを指します。大麻の種や茎は「所持」しても違法になりません。大麻の種を育てるのは「栽培」にあたるので禁止です。細かいことを言うと、大麻の「使用」は合法です。でも、大麻を「使用」するために、大麻を「譲受」したり「所持」したりすると犯罪になります。「個人使用目的での栽培・輸出入の場合は、7年以下の懲役」「個人使用目的での所持・譲渡・譲受の場合は、5年以下の懲役」このような懲役刑が科されます。


大麻を使用するとどのような症状が出るのでしょうか。

大麻には、テトラヒドロカンナビノール(THC)という陶酔効果のある物質を含まけれます。大麻を使用すると一般的には、気分が快活、陽気になりますが、その一方で、視覚、聴覚、味覚、触覚等の感覚が過敏になり、変調をきたしたり、現在、過去、未来の観念が混乱して、思考が分裂し、感情が不安定になったりします。このため、興奮状態に陥り暴力的、挑発的行為を行うことがあり、さらには、幻覚や妄想に襲われるようになります。

その他にも、五感変化(音楽が良く聴こえる・味覚が鋭くなる等)、リラックス・多幸感・食欲の増加等の効果があります。過剰摂取や恐怖感や罪悪感等により、「バッドトリップ」と呼ばれる嫌悪反応が起こることがあり、一過性の抑うつ・被害妄想に陥る事があります。


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