見出し画像

「グランドデザイン」を描く (2022/8/30)

記事の長さはおよそ1,000文字。1〜2分程度で読めます。

畜電池人材3万人育成
経産省、30年までに
EV・再生エネ後押し

2022/8/29(月)日本経済新聞朝刊


記事のポイント

  • 経産省は蓄電池産業の競争力強化に向け、2030年までに3万人の人材を育成する。

  • 蓄電池はEVや再生可能エネルギーの普及に不可欠。

  • 中韓メーカーが勢いを増す中、世界シェア2割確保を目指す。

  • 官民協議会での議論をふまえ、31日に最終とりまとめを公表する。

  • 車載電池の世界最大手、中国の寧徳時代新能源科技1社だけで従業員は8.3万人

  • 2位の韓国LGエネルギーソリューションは2.7万人いる。


**********************

こんなふうに考えた


蓄電池業界に限らず、
あらゆるところで人手不足、人材育成の必要性が叫ばれていますね。

  • 最近よく耳にするデジタル人材は、2022年度からの5年間で230万人の不足。

関連資料へのリンク:

www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_denen/dai3/siryou7.pdf


  • 保育士の有効求人倍率は約2倍

関連資料へのリンク:

www.mhlw.go.jp/content/R2.11..pdf  


  • 日本全体では2030年に644万人もの人手不足。
     ・建設分野では2025年に47~93万人不足
     ・運輸分野では2030年に8.6万人不足
     ・介護人材は2025年に55万人不足。

関連資料へのリンク:

www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11601000-Shokugyouanteikyoku-Soumuka/20141111-3_1.pdf


日本全体が少子高齢化で人口が減少している中で、
これらの不足がすべて解消できるとは思えませんよね。

経産省や厚労省など各業界を所管する各省庁の担当部門が、
それぞれに必要な人数を出して、
それぞれで育成のための政策を出して
いて、
日本全体としての方向性が見えてこないですね。


高度成長期のように、
日本全体のパイが増えている時代ならいざ知らず、
将来的に全体のパイが縮小することが目に見えている状況で、
すべての要望をすべて叶えることは不可能です。

どこは人を増やすのか、
どこは人ではなくAIやロボットを活用するのか、
そして、どこは注力しないのか

まずは日本全体としての大きな絵、
「グランドデザイン」を描く必要があるのではないでしょうか。




本投稿は日経新聞に記載された記事を読んで、
私が感じたこと、考えたことについて記載しています。

みなさんの考えるヒントになれば嬉しいです。
「マガジン」にも保存しています。


「学びをよろこびに、人生にリーダシップを」
ディアログ 小川




美味しいものを食べて、次回の投稿に向けて英気を養います(笑)。