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子供を助けることは成長の妨げ?

はじめに


小3の息子が友達と遊びに行った後、浮かない顔をして帰ってきました。

理由を聞くと、4人で遊んでいたうちのA君が、他の2人とは仲良く話すのに、息子にはそっけない態度を取っていたそうです。

息子はA君に、

「なんか冷たくされてる感じがして僕は嫌な気分になった」と伝えましたが、

A君は「そんなことないよ!気のせい気のせい。」と受け流したそうです。

その話を涙目で語る息子を見て、親としてどんな言葉を掛けるべきでしょうか?

妻は、「嫌な思いをしてまで遊ばなくていい!友達はたくさんいるんだから他の子と遊びなさい!」

と言いました。

彼女は私に「それでいいよね?」

と同意を求めましたが、

私は息子に「お前はどうしたいんだ?」

と尋ねました。

息子は私の目を見て「遊びたい」と答えました。

親のサポートが重要

息子の答えからわかるように、彼自身の中に答えがあります。

息子は人間関係を学び、成長するための機会を求めています。

親としては、嫌な思いをして欲しくないという気持ちがありますが、その成長の機会を奪ってはいけません。

具体的なサポート方法

1. 感情を受け止める

まず、子供の感情に寄り添い、悩みをしっかり受け止めましょう。

「辛かったね」「その気持ち、わかるよ」と言って、子供の感情を認識しやすくしてあげましょう。

2. 子供の思いを聞く

子供がどうしたいのかをしっかりと聞きます。途中で口を挟まず、子供の話に耳を傾けることで、子供は自分の気持ちを表現しやすくなります。

3. 共感と理解

共感の表現:「それは辛いね」「どうしてそう思ったの?」と優しく聞いてあげます。共感することで子供は安心感を得ます。

4. 解決策を一緒に考える

解決策の提案:問題解決のための具体的なアドバイスを一緒に考えます。

「次にこうしてみたらどうかな?」と提案することで、子供が次に取るべき行動を考えやすくなります。

実行可能なステップ:大きな目標よりも、実行可能な小さなステップを考え、一つずつクリアしていく方法を教えます。

まとめ

親が子供の友達関係の悩みに寄り添い、子供の思いを尊重することが、子供の成長につながります。

親としては嫌な思いをさせたくないと思うでしょうが、成長の糧だと思って、子供の思いをしっかり聞いてあげましょう。

少しでも子育ての参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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