アイコンに使った猫の絵について 自己紹介④
今回はアイコンに使っている猫の絵について、書いてみたいと思います。
スケッチをはじめる
はじめて投稿した記事(自己紹介①)で、30代半ばまで首都圏で働いていたことを書きました。少し体調をくずして仕事を辞め(派遣の仕事でした)、この先どうしようかと考えていました。
次にどうしていこうという方向が決まらないまま仕事を辞めたので、ただただ暇な時間ができてしまったのです。またこの頃、自分は会社勤めに向いていないようだ、とも感じておりました。
そのため貯金が減っていくのを感じつつも、また会社に勤めに行くという気持ちもおこりません。そうして毎日ブラブラ過ごしているうちに、ふと「絵を描きたいな、描けたらいいな」と思ったのです。
そういえば20代の頃にもそんなことを思い、買っていた本があったのを思い出しました。
永沢まことさんの本 「絵を描きたいあなたへ」
当時思ったことそのままが本のタイトルになっていたので、手に取ったのだと思います。一度読んではいたのですが、スケッチには挫折しておりました。
今回は時間もたっぷりあるし、一度この本に書いてある通りにやってみようと決心しました。
この本に書かれている、絵を描くための主なルールは次の通りです。①必ず実物を見て、線で描くこと。②消して直すことができない、ペンで描くこと。①は分かるかと思いますが、特に②がポイントのようでした。
ちなみにペンは、サクラクレパス製の「ピグマ・グラフィック」をおすすめされています。こちらはペン先が少し柔らかいので、線に軽い強弱をつけられます。また太さは 0.4mm~0.5mm がおすすめとのことでした。
実物をよく見て描く
ペンだとやり直しがきかないので、必然的に実物をよく観察するようになります。どこがどうなって・・・というのを、描く前にしっかり見なければいけません。今まで使っていない脳の領域を使っているためか、すごく疲れたのをおぼえています。
そして試行錯誤しながら、ねばってねばって書いたのがこちらです。
だれが見ても、何を描いたのかが分かるレベルが目標でした。色がついていないので分かりにくいかもしれませんが、レモン、リンゴ、ナス、パプリカを描いたものです。
前述したように下書きをせず、一発で書き上げたわりには上手く描けたな、と自画自賛しておりました。これで少し自信がついたので、しばらくスケッチを続けてみることにしたのです。
実家にいた猫の「ハナちゃん」を描く
その後、中国地方に住む両親の実家に戻り、こちらでもしばらくスケッチを続けていました。
実家には保護猫として引き取られた、白猫の「ハナちゃん」が住んでおりました。
ハナちゃんは人見知りが激しく、私にはなかなかなついてくれず、時にはシャーと威嚇されることも。しかししばらくすると、少しは慣れてきたようでした。
そんな頃、部屋のドアを開けた先にハナちゃんがいて、こちらを覗いていました。その姿がかわいらしかったので、急いでスケッチしたものがこちらです。
急いで描いたわりには、上手く描けたように思います。
「ハナちゃん」の絵をアイコンに
その後、クラウドワークスなどを使って在宅で仕事するようになり、「プロフィール画像」に何かアイコンを載せたいと思ったのです。
そこで、昔スケッチしたハナちゃんの絵を見つけました。ちょっと興味があるけど怖さもあるというハナちゃんの絵の雰囲気が、自分のイメージにも合うと思いました。
そして「note」でも、アイコンにハナちゃんの絵を使おうと思ったのです。また今回はフォトショップで絵をトレースして、色付けをしてみました。
まず、フォトショップで下書きをしたのがこちらです。
そして色を塗ったのが、こちら。
スケッチとは、ちょっと印象が違うでしょうか。こういった経緯で、猫の絵を「note」のアイコンしたのでした。
自己紹介というくくりで、ひとまずこの4記事を書いてみるのが目標でした。思いがけず読んでくださったからの反応もあり、とても楽しく記事が書けました。結局連続して投稿できたので、良かったです。
それではここまで読んで頂き、ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?