2.日本語教育大学院生の生活

修論も終わり、もうすぐ卒業。改めて、大学院での生活を振り返ってみたいと思う。ちなみに私は学部から直接院に来ています!

 

1.授業

うちで卒業に必要なのは30単位だが、私は、多分38くらいとったと思う。本当はもっと聴講などしたかったのだが、コロナでオンラインになり、勝手がわからないうちにタイミングを逃した。

取得数は1年で24、2年で14とかだと思う。取ったのは日本語教育や言語学、教育学の単位。予習が大変なものも多かったが、とはいえ毎週時間を決めて行えばそんなに負担でもなかった。

内容としては論文や本を読んで、まとめて、発表してという形式。講義形式のものもあるが、意見を交わしたりディスカッションが肝になっており、そこからどう学びを得るかが大切である。

個人的にコツは、とにかく意見を聞く・引き出すこと。留学生が多いからこそ、なんとなく日本人の意見を尊重してしまう空気がうちにはあったので、話しすぎないことが大切かもしれない。

留学生の方がもしお読みなら、もっとバシバシ話していただいて構わないんですよ!と伝えたい!

 

2.バイト

学部まで続けていた塾講師をやめ、お寿司屋屋さんで働いた。これはお寿司が好きということと、飲食をやってみたいということ、なにか日本文化として引き出しになればという考えからである。

日本語教師として働くことも考えたが、卒業したらやることを今のうちからやっても仕方ない。なんか関係ないことをしたほうが人間としての引き出しが増えて面白いんじゃないかと思ってやめた。

また、朝の時間を無駄にしたくないので、バイトは朝いれ、昼まで働いて、その後大学に行ってなんやかんやしていた。週に2,3日。

あとは、大学のTAをしていた。あわせた月の収入は10万ちょいとか。

 

3.日本語教育に関わる自主活動

ボランティアとして地域の小学生に。週に1回とかだと思う。

給与をもらって地域の生活者に。これは毎週1回。

オンライン教師をちょこっと。

2年生からはオンラインサロンのようなもので全国の日本語教師たちと勉強会みたいなことをしていた。ぶっちゃけ実践的なことはここで学んだ節がある。大学院では理論とか自分の知識を増やしていたので、みなさんも大学以外の勉強の場を探されるといいと思う。院生って世界狭くなりがちだからね。

 

4.空き時間

1年は論文を読むか、カラオケに行くか、酒を飲むという感じ。

2年はコロナで遊べなくなった代わりに、修論を書くというのが加わり、あとは暇つぶしで色々やった。ファイナンシャルプランナーや簿記の勉強。FXに手を出す。You Tubeに動画を投稿してみる。学習者にすすめられたアニメを見る。ビジネス書を読む。ウェブサイトを作る。プログラミングを勉強する。ランニングを始めるなど。このブログもその一つである。どれも面白かった。卒業までの残りは、サッカー、ダンスなどに挑戦したい。

教師の魅力は引き出しの多さであると考えている。みなさんも日本語についての勉強以外にも力を注がれるとよいのではないかと、個人的には考える。

 

まあ、振り返るとなんだか色々あったが、もっとなにか出来たような気もする。ただ言えることは、コロナによって生活様式が変わったことで、1年と2年で違う生活リズムを作れたことは、いい経験になった。オンラインでの活動はとても勉強になり、今後活かせると思う。残った時間を無駄にせずがんばります!

 

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