離れないで置いてかないで。

人は出会い別れる。
永遠に一緒なんてないと思う。
幼い頃、「ずっと親友でいようね」って約束したあの子は今どこで何をしてるのか分からない。
それどころか名前も忘れてしまった。
小さい頃の記憶だけどたまに思い出して悲しくなる。
家族だって友達だって恋人だってそう。
いつかは別れる。
別れの理由は様々。環境の変化、心の変化、裏切り、自然消滅、死。
出会った人との別れが怖いから、環境の変化が受け入れられない。いずれ来る別れに怯えている。
新しい環境で新たな出会いがあってもいつまでも繰り返すだろうし、
別れるくらいなら今この時間が永遠に止まってくれればいいのにって思う。
出会う人出会う人に私は依存している。
勝手な気持ちで相手を振り回したくないから、表に現さないけど精神的には依存している。
依存してる時は安心感より、いつか私から離れてしまうんでないかという不安の気持ちの方が大きい。
それは自分の精神的にもきつい事だった。
だから人と深く関わるのが怖くなったのかもしれない。
出会いと別れの残酷さ儚さに気付いた頃には強制的に人との関わりをシャットアウトしていた。
本当は人に興味があるけどあえて関わりを薄めていた。
自分が傷つくのが怖いから。
優しい言葉をかけてくれる人がいても結局は1人なんだと割り切って依存しないようにしている。
そのせいで寂しい思いをする事もさせる事もあるけど、私は弱いから人との関わりから逃げます。
独立するためにもそういう時期は大事なのかなと今は自分を正当化する事しか出来ません。