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復職日記その11 復職して1年4か月がたった

私は在宅勤務でいわゆるエンジニアという職種についているが、今現在、仕事が暇である。
どのくらい暇かというと、1日中ゲーム実況見てる、なんならベッドで寝てもいいくらい暇である。

なぜ暇なのかとというと、今はプロジェクトが始まるまでの間に位置しているからである。

私の職場ではプロジェクト単位で業務が動く。
プロジェクトが開始されれば、メンバーがアサインされて、プロジェクトが終了すればメンバーも解散する。
つまり、プロジェクトごとに同じ会社の社員でも、毎回初対面の人たちと仕事することが多い。

そのプロジェクトとプロジェクトの間の期間、つまり仕事にアサインされていない状況が今で、まさしく何も仕事がなく暇なのである。

表向きには、その期間はトレーニング期間として自習をするのだが、極めてやる気がない私が自習なぞするわけでもなく、日がなゲーム配信を流しながらネットサーフィンをするのであった。

今の職場・職種は最適解なのか

この暇な期間がもうすぐ1週間たつ。
いざプロジェクトが開始されれば、また忙しい日々が始まるので、この暇な期間も全く罪悪感などなく過ごせる。
のだが、それでも他の職種ではこんなこと(在宅かつ暇)あまりないだろうなあと、今の職は自分にあっていて、選択は間違っていなかったと再認識する。

自分は中卒なのであまり当てにならないが、給料的にも年収偏差値というところで計測したら69越えということなので、平均以上はもらえているのだろう。

だが、一度鬱になっていて、同じ職場に復帰してもなお、ここはいい職場というか自分にはこの職種が合っているという判断が若干何かにバイアスをかけられているというか、洗脳されていないか不安にもなる。

結局はないものねだり


ただ、世の中には数えきれないくらい職があり、他にもっと自分に合っている職があるのではないかという考えもたまによぎる。

結局はないものねだりなのだろう。

引きこもり体質で人とコミュニケーションを積極的にとるほうではない、黙々と何かを構築するのが好き。
というところから在宅勤務でエンジニアという職は自分に合っていると一応結論づけてはいる。

常に未知の仕事はストレスが溜まる

じゃあ、いうことないというか、現状不満ないやん、となるのだがそうでもない。
私の仕事は基本、毎日違う内容の業務を行う仕事だ。
ワークフローが決まっていて、決められた作業をこなす、というものではない。
つまり、毎日できるかどうか未確定なのだ。
その仕事を私がこなせるかどうかが未確定。
これは結構ストレスというか精神的に重荷になる。

しかも時がたつにつれ、昇進し、責任も重くなり、仕事の難易度もどんどん上がっていく。

そういった条件で常に毎日未確定な業務をやっていく。

昔はエンジニアという職種が楽すぎて何でこんなにお金がもらえるのか不思議だった。

今思えばまったく責任がなかったからそう思うのだと思う。

今は次降ってくる仕事が自分にこなせるか毎日正直不安だ。

この精神的なプレッシャーの分、給料が払われていると今は考えている。

別にできなくてもいいじゃん所詮会社員だし

結論はこうなのだ。
その謎のプレッシャーを抱える必要はなくて、所詮いい意味でも悪い意味でも私は会社ないし社会の歯車の一部でしかなくて、自分がある日いなくなってもなんら別に影響はなく、地球は回るのである。

そう思うと少しは気が楽になる。

昔は責任感が自分の良いところの一つだと思っていた。
今は責任感が自分の足枷となっている。

この責任感という呪縛から抜けられたとき、もう一段人生を楽に過ごせるレベルにいける気がする。

そう思うと、既に自分は一度鬱によりドロップアウトないし身を滅ぼした経緯があるゆえ、もう責任感からは逃れていいのではないかと考える。

全部の仕事を伸び伸び緊張せずにこなせるようになったらどれだけいいだろう。
きっとそれは自分の経験や実績とは何ら関係がない。
そうであれば、昔の自分より今の方が緊張しないはずだが、そんな傾向はまったくない。
技術を学んでも学んでも、まだ足りないという感覚は昔から尽きない。

そう考えるとやはり責任感を超越する必要がある。
思うに、人それぞれによって責任感を許容できるレベルが決まっていて、人と同じように責任感を保持しようとすると壊れてしまう。

自分には自分の許容量に応じて責任感は保持しましょうというお話。
そして自分はどんどんその許容量を下げていく方向で最近思考がまとまっています。

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