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Facebook広告とは?まず知っておくべき基本を解説

こんにちは、マーケティンググループの平井です。

みなさんはSNSを普段どのくらい利用していますでしょうか。大小様々なサービスが存在しますが、GAFAの一角であるFacebookを思い浮かべる人も多いと思います。

この記事では、日本でも登録者数が多く、SNS広告を実施するなら外せないFacebook及びInstagramの解説をします。


①Facebook / Instagramとは

・Facebookの概要

LinkedInアイキャッチ

Facebookは全世界で28億5000万人(2021年3月時点)、国内で2600万人(2019年7月時点)が利用する世界最大級のSNSです。実名制を基本としており、つながりはリアルな交友関係が特徴です。

ボリューム層は20代~40代の男女ですが、学生を中心に若者のFacebook離れが進んでおり、「Facebookおじさん・おばさん」という言葉が生まれました。


・Instagramの概要

LinkedInアイキャッチ (1)

Facebook社が運営しており、全世界で12億2100万人(2021年1月時点)、国内で3300万人(2019年3月時点)が利用しています。画像や動画といったコンテンツを視覚的に楽しむことが目的のSNSで、おしゃれなレストランや旅行の思い出など、華やかなコンテンツが多く投稿されています。こうした特徴から、「インスタ映え」や「インスタグラマー」という言葉が流行しました。

メインのユーザー層は10代~20代の男女で、Facebook離れが進んでいる若年層を取り込めています。


②Facebook広告(Instagram広告)とは

Facebook広告は、FacebookとInstagramの両方に広告を掲載することができ、共通の広告管理画面から配信することができます。共通の広告フォーマット、ターゲット、予算などを利用できるため、2つの媒体のパフォーマンスを見ながら一貫して運用することができます。

1.キャンペーンの種類と課金方法(2021/5/14時点)
配信の設定をするときに、広告の目的を選択する必要があります。キャンペーンの目的に合わせて選ぶといいでしょう。また、選択した目的によって課金方式や選択可能な配置、広告フォーマットが変わりますので注意してください。

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2.配信面(2021/5/14時点)
主な配信面は下記の通りです。どの配信面に出すかは「配置」で設定できます。FacebookとInstagramを両方利用しているユーザーも多いため、Facebook社では配置が自動で調整される「自動配置」が推奨されています。選択する配置を多くすることで、媒体横断で最適化がかかるため、成果の最大化が期待できます。

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3.広告フォーマットの種類(2021/5/14時点)
Facebook広告は、購買フェーズや配信面ごとに最適な広告フォーマットが多く用意されており、画像や動画など多彩な広告でアプローチすることができます。選択した配置によって配信できる広告フォーマットが異なりますので注意しましょう。

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4.ターゲティング方法(2021/5/14時点)
Facebookは実名制を基本としており、リアルな自分の情報を登録していることから、これらの情報を使って精度の高いターゲティングができます。

・コアオーディエンス
Facebook上に登録されている情報や行動履歴をもとに、ユーザー属性をターゲティングする方法になります。年齢・性別・学歴・職場・場所といった詳細な情報を使い細かくターゲティング可能です。

・カスタムオーディエンス
カスタムオーディエンスは、自社の顧客データやサイトにアクセスしたことのあるユーザーをFacebookのユーザーデータとマッチングさせて広告配信することができる方法です。
自社の顧客データを活用するため、優良顧客に対して精度の高い広告配信が可能になります。

・類似オーディンス
自社顧客に類似したユーザーをFacebookがピックアップして配信する方法です。カスタムオーディエンスなどのソースから類似オーディエンスを作成することができ、類似度の高い層1%~10%の間でオーディエンスサイズを指定できます。

例えば、既存顧客の類似、Facebookページでアクションを起こした人の類似、ウェブサイト訪問者の類似といったものが作成できます。


③Facebook広告のメリット

ここまでFacebook広告の基本を解説してきましたが、まとめるとFacebook広告のメリットとして下記3つが挙げられます。

1.精度の高いターゲティング
他の広告媒体やSNSと大きく違う点は、実名制を基本としていることで精度の高いターゲティングが可能なことです。年齢や性別もユーザーの行動から推測するものではなく、ユーザーが自分で入力した情報に基づいています。

2.認知から購買まで、様々な目的に対応
スキマ時間に見られることの多いSNSですが、一日に何度も細かく見るユーザーに対して、購買過程のあらゆるフェーズで最適な広告をアプローチできます。一つの媒体でブランディングしながら購買まで繋げることができるのは嬉しいポイントです。

3.正確なトラッキング
Facebookはログインすることで利用可能なサービスのため、ユーザーIDをもとにしたトラッキングが可能になります。cookieのようにブラウザごとの計測ではなく、デバイスをまたいだ配信でも、人をベースにしたトラッキングが可能になるため、最適なフリークエンシーでアプローチしたり、より正確な行動を捉えることができます。

④まとめ

いかがだったでしょうか。
今回はFacebook広告の基本について解説しました。機能がとても多く便利な反面、できることをすべて網羅するのも大変だと思います。Facebookを始める際に、まずはどんなことができるのか知るために、この記事が役に立てば幸いです。

慣れていないと機能を理解するだけでも大変です。初めて実施する場合は、経験豊富な広告代理店にお任せすることも検討しましょう。

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