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ロンドンの硬水と化粧水


りょうこ@ロンドンです🇬🇧
今日はロンドンの水と化粧水のお話です。


ロンドンの水は硬水です。
イギリス全体で見ると軟水エリアのほうが多いのですが、ロンドンは硬水。
軟水・硬水は、水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量によって決まり、含有量が多いものが硬水、日本の水は、沖縄など一部地域を除いて基本的に軟水です。

海外生活あるある。かもしれませんが、
軟水生活から硬水生活になると、まず変化が現れるのは、肌と髪


日本製のシャンプーやコンディショナーは軟水向けだからか泡立たない問題が発生し、地肌も乾燥。顔やボディの肌も超乾燥するんですよね。


これは、過去6年間の米国LA生活、1年半のNY往復経験から予想できたことだったので、引っ越しの時に大量にスキンケア製品を送ろうとしました。
アメリカでもイギリスでも、日本のように「化粧水で保湿する」という習慣がほとんどないため、化粧水自体の販売が少ないのです。基本的に「化粧水はふき取るもの」という考え方です。


日本→イギリスの引越便に入れられる化粧品類は、アルコール成分が含まれているものはNGだったり、新品のものには容量制限があったり、スーツケースに詰め込むものは、食料・調味料を優先させたこともあって、2、3ヵ月持ちこたえられる量を持ってきました。


と言っても、普段のスキンケアは
「ひたひた化粧水 → クリーム or 美容液」といたってシンプル派。
会社員時代は、スキンケア製品を製造販売する会社で、生産管理の仕事をしていたので、成分にもまあまあ詳しいほうかなと思います。


シンプル派だし、3月には日本に帰るし、その時に調達すればいいかなと甘い考えでいたら、まさかのロックダウン。
無印良品もあるし、いざとなったらネットで買えばいいか、と思っていたら配送も中止・・・


私だけなら、いろいろと時間をかけて試してみるのですが、硬水による肌荒れがひどくなったのは夫の方。それまでは、スキンケアなんて何もしない、化粧水って何?というタイプでしたが、腕や顔の一部が乾燥でかゆい、赤みが出てきました。


こういう時に泣きつくのは、イギリスのドラッグストア Boots。
日本でいうマツモトキヨシのようなお店です。
ロンドンにはBootsの店舗が沢山あり、ロックダウン中も薬局だから開いているだろうと行ってみたら、営業している店舗は限定されていて、しかも時短営業で閉店時刻を過ぎていたので、結局ネットで買うことになります。泣


まず、複数のブログなどでオススメされていたこちら。
Boots Traditional Glycerin and Rosewater 200ml

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£2.39(約320円)とびっくりな価格!
これが肌に合えばラッキーですよね。グリセリン&ローズウォーターなので、しっとりはするんですが、「アルコールの香りが強い!」とのこと。
私も使ってみましたが、アルコールの香りが強いのと、保湿力が少しもの足りない印象。



そして、頼みのAmazon.co.uk ではこちらを発見。
Shiseido Face Lotion, 150 ml

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Amazon上で割引があって、£22.75(約3,000円)
●パラベンフリー ●鉱物油フリー ●アルコールフリー
肌の上でジェルがローションに早変わりする「ベジ in コスメ」に惹かれました。パッケージもさすが、美しいですね。
使い心地はしっとりよりもさらさらといった感じ。私は、マダムっぽい香りがちょっと苦手でしたが、慣れるかなぁ。


今日は、この2つ。
まだ、ロンドンでこれだ!というものを見つけられていないので
化粧水の旅は続きます〜。

この硬水は、ケトルや鍋、食器、シンク、お風呂など、水を使う道具にライムスケールと呼ばれる白い石灰質がこびりつく問題も発生します。日本ではお風呂場の鏡に水アカがついたりしますよね?あれです、あれ。
グラスを1回洗っただけでついてしまうので、ライムスケールとの闘いも続きます!

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