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「Twitter広告事例」提案から実績まで!媒体選定理由とそのポイントとは?


はじめに

みなさまは、日常的に目にしているSNSメディアはありますでしょうか? コロナウイルスの流行で「おうち時間」が増え、友人との会話や接点、
最新情報の収集源が、SNSに変化した方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

その中でも、「Twitter」は日本の月間アクティブユーザー数が4,500万人を超えコロナウイルス流行後、利用者・利用時間が増加している傾向が見られています。

今回は実際の事例を基にクライアント様からのご相談事項と、それに対してTwitter広告でどのように施策を実施したのか解説していきたいと思います。


1.媒体の選定前に「目的」を考える

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どのような案件でもまず初めに「与件」(課題の共有)があると思います。今回ご紹介する事例では
「新商品発売に伴うデジタルプロモーションを実施したい」
というご相談から始まりました。

まだ世に出ていない新商品をデジタル施策を活用して売り出す際に、媒体を選定していく過程で以下の4つの目的が達成できるか?を重視しています。

・商品、商材名を「認知」してもらうこと
・商品、商材の特徴を「理解」してもらうこと
・購入、利用の「検討」をしてもらうこと
「購入・利用拡大」に向けて、継続的に発信すること

次の章で4点を深掘りしつつ、Twitter広告を選定した理由を解説していきます。

2.媒体選定 ーTwitter広告を選ぶ理由とメリットー

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1章で列挙した4点を基に、媒体の選定をしていきます。
商品名を「認知」してもらうために…
リーチできるユーザー数が多いこと、話題性がある媒体であることが重要です。また、商品・商材のローンチ前にティザー広告を発信することで、ローンチのタイミングを盛り上げる山を作ることも可能になります。

商品の特徴を「理解」してもらうために…
商品・商材名を知ってもらったら、もっと興味を持って理解してもらうために機能訴求に加え、認知者に対してアクションを促す参加型の施策が有効になります。

購入・利用の検討をしてもらうために…
「理解してもらう」で終わってしまっては本末転倒。そこから最大の目的である購入に向けて、しっかりとユーザーの背中を一押しすることが重要です。購入につながらなければ、利益にも繋がらず意味がありません!

「購入・利用拡大」に向けて継続的に発信すること
どの案件でも購入・利用で止まるのではなく、リピーターを獲得することが重要です。そして、競合商品・サービスへのスイッチもしっかり防いでいかなければなりません。

上記を踏まえて媒体を選定すると、4つのフェーズで様々な媒体候補が上がります。勿論、この事例でも1媒体だけでなく、複数のデジタル媒体やマス広告、販促施策を実施しています。

なかでも「Twitter広告」に注力していました。Twitterには様々なメリットがあります。これは、プロモーションを実施する上で非常に重要になります。

・コロナに伴い、Twitterで情報収集するアクティブユーザーが増えたこと
・公式含め、ユーザー同士の会話が生まれ話題化できる場所であること
・キャンペーンの実施に対しいいね、RT等の反応を促しやすいこと
・獲得フォロワーに対して、継続的な発信ができること

会話から話題を生み出せるTwitterは、新商品のプロモーションにぴったりです。会話やユーザのリアルな声が見られるため、意見を取り入れ易くLTVの向上に繋がります。

また、いいね・RT数などのエンゲージメント数から、施策の有効性が数値として分かりやすく現れるため、PDCAを回した配信が可能になります。
そして、オンラインサロンの様に獲得したフォロワーに対して継続的に、
オーガニックツイートでも発信が可能になるため、継続的な情報発信ができます。このようなメリットが、今回の施策にぴったりと当てはまり、実施の理由となりました。

3.Twitter広告の実施内容

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2章を踏まえ、Twitter広告で大きく2つの施策を実施しました。

①フォロワー獲得のためにプロモアカウントの実施
こちらはTwitter広告の目的「フォロワー数」を活用し、CPF課金で実施しました。※Twitter広告の目的は大きく8項目あり、施策に合わせて選択可能です。

新商品用のTwitterアカウントを開設していましたが、勿論フォロワー数は0でした。そのため、タイムラインやおすすめユーザー、検索結果といったさまざまな場所に、アカウントのフォローを促す広告が表示される広告を実施しました。フォロワー獲得につき、コストが発生するCPF課金のため、無駄なく配信ができます。配信は新商品ローンチから2週間実施しました。

結果として2週間でアカウント全体のフォロワー数は5万人を超え、そのうちの7割を広告経由で獲得することに成功しました!

フォロワーの獲得は、今後の継続的な発信ができ、広告施策をしなくても情報発信しそれをキャッチアップしてもらうことができます。
そしてリピーター獲得の第一歩ともなります。
Twitterは会話が生まれる場所であるからこそ、フォロワーの獲得が重要になります。Twitterは会話が生まれる場所であるからこそ、フォロワーの獲得が重要になります。


➁キャンペーン告知のためのプロモツイートを実施
こちらはTwitter広告の目的「エンゲージメント数」を活用し、CPE課金で実施しました。ツイートへのエンゲージメント(RTやいいねなど)を増やし、話題化や拡散にとても有効な配信になっています。

「フォロー & ツイートのRTを実施したら、抽選で○○プレゼント!」
というキャンペーンを実施し、そのプロモーションツイートを広告として配信しました。また、キャンペーン期間は毎日違うプロモーションツイートを発信し、継続してRTをすることで当選確率がUPするという付加価値をつけました。

結果として、応募総数は25万件を上回り、重複率は約70%と多くのユーザーに継続的なエンゲージメントを促すことに成功しました!

キャンペーンの実施により、商品理解から、ユーザー自身のアクションに繋げ、継続的な発信によって、購入検討にもつながる施策となりました。また、キャンペーンツイートへのリプライや、ユーザーのつぶやきによって、
話題化することもでき、Twitter広告のメリットを最大限活用することができました。

おわりに

Twitter広告の選定理由と事例はいかがでしたでしょうか?今回はTwitter広告が初めてのクライアント様でも実施しやすく、参考にしやすい事例をご紹介させていただきました。
Twitter広告には、まだたくさんの目的を選定した配信方法があり、
ターゲティングやクリエイティブフォーマット、スポンサーシップなどを活用した面白い配信が可能なところが魅力です。

ぜひ、Twitter広告含め媒体選定にお困りの際や、限られた予算でデジタルプロモーション始めたいけど何がいいのか迷っている、などご不明点ございましたらぜひご相談ください!
クライアント様の課題感や目的に合った媒体選定、プロモーションをご提案させていただきます。

記事の著者
内藤舞
大学卒業後、2019年に新卒でDASL入社し、デジタルプロモーションの
コンサル兼オペレーターとして従事。大手お菓子メーカーや大手玩具メーカーのブランディング案件をはじめ、通信・金融業界の獲得系案件を担当。