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【2021年最新版】4大SNSを5分で徹底解説!

最近ではSNSのユーザー数に比例して、SNS広告の存在感が増してきました。

SNS広告はGoogle広告やYahoo広告と違い、検索結果に応じて出稿される広告ではなく、ターゲットしたユーザーのタイムライン上に表示される広告がメインとなります。

では、SNS広告にはどのような特徴があるのでしょうか?今回はFacebook、Twitter、LINEの3つを例に、SNS広告の特徴について紹介していきます。

SNS広告の特徴

SNS広告とは、FacebookやTwitterなどのSNSに掲載される広告を指します。

SNS広告はGoogle広告やYahoo広告と違い、検索結果に応じて出稿される広告ではなく、ターゲットしたユーザーのタイムライン上に表示される広告がメインとなります。

そのため検索連動型広告などに比べて、商品への購買につながるなどといった直接的な行動には繋がりにくいです。

しかし、ユーザーのタイムライン上に表示される広告がメインとなるので、普段何気なくSNSを眺めているユーザーに対してアプローチすることができ、商品認知を高めたりするのに適している広告だといえます。悩みを抱えて解決方法を探しているユーザーというよりかは、普段SNSを利用している潜在層にアプローチするのに適しています。

広告はなにかとユーザーに忌避されがちですが、SNS広告はタイムライン上に表示されるという特徴があるので、ユーザーに受け入れられやすく、面白い広告などはユーザーが広告を拡散し「バズる」ことで想定以上の広告効果を生み出すこともあります。

主要SNS広告の特徴


SNS広告の特徴を紹介しましたが、プラットフォームごとにユーザー層や利用形態、掲載できる広告の種類などが異なります。掲載するプラットフォームによって、広告の効果は天と地のほどの差がでてしまうこともあり、掲載するプラットフォームは十分に吟味してから決めるようにしましょう。

ここでは日本で特に利用者が多いFacebook、Twitter、LINEの特徴と広告の種類を紹介していきます。

Facebook


・SNSの概要
Facebookは月間アクティブユーザー25億人、そのうち日本では 2,600万人以上が利用しています。

また実名制のSNSという特徴があり、ユーザーの性別、年齢、住所、職業、婚姻関係の有無などをプロフィールに設定することができます。

Facebookは単体だけでなく、MessengerやInstagramなどとも連携しており、他のSNSと連携している点も大きな特徴の一つです。


・ユーザーの特徴
ユーザーは20代~50代までが特に多く、若年層の利用は比較的少なめです。

実名制を原則としていることもあり、SNSだけの繋がりというよりかは、実際の交友関係に根ざしたSNSになるのでビジネス用途に使うユーザーが多く、ビジネスのプラットフォームとしての側面もあります。


・広告の概要
Facebookに掲載できる広告には、
画像広告
動画広告
ストーリーズ広告
カルーセル広告
スライドショー広告
などがあり、それぞれ費用を設定し、運用することが可能です。

Facebookは実名制に加え、ユーザーの性別、年齢、住所、職業、婚姻関係の有無などをプロフィールに設定することができるので、詳細なターゲティングが可能となっています。

Facebook広告はタイムライン上だけでなく、MessengerやInstagram、提携しているアプリやサイトにも広告を掲載することができるので、多くの媒体に掲載することができます。

Facebook広告の費用はインプレッション・クリック数ごとに課金されるのが一般的です。そのほかにはアプリのダウンロード数や動画の再生時間に応じて課金される形式もあり、予算の設定の自由度が高いのもFacebook広告の特徴の一つです。

Twitter


SNSの概要
Twitterは全世界で1億8700万人のユーザー数を誇り、日本でも4500万人以上が利用しています。このユーザー数は国内ではLINEに次ぐ数となっており、Twitterは日本で2番目に多く利用されているSNSとなっています。

Twitterは特定の趣味や嗜好による緩いつながりを持つ匿名性の高いSNSとなっており、投稿が拡散した際の波及力は他のSNSとは比べ物にならない規模になっています。

その分情報の流動性が高く、SNSに投稿したとしてもタイムライン上に埋まってしまうことも珍しくありません。

ユーザーの特徴
ユーザーは特に10代~30代に多く、若年層が利用することが多いSNSとなっています。実名を出すことも少なく、趣味や嗜好による緩いつながりが特徴的です。

実名制でないので1人が複数アカウント持つことが可能で、趣味によってアカウントを使い分けることも多いです。

広告の概要
Twitter広告は検索のキーワードやフォローしている傾向などによってターゲティングすることが可能となっています。Facebookに比べてターゲティングの精度は甘いですが、拡散力は比べ物にならないので、潜在層にリーチしたり、商品認知を高めたりするのに最適のSNSといえます。

Twitter広告には、
プロモツイートプロモアカウント
プロモトレンド
ファーストビュー広告
があり、広告の種類によって費用や費用が発生するタイミングが異なります。

また、Twitter広告として掲載されたツイートがリツイートなどによって2次的に拡散された場合には費用が発生しないので、広告費用以上の効果が出ることもあります。

LINE


SNSの概要
日本でのLINEのユーザー数は8600万人となっており、国内最大のSNSプラットフォームです。

SNSとしてだけではなく最近では社会インフラとしての機能も有しており、電話などと同じくらいの社会に根差したプラットフォームとなっています。

他のSNSと違い、拡散性はあまりありませんが、コミュニケーションツールとして用いられることが多いのでアクティブ率が非常に高いのが特徴の一つです。

ユーザーの特徴
LINEは幅広い年齢層で利用されており、他のSNSを使わない人もLINEだけはやっている人も多いです。

実際の人間関係によって繋がっていることが多く、メッセージツールとして用いるのが大多数の利用方法となっています。

広告の概要
LINEでは、
・LINE NEWS
・LINEアプリのタイムライン
・LINEマンガ
・LINE BLOG
・LINEポイント
Smart Channel(LINEアプリのトークリスト上部)
など、様々な場所に広告を配置することができます。LINEはSNSだけでなく、LINEを起点に様々なサービスを提供しているので、広告を掲載できる場所が非常に多いのが特徴です。

また、LINEは幅広い年齢層で利用されており、他のSNSを使わない人もLINEだけはやっている人も多いので、他のSNSでは訴求することが難しいユーザーにもアプローチが可能となっています。

拡散性は低いので広告効果を最大限高めたいなどのニーズは満たせませんが、狙ったユーザーに確実に広告を届けることができるので、堅実な運用をしたい方に適したSNSとなっています。

Instagram


SNSの概要
Instagramは国内ユーザ数が3,300万人となっており、国内においては親会社のFacebookのユーザー数を上回っています。

Instagramは画像や動画などをメインに扱うSNSで、文字的な情報よりも視覚的な情報が好まれる傾向にあります。

シェア機能がないため拡散性は弱いですが、幅広い世代に情報収集ツールとして使われており、24時間限定でしか閲覧できないInstagramストーリーズ機能があることも特徴です。

ユーザーの特徴
Instagramは若年層を中心に利用されており、特に女性の利用者が多いです。

しかし最近では幅広い年齢層に広がりを見せ、急速にユーザー数を伸ばしています。

流行に敏感なユーザーが多く、画像の投稿がメインのプラットフォームなこともあり、ファッションや旅行、食事といった写真映えする投稿が多く見られます。

広告の概要
Instagramに掲載できる広告には、
画像広告
動画広告
ストーリーズ広告
などがあり、Facebookとほぼ同様の形式で広告を掲載でき、FacebookとInstagramの広告は同じ管理画面でキャンペーン設定を行うことができます。

Instagramでは、タイムラインとストーリーズの2か所に広告を掲載することができ、Facebookと同様にターゲティングを行うことも可能です。

Instagramでは、流行に敏感なユーザーが多く、ファッションや旅行、食事といった写真映えする広告がユーザーに受け入れられやすい傾向にあります。視覚中心のSNSということもあり、写真映えするような視覚的な訴求効果の高い商材がおすすめです。


終わりに

日本で特に利用者が多いFacebook、Twitter、LINEの概要と広告の特徴について紹介しました。

広告を掲載できるSNSはほかにもたくさんあり、その特徴もそれぞれ異なります。

掲載したい広告の種類、ターゲットなどによってSNSを十分に吟味し、選択することをお勧めします。