来年も推す

10月から作り始めた2021年ジョンさんカレンダーが完成した。私は技術的にジョンさんの似顔絵を描けないから、彼の写真に日付とほんの少しイラストを描き加えて作ろうと思った

既存の写真をメインにして作るならすぐ終わるだろう

......と気軽な認識でいたが、1月から4月分まで作って試し印刷が終わったあたりから、意外と難しいことにじわじわと気がついた

まず、毎月の写真選びが予想以上に大変で時間を要した。私はジョンさんの写真をたくさん保存しているから、そのなかから好きな写真を12枚選べばいいじゃーん、楽勝だもんねーへいへいへーい🎶　みたいに思っていた。これがとんでもない勘違いだった

いや、好きな写真を選ぶだけでもできる。ところが作っているうちに欲が沸き、季節感を出したいと強く思うようになった。なぜここまで季節感に執着するのか、ああ、やはり自分は日本人なのだと実感した。というわけで、季節に合う装いのジョンさんを１ヶ月ごとに選んだ。そして印刷する紙の大きさ（2L。普通の写真サイズの2倍）を考えると、選ぶ写真は全身ではなく上半身メインのジョン氏が適していると思った

次に、選んだ写真に合う色を決めて組み合わせ、日付と曜日を書き込んだ。タッチペンで手書きしたので、どうしても字の大きさやバランスに偏りが出る。完璧でなくても、均等に近づけて書きたいと考えた。最後まで書いたものの全体の形が歪だったので、また最初から....なんてこともしばしばあった

それが終わると試し印刷だ。画面で見ている色と実際に紙にしたときでは発色に差が出るはずだ

そこまで考えて実際に印刷したら、やはりギャップがあった。色やサイズバランスによる差異は想定内だったが、iPadの画面で見るより写真の画素が粗かったりピンボケしているものが多くあった。画面上で完成させただけで終わった気になっていたのは甘かった。紙になったときまでを想定して作らないといけない。試し印刷を経て、また別の写真を探して1からやり直した月もあった

そんな経緯で本日、コンビニで何度目かの印刷をしてやっと完成した。作り始めてからおよそ２ヶ月。思えば誰に頼まれたわけでもなく仕事でもない。作ったところで何も報われない上に試し印刷にお金までかけて、私は一体、なにを原動力にカレンダーを作ったのか。これもジョン氏への愛....

.....あら。ロマンチックなことを書いてしまった。というわけで、印刷したカレンダーの写真を貼って今日は終わります。来年もこのカレンダーとともに、元気でうっとり過ごせますように

ここまで読んでいただき、ありがとうございました　

※向かって右側にある素敵な絵は、Twitterのフォロワーさんによる絵です。かわいいマスコットはまた別のフォロワーさんよりいただいたものです