なかまにゲット 2
たっくんの家を出た私の顔面は半分涙と半分岩のような形で構成されていた。そして私は家へと戻った。
たっくんの家と私の家は同じ町内で、ちょうど東の端と西の端に家があった。公園はその丁度中間地点にあり、一緒に遊ぶ時の集合場所はいつもそこだった。
私は家に帰るなり1時間くらい泣きながら体育座りでうずくまっていた。その後泣くのにも飽きて、たっくんの事を考え始めた。もはやモンスターボールの事は2の次で、たっくんを見返したい気持ちで溢れていた。でも見返すにはどうすればいいかを悩んだ結果やは