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第1話 計画性のない人間がディレクターになってしまった


こんにちは。初めての人は初めまして。

何度も読んでくれている人はお久しぶりです。


社会人7ヵ月目、webディレクターを初めての仕事に選びました。

学生時代もオフィスでインターンしたり、海外でみそや抹茶の販売、PRを考えていたりしましたが、フルタイムで働くとなるとその分学びも大きいです。

そして、先輩や社長(うちの会社はベンチャーなので、経営層との距離近め)など社会人生活を先に始めている方々がおり、学生でほぼ同じレベル・環境でいろんな活動をおこなってきたときより、自分の全ての仕事にフィードバックがもらえるのでとてもよい環境です。


ただ、平日8時間(残業もあるので平均毎日+2時間くらい)くらいを仕事にあてていると、自分の中で内省する時間がなく、仕事でのアウトプットの量をあげられないので、ずっと仕事にまつわるnoteを書きたいと思ってました。(文面めっちゃ意識高そう)

7ヵ月目にして、その重い腰をあげ、やっとnoteを更新できます。

WEBディレクターになって、求められるそもそものスキルが自分にとても不向きであること、その中でもWEBディレクターをなぜ続けているかを書いていこうと思います。


これからweb業界に進む人に「へーこんな感じなのか」と思ってもらえたり、プロジェクトディレクションをしている人に「あーあるあるだよね」と共感してもらえたり、webもプロジェクトディレクションも全然興味ないけど、noteを通して、仕事って大変だよねって遠くのだれかと同じ思いを共有できたら嬉しいです。

WEBディレクターを選んだ理由

「人は知らないことに出会うと、検索する」ーモダンタイムス 伊坂幸太郎

私の好きな作家の伊坂幸太郎さんの小説の中にでてきた一節。

そう、人は知らないことに出会うと検索する。その企業はどんな企業なのか、その商品は本当に信頼できるのか、などなど。

私がwebディレクターを選んだ理由はいろいろあるけど、一番大きくて核の部分にあるのは、「商品や企業とそれを求めている人をユーザー視点でつなぐことができるから」


PRにはまっていた時も、商品やサービスと人の接点を作って繋いでいくという考え方が好きでした。

WEBサイトをつくるということは、もっと消費者視点、ユーザー視点で考えることができるからいいなと理想を描いて、webディレクターを社会人初めての仕事として選んだのであります。

あ、あと、webサイトはデザイナーさん、エンジニアさんなど、いろんな役割の人が関わっています。そんな立場がそれぞれの人と同じゴールを目指して仕事をしていくのは、いままでの人生でやってきて楽しかったことだから選びました。


WEBディレクターの仕事は計画と進行管理が9.5割

まあそんな、「webディレクターって楽しいしかっこよさそうジャン!」という知能レベル2くらいの考えで入ったはいいものの、自分が予想してたよりもはるかに難しい&やればやるほど自分の性格とあっていないと通貫する仕事でした。(ヒィ...)

ギャップ①1に進行管理、2に進行管理、3に進行管理

ディレクターの仕事って、8割進行管理でした。それはもうとにかく、計画して、それぞれのおしりを決めて、その計画からそれないようにすすめていく、それがディレクターの仕事。

なので、計画するのが大好き!♡計画通りに物事を進めるのがだーいすき!!♡というあなたは、ディレクターの仕事向いていると思います。

その点、私はというと、

・うまれてこのかた計画なんてたてたことがない

・いきあたりばったりでどうにかなるだろ

・計画なんてたててもどうせうまくいかないんだからたてなくてもよくね?

というマインドの人間。。。

面接官がなぜこんな人間をディレクターとして採用したのか、仕事をして、仕事をより深く知るたびに謎が深まっていきます。


ギャップ②スーパーマルチタスク

いや、わかってましたよ?クライアントワークなので、ある程度のクライアントがいるんだな、っていうことくらいは。

でもね、ディレクターの仕事って、プロジェクトに関わっている全ての人に指示をだして、プロジェクトをすすめていくことにあるんです。

なので、タスクはざっと、

進行してるプロジェクト×(稼働している社内の人間+社外の人間)になります。めっちゃマルチタスクですね。

私、数か月前までマルチタスク得意だと思ってたんですけど、最近読んだスマホ脳によると、

人間はマルチタスクが苦手だ。得意だという人は自分をだましているだけ!

らしいです。実際にマルチタスクが得意な人もいるらしいですが、人口の1~2%ほどで、それ以外はマルチタスクが苦手なんですって。

たしかに、毎週自分が何時間このプロジェクトに割いたか分かるリソース管理表から1.5倍~2倍くらいの仕事時間になっているんです。

それって「よし、この作業をしよう」と思ってから3分後にくる違うプロジェクトの通知によって頭を切り替えなければいけなかったり、そういう返信を細々していると自分の見積もり工数よりもかさんじゃうだなって思いました。

WEB制作における計画と進行管理とは

まあ、上記の通り、仕事の難しさと自分の性格の不一致さを嘆いていても仕事は進んでいくもので、7ヵ月目にして、ほんのちょっとだけ計画と進行管理とはなんぞやというのを自分なりにつかめたので、言語化しておこうと思います。


計画:ゴールを決めて、それまでに必要な過程を分割すること

また、計画通りにいかなかったときのリスクも考えて、B案、C案を用意しておくこと。計画通りにいかない計画をたてることも計画の中に入る。

計画のゲシュタルト崩壊がおきそう。。

進行管理:たてた計画に対して、タスクをすすめてほしい人に依頼すること。また、進捗の管理をすること。

進捗管理をするというのが、とても大事で、まだまだディレクターペーペーの私は依頼するだけで精一杯なので、進捗確認の余裕がないのですが、

「明日提出だけど大丈夫そうですか?」と声をかけたりすると、意外と「大丈夫じゃないっす」と声を上げてくれる人が多かったりする。だから、大丈夫じゃない状態をチームで改善できるように、前もって前もって前もって進捗を確認しておくことが大事。


本当に大変で助けてほしいときに、助けてと言える人はなかなかいない。

もし、「大変です、助けてください」と言ってきたとしても、手遅れになっていることの方が多い。だから、ちょこちょこプロジェクトメンバーの安否確認をするのが大事。


まとめ

・WEBディレクターに大事なのは、計画と進行管理。

・緻密な計画は、リスクを想像する予測でたてることができる。

・進行管理は、依頼と安否確認にできている。


ー余談ー

わたくし、20代のうちに10代で諦めたことに挑戦しようキャンペーンを2021年春から始めてたんですけど、その中に「25m泳げるようになる」という目標がありました。

それで、スイミングレッスン2回目の時に、

「運動神経いいですね!」

と言われました。

体力あるならともかく、運動神経いいは生まれて初めて言われたことで、

「え、ほんとに言ってますか...?」

と先生に何回か聞き返しました。笑


私が運動できたと自覚したイベントは小学2年生のリレーの選手に選ばれたことがピークでそれ以降は運動が苦手、体育の授業も大の苦手でした。

だから運動神経があると言われたことはびっくりで、その出来事をきっかけに「自分が苦手と思っていることって意外と自分の思い込みなのかも」と思うようになりました。


私は計画が苦手だと冒頭で言いましたが、この計画が苦手、というのもいままであまりやったことがないだけで、練習や訓練をしていけば計画が得意になるのでは、と思うのです。


なので、新米webディレクター、これからも計画を立て続け、「計画苦手?そんなこと言ってたっけ?」となるくらいまで計画のプロフェッショナルになるために精進いたします!

ご声援のほど、よろしくおねがいいたします!

(余談がながい)


これからは更新頻度あげて、仕事のことをアップしていければと思いますので、また気が向いたら見に来てやってください!

それでは、月曜もほどよく、自分に優しくがんばっていきましょう~!

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