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『リバー、流れないでよ』感想

Twitter(X)からこの作品を知り、気になっていたのですが、アマプラで配信されてたのを発見したので視聴しました。
めっちゃくちゃ面白かったです!!私の中での歴代邦画ランキングNo.1かもしれません!
今3連休ですし、アマプラ見れるお暇な方にとてもオススメします!というか是非見て欲しい!w
今の私の感想を残しておきます。

あらすじ
舞台は、京都・貴船の老舗料理旅館「ふじや」。
静かな冬の貴船。ふじやで働く仲居のミコトは、別館裏の貴船川のほとりに佇んでいたところを女将に呼ばれ仕事へと戻る。
だが2分後、なぜか再び先ほどと同じく貴船川を前にしている。
「・・・・?」

ミコトだけではない、番頭や仲居、料理人、宿泊客たちはみな異変を感じ始めた。
ずっと熱くならない熱燗。なくならない〆の雑炊。永遠に出られない風呂場。自分たちが「ループ」しているのだ。しかもちょうど2分間!

2分経つと時間が巻き戻り、全員元にいた場所に戻ってしまう。
そして、それぞれの“記憶”だけは引き継がれ、連続している。
そのループから抜け出したい人、とどまりたい人、それぞれの感情は乱れ始め、
それに合わせるように雪が降ったりやんだり、貴船の世界線が少しずつバグを起こす。
力を合わせ原因究明に臨む皆を見つつ、ミコトは一人複雑な思いを抱えていた―――。

公式サイトから





↓ここからネタバレあり
⚠ご注意ください


あらすじにもあるように2分経つとループしてしまう旅館のお話です。
2分間の寸劇が続いていく構成ですが、話のテンポが良くて見てて飽きません。
ここで切ったら面白いだろうなって所で2分経ち各々初期位置に戻る為、ループしてるのに毎回「次はどう動くんだろ!」と新鮮な気持ちで見れました。中だるみがないっ!
「2分って短いようで意外と色々出来るんだな」と思いました。ここちゃんと2分なんですよ!?映画見ながら2分計ったら、本当に2分でループしてました。「時間がない!」とか言いながら、本当にジャストな時間の映画ってあまりない(スローモーションとかが入る)ので、時間が本当に2分ということに感動しました。2分で区切る事で、その2分間が濃厚というか、いかにこの2分間で見せるかが試行錯誤されてて毎回きっちり面白いし、分かりやすいしでループしてるのに飽きずに楽しめました。

「お待ちなさいよ!お前たち!!」や「私、初期位置その下の辺りなんで」などの一つ一つの言葉選びと言うかセリフが大好きでしたね。セリフがなんか優しい☺

普通ループしてる事に気づくと慌てると思うんですけど、旅館の方々最初は「えっ??」みたいな反応するんですけど、お客様の対応やらなんやらで慣れてきて「いつまで続くのかな?」「分かんない。時給とかどうなるんだろうね。」って言ってたりと慣れと落ち着きが凄くてじわじわきますw
お客様に「折角なのでゆったりお過ごしになられては?」など説得していて接客業の鏡過ぎる。原因解明もしっかりやってますしね。しがない料理人さん凄いw
個人的に食べても食べても減らない雑炊が好きでした。締めの雑炊がずーーっと減らなくて、戸惑うお客様に味変やらなんやらフォローしに行くのも好きです!

ループの原因が「なるほどねぇ〜、神様というか川凄いなぁ」と思ってたら全く関係ないの笑いましたw最後の旅館の皆さんのチームプレイが本当に良かったです!
みんな個性があって、ぞれそれしっかり発揮してると言うかThe 団結力!を感じれました。

ほのぼのとした雰囲気の分かりやすく面白い映画で誰でも楽しめる映画だと思います。
お気に入りの映画に出会えて嬉しかったです☺

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