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私を私らしくさせてくれる友だちへ

ずっと書きたかったことがある。
私が私を見失ってたときに、自分らしさを思い出させてくれた友だちたちと、その日々について。本人たちにはちゃんと伝えられてないんだけど、ものすごく助けになってた出来事について。

ある日の鴨川シーパラダイス

休職してわりと初期に水族館に行きたくなった。急にシャチが見たくなった。たぶんそのときは、感情があんまり動かなくなってしまったから、人間以外のなにかに触れたかった。唐突な私の希望に「行こう行こう、どこにでも行こう」とすぐに日程調整してくれた友だちたちへの感謝。

・トイレ
海ほたるまであと2kmなのに、1分に1mくらいしか進まないスピードで、私の膀胱が限界をむかえているときに、「なにが聞きたい!?」って聞いてくれて、私の大好きなセブチの孫悟空を流して注意を逸らそうとしてくれたこと。海ほたるの地図を調べて、トイレの位置を確認して、トイレに近い場所に車を停めてくれたこと。寒かったのに、みんなで交代で私の冷たいドリンクを持ってくれたこと。

・運転
鴨シーの閉館時間1時間弱に着くことがわかって、ものすごい急いで運転してくれたこと。というか誰も運転できなくてすみません。運転好きなんで、って文句も言わず見返りも求めずひたすら運転してくれたこと。最後もみんなの家の近くまで送ってくれてありがとう。

・浜辺
近くの浜辺で私が棒拾ってきていい?って言ったのを「え〜〜砂入るからやだ」って言って、遠くから見てたのに、結局みんな砂浜に入って流木拾いを一緒に手伝ってくれたこと。あれ、結構すごい嬉しかった。

・エビフライ
夜ごはんのエビフライが食べきれなかった。食べ物を残すのが好きじゃなくてどうしようと思ってたときに、代わりに食べてくれてありがとう。すでにお腹いっぱいだったのに。

普段の私じゃなかったからテンション低かったかもしれないけど、この日は本当に楽しくて、みんなの寄り添ってくれる優しさに救われた日だった。一生覚えてる気がする。

メンヘラ暇電に付き合ってくれる友だち

わりと夜遅い時間でも、次の日仕事でも、突発的な電話を受け取ってくれる友だちへ。

電話をかけたいときは、自分だけじゃやりきれない気持ちになったときにかけることもあれば、暇すぎてかけることもある。

そんな雑かつ、ヒステリックな電話に付き合ってくれてありがとう。私は数年前まで人に電話するタイプじゃなかったんだけど。

しんどいときとか、困ったときに電話できる友だちがいる安心感ってすごい。メンタルぶれっぶれなときもメンヘラな私を許してくれたり、逆に相談に乗るために自分の弱さを見せてくれる友だちがいることのありがたさ。

私はよくテンションが高いところでブレが少ないという印象を人に与えるらしいんだけど、多分多くの人に見せる私がハッピーでいられるのは、私の力っていうより、話をいつでも聞いてくれる友だちがいることが大きい。
冷静に客観視して新しいアイデアをくれたり、自己肯定感が下がってる時に、ありのままの私が最高だから落ち込まないで!ってあったかく励ましてくれて本当にありがとう。

病院に付き合ってくれた友だち

休職診断書をもらうときに、付き添ってくれた友だちがいる。
明日病院に行く予定と行ったら、付き添おうか?と言ってくれた。
そのときは思考力も判断力も自分の感情にも鈍くなっていたときで、自分のためになる判断ができなくて「ありがたいな…でも申し訳ないし…」と一回断った。でもそのあとLINEで「ほんとに大丈夫??全然ついていくからね!」とおせっかいレベルで言ってくれたことで、付き添いをお願いできた。

結果として、一緒についてきてくれたことは本当に心の支えになって助かったし、ダメ押しでもう一回言ってくれてありがとうと思う。知り合ってそんなに日がたってるわけでもないのに、たぶんその頃はまだお互いのことをそんなに知ってないはずだったのに、忙しいはずなのに自分の時間を割いてくれたことが本当に嬉しい。


いろんなところで自分のやりたいことをやってる友だち

ここ数年で、私の高校の友だちがいろんなことをやり始めてる。やり始めてるのか、もともとやっていたのか分からないけど。

サウナトラック作ったり、お香を作ったり、コーヒー作ったり、ファッションブランドを作ったり、歌手としてワンマンライブをしたり、プロのお笑い芸人になってたり。

気づけば、高校から卒業して10年。

社会人になって、エンジニアやデザイナーなど作ることが好きな人たちと働くのが楽しかった。そういえば、大学でも映像制作やダンスなど創作をする人が身近にいる環境だった。でももっと思い返せば、高校も自主性が圧倒的に高い人たちの集まる場所だった。

ワンマンライブで会った同級生と「高校の人と会うとなんか元気でるよね」と話していたけど、本当にそうだなと思ってる。

自分のやりたいことを楽しそうにやってる友だちを見ると、悲しんだり、ネガティブになってる時間がもったいないなと感じる。人生短いんだから自分がなるべく楽しいと思える時間や幸せな時間を増やしていきたいよね。


サウナ券とアイスクリーム券をくれた友だち

私がしんどめのnoteを書いたときに、声をかけてくれた友だちや、ご自愛してねとアイスとサウナのギフト券をくれた友だちたち。
やさしさにじんわりした…でも実はサウナは期限がきてしまっていけなかった(小声)
今度、券を買ってそのサウナに行って、ちゃんとお礼を言いたい。


おわり

父親に「君は友だちがたくさんいるけど、ありのままの君を受け入れてくれる友だちが多い。それは本当にいいことだよ」と言われたことがある。

しんどい時にいろんな形でサポートしてくれる友だちがこんなに多いっていうのは、本当にありがたいことだなあと思う。うん。

私の優しさは私の周りの友だちがくれる優しさで出来上がってる。プライスレス。

オーストラリアに行って、ありのままの私で十分なんだということに気付かされたと思ってた。だけど実はそんな当たり前のことは留学する前から、みんなから伝えてもらっていたのかもしれない。そうじゃないと、こんなに自由で最高な私は出来上がってないはずだから。

どんなに頑張ってもまだまだ足りないって錯覚が起こりやすい世の中で、私も周りの人にそのままで大丈夫って言い続けていきたい。そして、行動としても勇気を持ってありのままであり続けたい。

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