ベーシック応用言語学

昨日、note登録以来の連続記事投稿記録が6日目にして途切れた。しかし、たいしたことではない。毎日継続的に勉強をしていた人が、なんらかの理由で2、3日休んでしまったことをきっかけに、その勉強をやめてしまうことしばしばある。これは完璧主義の典型であろう。2、3日だろうが、2、3週間だろうが、休んでしまった後に何事もなかったかのようにまた始めればよい。完璧主義は勉強の敵と心得たい。

さて、私は本日、石川慎一郎先生の「ベーシック応用言語学」という本を読了した。どんどんページをめくりたくなるような楽しい本ではないが(すみません)、第二言語習得という観点で応用言語学を学ぶために必要な基礎的な知識を中立的な立場から概観した、教科書的な、勉強になる本である。ずっと前に買って、最初の30ページくらいのところにしおりが挟まったままになっていたものを、しれっとまた読み始め、最後まで読み切った。言語テストの部分では数式などが登場し、理解できていない部分もあろうが、とりあえず前へ前へと読み進めた。とにかく完璧主義は捨てる。

上述の本を読み終えた後は、同じ石川先生著の「ベーシックコーパス言語学」に着手した。こちらも自分にとっては読んでいて心が躍るような本ではないが(すみません)、とにかく前に進んでいきたい。

今日の単語:exemplify(〜のよい例となる;〜を例で示す)
Because vocabulary knowledge is one of the best-studied areas of long-term memory in SLA, we will look into it in order to exemplify the range of issues that arise regarding how new language knowledge is represented and stored. (語彙知識は第二言語習得における長期記憶に関して最も研究されている分野である。そのため、(長期記憶について理解するために)新しい言語知識の(脳内での)描写のされ方や貯蔵のされ方に関する諸問題の例を示すために、語彙知識について学んでいく)


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