なんか調子悪い

今朝は4時に目が覚めた。
夜中、うつらうつらと聞いていたのは、YouTubeの修羅場スレまとめみたいなもの。
そんなものを聞いて寝てしまったせいか、起き抜け早々、今日は駄目だと思った。
なんか辛い。
なんか調子悪い。
今日は朝から用事がある。片道1時間近く。これだから田舎は嫌だ。そろそろ準備をしないといけない。
でも行きたくない。
あれもこれも用事を積まれて、本当にしたいことまで手が届かない。
でも、私がしたいことってなんだろう？
それが少しわからなくなった。
頼まれ仕事が2つ控えている。他にもしなければいけないことがある。
平日に休みの時にすませばいいのにと言われたが、引っ越しの荷物を引っ張り出して、住民票を動かすだけで疲労が強くて何もできなかった。
こんなにみっともないくらい、何もできないものなのか。
頭に、「何もしたくない」という言葉が浮かぶ。
何もしたくない。何もしたくない。何もしたくない。
それでも、勉強しなきゃ、部屋を片付けなきゃ、仕事もしなきゃ。
女はめんどくさい。顔を洗って髪を梳かすだけじゃ、外に出られない。
化粧をして、髪をきちんと縛って身だしなみを整えて。
元パートナーに言われた。
もっと身をかまわないといけない、と。自分のことを粗末にしすぎだ、と。
つまり、化粧なり服装なり気を付けておしゃれをしろということなんだが、仕事して家事して趣味をして、だと、苦手分野の「おしゃれ」は後回しになる。
前は、朝起きて、インスタントコーヒーを淹れたら食器洗いをした。
洗濯物を回しつつ、トイレ掃除をした。余力があれば、床を軽くふいたりしていた。そうこうしているうちに洗濯物が終わって、次は干す作業。
お腹がすくから朝ごはんを作る。
だいたいこれを朝、彼が起きてくる前にやっていた。
おしゃれなんてめんどくさい。
おしゃれは友達と素敵なカフェやレストランでランチをするときにするものだ。

ぐずぐずベッドの中で、答えのない問いをスマホに入力していても仕方がない。
無理矢理起き上がる。きっと晩御飯の食器は洗ってない。この辺りは、実家も同居先も変わらない。
コーヒーを淹れよう。実家は豆から淹れたコーヒーが飲める。
動かないから調子が悪い。調子が悪いと嘆くくらいなら、動け、動け、動け。体に命令する。
どうにか起き上がって、今日が始まった。