ついついお茶を飲む〜岐阜〜
最近になって、noteがスマホからも出来ることを知りました。
MACユーザーのくせにiPhoneにしないため(画面割れるの怖い)毎回写真の移動に大苦労していたので、有難い。
しかもアプリもあったなんて、、、
昨年の夏に岐阜に行きました。
岐阜市内から下呂、白川郷と大移動。岐阜市内から下呂までが遠かった。
長良川の鵜飼いを見た後に移動したので暗闇の山の中を車で走ることに…。
怖すぎるので、もうしません!
まず、最初に行ったのは鵜飼いミュージアム。
古い感じの資料館的なのを想像していたのですが、建物が綺麗!プロジェクションマッピングが素敵!
鵜匠(鵜飼いを職業とする人)が国家公務員であるという衝撃の事実を知り、ミュージアムの回りの鵜匠の、家があるといので、歩いて見に行くことに。
庭先に小屋があって、覗くと沢山の鵜が!
鶏以外の鳥が庭で飼われているのって不思議な光景ですね。(個人のお宅だったので、写真は撮りませんでした)
そうこうしているうちに、鵜飼い見学の船の乗船時間に近づいたので、集合場所に移動。
途中で、お弁当を頼んでいたので受け取り、鵜飼い見学の遊覧船に乗船。
まだ、外は明るい。
上流に移動していく船内で、お弁当を食べます。
水上に出ると、陸の暑さが和らいで、川風も涼しくて気持ちいい。
船はある程度登ったところで中洲で一旦止まって、小休憩。
夜が深まり、鵜飼いが始まるのを待つ時間になります。
日暮れをただ待つだけの時間。
絶え間なく流れる長良川と水色からオレンジに、そして群青、漆黒と変わっていく空。
何もせず、自然の時間に合わせて待つというのは、すごい贅沢なことかもなー。
日が完全に沈んで、辺りが暗闇に覆われるといよいよ鵜飼いが始まります。
川上から鵜を引き連れた鵜匠の船が下ってくる。
燃え盛る篝火と、潜水を繰り返す鵜。
鵜匠はホイホイと声を出しながら鵜の首に結んだ紐が絡まないように、操り、鮎を捕った鵜がいればすぐに船に引っ張りあげます。
私は鵜飼いを見ながらまるで死後の世界をみているような気持ちになりました。
言葉では言い尽くせない吸い込まれるような美しさと儚さ。鵜と鮎の動物同士の生死のやり取りが川を挟んだ船の上で行われている不思議さ。
「おもしろうてやがて悲しき鵜舟哉」という芭蕉の句にも思わず納得しました。
最後は篝火を川に沈めて終了。
鵜飼いの時には、漁に支障がないように周りのホテルは照明を消したり、看板の明かりを消す等の優しさも知りました。
昔から今へと伝えたかった思いのようなものを鵜飼いから感じました。
余談
↓鵜飼いの乗船前に待合室で飲んだ揖斐茶(いびちゃ)
調べると、美濃茶の中の、美濃いび茶とういう種類のブランド茶らしい。
揖斐というのは揖斐川という岐阜西部にある川の名前。揖斐川沿いの開けた地域で生産されていて、味と香りに優れているのが特徴なのが揖斐茶(美濃いび茶)。この地域ではかぶせや玉露の生産も行われているとか。
この時飲んだお茶も抹茶のような濃厚な味わいのお茶でした。
地茶という響きが素敵。
続きます。
参考資料
・鵜飼いミュージアム
・鵜飼い
・鵜飼いの時のお弁当(他にも3箇所ぐらいお店がある)
・揖斐茶(地茶)
・芭蕉の句
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