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【遊戯王】デブリシャドール【デッキ紹介】


お久しぶりです
北の大地よりクラークです

オリンピックも終わりましたね。
私運動部でしたので見てて興奮してました。
それにしても連日アホほど暑いのはなぜに…

さて、毎月更新を宣言しましたので
今月もやっていきましょう。

今月は「デブリシャドール」というデッキの紹介です。前回は所謂コンボデッキの「黒薔薇サンドバッグ」を紹介させて頂きました。
そちらの記事も是非ご覧になってください。


この度紹介する「デブリシャドール」ですが
コンボデッキではなく、相性を優先したカジュアルデッキですね。

①前置き
②メインカードの紹介と動き
③その他採用カード紹介
④最後に


①前置き

デブリドラゴンが使いたい!!!

はい、ということで組みました。
まずはデッキ全体を紹介。



リバース&融合テーマである「シャドール」と、墓地からつり上げ効果のある「デブリ・ドラゴン」を組み合わせて、「エルシャドール・ウェンディゴ」や「ドロドロゴン」に繋げ、10シンクロを作れるようなデッキになっています。

対応力が高く制圧効果もあるシャドールには「エルシャドール・ネフィリム」という効果で戦闘に絶対勝つみたいなカードがありますが、効果を受けないモンスターには素の打点(2800)で勝つしかなく、また強制効果の為効果を無効にされた場合バトルに勝てなくなってしまいます。
「RR-アルティメット・ファルコン」のような高攻撃力で効果も受けないモンスターには全く歯が立ちません。
最低でも、3000以上は打点として確保したいですが「シャドール」デッキではその攻撃力が不足しています。
それらを解消させる目的で、10シンクロである「トライデント・ドラギオン」や「天穹覇龍ドラゴアセンション」を採用してみました。


②メインカードの紹介と動き

シャドールデッキにデブリを突っ込んだデッキとなってますので、シャドールを組んだことのある方ならある程度何をしたいのかはデッキを見るだけで分かることでしょう。

さて、紹介していきますね。

「デブリ・ドラゴン」

風属性 ドラゴン族 ☆4 チューナー 1000/2000
このカードはドラゴン族シンクロにしか使用出来ず、他のモンスターは全てレベル4以外でなければならない。という制約があります。
召喚時に墓地から攻撃力500以下のモンスターを対象に特殊召喚できます。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化されます。
このデッキを組むきっかけのカードですね。
メインデッキからは「増殖するG」「カプシェル」「クリスタル・ローズ」が、EXデッキからは「エルシャドール・ウェンディゴ」「ドロドロゴン」を対象に使えます。
前者で「ドロドロゴン」のシンクロを狙い、②の効果で融合を行うことで選択肢を広げたり、墓地に準備しておき、後続の「デブリ・ドラゴン」からレベル10シンクロへ繋げます。

「影依融合(シャドール・フュージョン)」

通常魔法
手札・場から「シャドール」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから特殊召喚します。
相手の場にEXデッキから特殊召喚されたモンスターがいれば、自分のデッキのモンスターも融合素材として墓地へ送れます。
シャドールデッキの最たる強み、「デッキ融合」ですね。 
このカード+手札からモンスター2体を使ってしまうと、手札3枚消費でモンスター1体と単純にはアド損です。
ですがデッキから素材を送ることで手札1枚で融合が出来ますね。(これが本当に強い)
「シャドール」融合モンスターは「シャドール」+〇属性のモンスターとなっており、各種属性へ対応したモンスターを墓地へ送る手段にもなります。
デッキから闇属性モンスターを墓地へ送るという「終末の騎士」やデッキのモンスターを墓地へ送る「おろかな埋葬」が制限カードになる程、現代遊戯王は墓地が第2の手札として使えるので、好きな属性のモンスターを送れるということがどれだけ強いかわかりますね。
また、「シャドール」モンスターは共通効果として墓地へ送られた場合に効果を発動できます。
融合素材や破壊、コストを除く捨てる効果から誘発して効果を発動させることができます。
つまり、「デッキから融合素材とする事で連鎖的に墓地効果を多用できる」という事ですね。
いったい1枚から何枚のカードが動けるのでしょう。

「エルシャドール・ネフィリム」

融合 光属性 天使族 ☆8 2800/2500
「シャドール」モンスター+光属性
「シャドール」融合モンスターの代表ですね。
元禁止カードのエースです。
特殊召喚時にデッキから「シャドール」カードを墓地へ送れます
特殊召喚された相手モンスターと戦闘するダメージステップ開始時に発動する。そのモンスターを破壊する。
墓地へ送られた場合に、墓地の「シャドール」魔法・罠を1枚手札に加えることが出来ます。
①の効果は融合召喚時にではなく、特殊召喚した場合に発動する効果の為、各種蘇生効果でも効果が発動できます。
②の戦闘時の効果は強制で発動します。効果を無効にするカードで止まってしまうことと、通常召喚したモンスターとは打点でバトルする事をお忘れなく。
③の効果で「影依融合」や「神と写し身の接触」などを回収する事で他の融合に繋げることも出来ますね。①の効果で落としたカードを加えることも出来るため、間接的にサーチも可能です。
「影光の聖選士」を落として回収する事で、蘇生→回収の動きでほぼ毎ターンデッキから落とす効果を使えます。
このデッキの大事な潤滑油です。

「エルシャドール・ミドラーシュ」

「シャドール」モンスター+闇属性
融合 闇属性 魔法使い族 ☆5 2200/800
相手の効果で破壊されず、お互いに特殊召喚が1ターンに1度しか行えなくなります。
墓地へ送られた場合に、墓地の「シャドール」魔法・罠を1枚手札に加えることが出来ます。
有名で強力な制圧力のあるカードですね。
自分も特殊召喚が1回しか行えなくなるため、展開の順番を考えましょう。
相手の効果で破壊されず打点は2200と高めなので、倒されずらく先攻ならなんとしても出したいとこですね。
闇属性を必要としますが、「シャドール」モンスターの大半は闇属性の為、融合素材に困ることはほとんど無いでしょう。
このカードを守れるかどうかで勝利へ導けるか掛かっていると言っても過言ではありません。

「エルシャドール・ウェンディゴ」

「シャドール」モンスター+風属性
融合 風属性 サイキック族 ☆6 200/2800
1ターンに1度、自分のモンスター1対を対象に発動でき、そのモンスターは特殊召喚されたモンスターとの戦闘では破壊されない耐性を付与できます。この効果は相手ターンでも使用できます。
墓地へ送られた場合に、墓地の「シャドール」魔法・罠を1枚手札に加えることが出来ます。
戦闘破壊耐性付与の効果を持ちますが、シャドール融合体では比較的使われないですね。
このデッキでは「影霊の翼 ウェンディ」や「デブリ・ドラゴン」を素材に融合します。
攻撃力が低い為「デブリ・ドラゴン」で蘇生が可能で、守備力も2800とそこそこ高く「エルシャドール・ミドラーシュ」に耐性を付与する事が出来れば、相手ターンは安泰です。
戦線を維持するよりもサポート的に使われ、融合の後「シャドール」モンスターなので再度別の融合に使う事もあります。

「トライデント・ドラギオン」

ドラゴン族チューナー+チューナー以外のドラゴン族1体以上
10シンクロ 炎属性 ドラゴン族 3000/2800
シンクロ召喚に成功した時、自分の場のカードを2枚まで破壊し、その数までこのターン攻撃回数を増やします。
召喚条件は重たいので、このデッキでは「デブリ・ドラゴン」+「ドロドロゴン」でのみシンクロできます。
「ドロドロゴン」が攻撃力500の為、「デブリ・ドラゴン」で蘇生し召喚を狙います。
そして打点3000の3回攻撃は大抵の場合オーバーキルを狙えますね。
破壊するカードは「シャドール」カードを優先し、効果で墓地へ送られた際の効果や、「エルシャドール」共通効果の墓地へ送られた際に墓地の「シャドール」魔法・罠を手札に加えるように動くことが出来れば、アドバンテージの損失なく立ち回ることが出来るでしょう。
また、無理に破壊せずとも2回攻撃だけでも6000打点ですので、追加2000は他のシャドールやモンスターで確保するならば充分ですね。

「天穹覇龍ドラゴアセンション」

S召喚時に手札の枚数×800ポイント攻撃力がアップします。
また、場のこのカードが相手により破壊され墓地へ送られた時、このカードのシンクロ素材一組が揃っていれば、効果を無効にして特殊召喚できます。
手札の枚数に大きく依存するわけですが、「エルシャドール・ウェンディゴ」と「デブリ・ドラゴン」でシンクロすることで、「エルシャドール・ウェンディゴ」の墓地へ送られた際の回収効果の後に「天穹覇龍ドラゴアセンション」の攻撃力の参照効果を使うことで1枚は安定して稼げます。
もともとシャドールは「エルシャドール」共通効果
で墓地のカードを手札に加えたり、「シャドール・ヘッジホッグ」でサーチしたりと手札をある程度は温存できます。
そのため手札が召喚するルートがあるならば、手札を維持しながら出せるよう調整してみましょう。
「増殖するG」で大量にドローが出来てしまった時には相手に絶望を叩きつけることも可能です。
また、破壊された時の蘇生効果の後「神と写し身の接触」等で即座に融合を狙う事も可能です。(それだとデブリ・ドラゴンが余りがちですが…)

このデッキの特徴と言えるカードはおおよそこの辺でしょう。
「シャドール」デッキとして王道的な動きがほとんどの為、そこに選択肢として「デブリ・ドラゴン」を絡めた動きが出来ると柔軟に色んなデッキと戦うことができます。
「デブリ・ドラゴン」のサーチ手段もなく、引きすぎても正直困ることもあるため安定して、とは難しいですが、デッキを大量に圧縮しながら攻めて行き、ジワジワと時には一気に相手を追い詰めていきましょう。
動きをまとめてみるとこんな感じです。

そして目指す最終盤面はこちらです。

「I:Pマスカレーナ」を素材とした「双穹の騎士アストラム」と「エルシャドール・ミドラーシュ」の2体を並べ、「デブリ・ドラゴン」から大型2体を並べられる準備が出来ていることが最後に目指したい盤面となります。

③他の採用カード紹介

※注意事項※
(アプカローネ以外の)「エルシャドール」モンスターは墓地からの回収効果は1ターンに何度でも使えます。
「シャドール」メインモンスターの①・②の効果は1ターンにいずれか1度しか発動できません。どちらも効果が使えるわけではなく、名称ターン1もついていますので、デュエル中ややこしくならないようにしましょう。

では改めてメインの「シャドール」モンスターから順に紹介していきましょう。


「影霊の翼 ウェンディ (リーシャドール ウェンディ)」

風属性 サイキック族 ☆3 リバース 1500/1000
①このカードがリバースした場合に発動できる。デッキから「影霊の翼 ウェンディ」以外の「シャドール」モンスター1体を表側守備表示か裏側守備表示で特殊召喚する。
②効果で墓地へ送られた場合に発動でき、デッキから「影霊の翼 ウェンディ」以外の「シャドール」モンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚する。
ストラク新規のカードですね。
「シャドール」モンスターは共通して①リバース効果 ②墓地へ送られた場合効果 があり、このカードはどちらも盤面の数を増やす効果ですね。シャドールは盤面の枚数を増やすことが苦手だった為、素材になりつつ展開をしていけるのは大きな強みとなります。
②の効果は裏側限定ですので、すぐにリンク素材やシンクロ素材にすることが出来ないため気をつけましょう。
ちなみに、融合素材モンスターとして、裏側表示のモンスターを選択することが出来ますので、そちらで上手く使っていきましょう。
このデッキでは「シャドール」モンスターとしても、「風属性」としても利用されます。正直2枚採用でも充分なのですが、属性枚数を増やす目的で3枚にしてます。

「シャドール・リザード」

闇属性 魔法使い族 ☆4 リバース 1800/1000
①リバースした場合、場のモンスター1体を対象に破壊できます。表示形式は問いません。
②墓地へ送られた場合、デッキから自身以外の「シャドール」カードを1枚墓地へ送れます。
リバース時の効果は対象にさえ取れれば強力な効果ですが、②が優秀で毎ターン使うことになる効果のためあまり活躍所がありません。使われずらい効果ですが忘れずに覚えておきましょう。
②の効果が大変強いです。なんたってデッキ内の全ての「シャドール」カードにアクセスできます。
当然3枚フル投入です。
墓地へ送って回収するも良し、モンスター効果を発動するも良し、素材として墓地へ溜めて「影依の偽典」で墓地融合をするのも良し!
やってる事が「エルシャドール・ネフィリム」と同じなら強いに決まってますね笑
「影依融合」で優先的に墓地へ送り、他のカードの効果を発動しつつデッキ圧縮をおこなっていきましょう。
地味に打点が高いことも評価ポイントです。

「シャドール・ドラゴン」

闇属性 魔法使い族 ☆4 リバース 1900/0
①リバースした場合に、相手の場のカード1枚を対象に、そのカードを手札に戻します。
②効果で墓地へ送られた場合に、場のカード1枚を対象に破壊します。
効果はどちらも除去効果で相手の盤面に触りにいけます。打点も1900と高く、04環境では猛威を奮ったでしょう()
基本的に②のバック除去を行う手段として1枚の採用です。あると意外と便利です。
①の効果はあまり使う機会はないですが「シャドール・リザード」同様、覚えておくといいでしょう。

「シャドール・ヘッジホッグ」

闇属性 魔法使い族 ☆4 リバース 800/200
①リバースした場合に「シャドール」魔法・罠をデッキから1枚手札に加えます。
②効果で墓地へ送られた場合に「シャドール」モンスター1体を手札に加えます。
どちらもデッキからのサーチ効果です。
このカードを融合素材に使えれば1枚補填ができ、且つその状況に応じたモンスターを手札に加えて後続に繋げると言った動きができます。
手札に融合系のカードがなければ、セットエンドも一考です。

「シャドール・ファルコン」

闇属性 魔法使い族 ☆2 リバース チューナー 600/1400
①リバースした場合、自分の墓地から「シャドール・ファルコン」以外の「シャドール」モンスター1体を対象に、そのモンスターを裏側守備表示で特殊召喚します。
②効果で墓地へ送られた場合、このカードを裏側守備表示で特殊召喚します。
何故かシンクロモンスターのいないテーマでチューナーが存在する「シャドール」です。
墓地へ送られると自身を蘇生させることが出来るため、壁になったりターンを跨いでリバースさせる事で他のモンスターを特殊召喚することが出来ますね。
自身がレベル2チューナーなので、レベル4のモンスターがいれば「ドロドロゴン」をシンクロ召喚も出来ます。

「シャドール・ビースト」

闇属性 魔法使い族 ☆5 リバース 2200/1700
①リバースした場合、デッキからカードを2枚ドローし、その後1枚捨てる。
②効果で墓地へ送られた場合に、デッキから1枚ドローする。
どちらもドロー効果なので、優先的に発動したい効果でもないですが、手札確保にはありがたいカードなので、急ぎでなければ毎ターン送ってアドを稼ぎにいきたいカードですね。
攻撃力も2200と高めなので、戦線でも役立ちます。

「影依の巫女 エリアル(ノェルシャドール エリアル)」

水属性 サイキック族 ☆4 リバース 1000/1800
①リバースした場合、自分の除外されている「シャドール」モンスター1体を対象とし、表側か裏側守備表示で特殊召喚出来る。
②効果で墓地へ送られた場合に、お互いの墓地から合計3枚まで対象として、そのカードを除外できる。
「影霊の翼 ウェンディ」同様ストラク新規です。
①の除外から帰還させる効果は「影光の聖選士」などで除外してから表示形式を変更することで、墓地に溜まった任意の「シャドール」モンスターを特殊召喚させることが出来ます。
②の効果は相手の墓地のカードに干渉できるため、蘇生されたくないカードをガンガン除外してやりましょう。

「カプシェル」

闇属性 悪魔族 ☆2  0/0
このカード名の効果はいずれか1度しか発動できない。
①このカードがリリースされたら1枚ドロー
②融合・シンクロ・リンク素材の為に墓地・除外へ送られると1枚ドロー
③X素材のこのカードが効果の発動のために取り除かれた場合1枚ドロー
このデッキでは②の効果を使用していきます。
「影依融合」でデッキから墓地へ送り1枚ドロー、「デブリ・ドラゴン」でシンクロ素材として使用で1枚ドロー、「影依の偽典」で墓地から除外し1枚ドローなど、使用機会があるかと思います。
この1枚はたかが1枚されど1枚な大きな役割を持ってくれます。
お名前通り、ガチャやって楽しくデュエル!!

「増殖するG」

地属性 昆虫族 ☆2  500/200
このカード名の効果は1ターンに1度のみで、相手ターンでも発動できる。
このカードを手札から墓地へ送ることで発動できる、このターン相手が特殊召喚する度にデッキから1枚ドローする。
最強クラスのドロー加速カードですね。
仮に相手の場にEXモンスターが存在せず、手札や場からの融合をしなければならない時、手札の枚数さえあればかなり解決します。
ジリ貧になる事も避けられ「天穹覇龍ドラゴアセンション」の高い攻撃力も実現できます。
相手を牽制する意味でも3枚投入しておりますが「エルシャドール・ミドラーシュ」との相性はすこぶる悪いですね笑

「クリスタル・ローズ」

光属性 岩石族 ☆2 500/500
①1ターンに1度、自分メインフェイズに手札デッキから「ジェムナイト」もしくは「幻奏」モンスター1体を墓地へ送り、そのカードと同名カードとして扱う。
②このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地から融合モンスターを除外することで、このカードを特殊召喚できる。
ほぼステータスでの採用になっていますが、②の効果も一応使い所はあります。
光属性のため「エルシャドール・ネフィリム」の素材にでき、攻撃力500以下でレベル2の為「デブリ・ドラゴン」から釣り上げた後「ドロドロゴン」をシンクロ召喚できます。
また、場の数を増やしたり融合モンスターを除外しておくことで「影依の巫女 エリアル」の①効果で帰還させる事もできます。
無理に発動していく効果ではありませんが、除外しておく手段として覚えておくと 展開の幅を広げられます。

「超電磁タートル」

光属性 機械族 ☆4 0/1800
デュエル中に1度、相手のバトルフェイズ中に墓地の自身を除外することで、バトルフェイズを終了させます。
昔から「シャドール」デッキの光属性枠として安定して使われているカードです。
デッキから墓地へ送ることができて「エルシャドール・ミドラーシュ」の戦闘に弱いという部分を補ってくれます。
御守りとして墓地にあると安心感が違います。

「ウィッチクラフトゴーレム・アルル」

光属性 魔法使い族 ☆8 2800/0
①このカードが手札に存在し、自分の場の魔法使い族モンスターが相手の効果の対象か攻撃対象に選択された時、相手の場のカード1枚か墓地の「ウィッチクラフト」魔法カード1枚を対象に発動できる。このカードを特殊召喚し、対象のカードを持ち主の手札に戻す。
②相手スタンバイフェイズに発動する。場のこのカードを持ち主の手札に戻す。
光属性枠としての採用になります。(ちょっと使ってみたくて)
「シャドール」モンスターの多くは魔法使い族で、戦闘から守りたい「エルシャドール・ミドラーシュ」も魔法使い族です。セットされた状態では魔法使い族かどうかが分からないため効果の発動は出来ませんが、相手の攻撃モンスターをバウンスし、戦闘から1度守れるだけでも「エルシャドール・ミドラーシュ」との相性は良好です。
1度相手に見せてしまえば攻撃を高確率で躊躇わせることもできることは強みです。打点と2800と比較的高めです。

「妖精伝記ーシラユキ(フェアリーテイルーシラユキ)」

光属性 魔法使い族 ☆4 1850/1000
①このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、相手の場のモンスター1体を対象に、裏側守備表示にできる。
②このカードが墓地に存在する場合、自分の手札・場・墓地のカードを合計7枚除外し発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。
光属性枠のカードで攻撃にも防御にも使える優秀なカードです。
②の効果で蘇生後①の効果で妨害が出来、守備1800以下なら戦闘で破壊も出来るし、場の枚数を増やしたり光属性を供給したり出来ます。
シャドールはデッキからガンガンカードが墓地へ行くので、効果を発動するコストがないことは無いですが、墓地から特殊召喚したり回収する事も多いので、除外コストは考えて動きましょう。


続いて魔法カードです

「神の写し身との接触(エルシャドール・フュージョン)」

速攻魔法
自分の手札・場から「シャドール」融合モンスターによって決められた融合素材を墓地へ送り、その融合モンスターをEXデッキから特殊召喚する。
速攻魔法版の「影依融合」ですかね。デッキ融合は出来ないものの、速攻魔法ゆえバトルフェイズの追加攻撃手段やサクリファイス・エスケープに使えたり、相手のスタンバイフェイズに発動して「エルシャドール・ミドラーシュ」を構えたり出来ます。
初動はもちろんいつ何時でも融合を行える様に構えたいので、こちらも3枚投入ですね。

「超融合」 (準制限カード)

速攻魔法
このカードの発動に対し、相手はカードの効果を発動できない。
手札を1枚捨てて発動できる、自分・相手の場から融合モンスターによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。
最強クラスの融合カードです。フィールド上でしか融合を行えないものの、相手のモンスターも融合素材に出来ます。
「シャドール」融合モンスターは属性参照なので、融合素材に使いやすく、「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」は「場の闇属性2体」ですので、運が良ければ相手のカードを2枚とも除去しつつ、自分の展開を行えます。
チェーンを相手に組ませないところも強く、除去の際は妨害もされません。
対象にとる効果でもない為、様々なモンスターを融合素材にとってやりましょう。
※手札を捨てるのはコストです。

「おろかな埋葬」 (制限カード)

通常魔法
自分のデッキからモンスターを1体、墓地へ送る。
シンプル且つ強力なカードです。
効果で墓地へ送られる事で効果を発動する「シャドール」を送るもよし、墓地で真価を発揮する「光属性枠」のカードを送るもよしと、幅広く使えます。

「死者蘇生」 (制限カード)

通常魔法
お互いの墓地からモンスター1体を対象に発動でき、そのモンスターを特殊召喚します。
こちらも昔からある最強カードの一枚ですね。
墓地から「デブリ・ドラゴン」等チューナーを用意するもよし、最後に「エルシャドール・ミドラーシュ」を出して蓋をするもよし、万能カードです。

「貪欲な壺」

 通常魔法
自分の墓地からモンスターを5枚対象に、そのカードをデッキに戻し、その後2枚ドローする。
このデッキでは墓地がかなり溜まります。
特に「シャドール」融合モンスターがEXデッキに居ないことが困る。という状況が起こります。
その為それらを回復させることの出来るカードが強力になります。
「一撃必殺 居合ドロー」でもいいのですが、手札から捨てることがコストであり、相手の場に完全依存の為、今回はこちらを採用です。

そして罠カードです。

「影依の偽典」

永続罠
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①自分・相手のメインフェイズに発動できる。自分の場・墓地から「シャドール」融合モンスターによって決められた融合素材モンスターを除外して、融合召喚する。その後、このカードで特殊召喚したモンスターの属性と同じ属性を持つ相手の場のモンスターを選んで墓地へ送ることが出来る。この効果で特殊召喚したモンスターは直接攻撃できない。
いわゆる墓地融合が出来ます。しかも除去付き。
発動タイミングがメインフェイズのみになっている為、バトルフェイズ中の追撃なんて事は出来ませんが、相手ターンでも使用出来るため、上手く除去を絡められると強いと思います。
相手の特殊召喚効果にチェーンして「エルシャドール・ミドラーシュ」を融合召喚することで、逆順処理で相手はそれ以上の特殊召喚が出来なくなります。

「影光の聖選士(レーシャドール・インカーネーション)」

通常罠
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つ使用できない。
①自分の墓地の「シャドール」モンスター1体を対象に、そのカードを表側守備・裏側守備表示で特殊召喚する。
②このカードが墓地に存在する場合、このカードと他の「シャドール」カードを除外して発動できる。自分の場のモンスターを選んで表側守備→裏側守備か、裏側守備→表側守備に表示形式を変更する。
蘇生と表示形式変更効果を持ってますね。
「シャドール」融合体が墓地から「シャドール」魔法・罠を回収する効果を持っているため、このカードで蘇生、墓地へ行っても回収してまた蘇生。と上手く行けば延々蘇生とさせる事ができます。これほんとに強力でして、戦線維持もかなりしやすくなります。
②の効果はこのカードも除外してしまう為、実質採用枚数=使用できる回数になります。(回収手段がないので)
「影依の巫女 エリアル」が場にセットされている場合、「影光の聖選士」②の効果を発動し、墓地のモンスターと除外した後に「エリアル」の効果で除外されている「シャドール」モンスターを特殊召喚させる事が出来ますので、これでも墓地のモンスターを蘇生させることが出来ます。
なかなかタイミングはありませんが、その動きだけでも知っていると幅が広がります。

「バージェストマ・ディノミスクス」

通常罠
①場の表側表示のカードを対象に発動できる。手札を1枚捨て、そのカードを除外する。
②罠カードが発動した場合、その発動にチェーンして墓地のこの効果を発動できる。墓地のこのカードを通常モンスター扱い(罠カードとして扱わない)で特殊召喚する。(水属性・水族・☆2 1200/0) この効果で特殊召喚されたこのカードはモンスターの効果を受けず、場を離れた場合除外される。
①の効果が強力で有名ですね。手札を捨てる効果はコストではないため「シャドール」モンスターの②効果を発動させることができます。除外をしつつ、手札を捨てるという損失を減らすためにも捨てるカードも考慮しつつ運用出来るといいですね。
②の効果は「罠カードの発動」なので、場の通常罠の発動時か永続罠の発動時のみのタイミングです。既に発動している永続罠の効果の発動やカウンター罠の発動、墓地の罠カードの効果の発動や罠カードの発動以外の別のチェーンを組まれた場合などは使用できません。「影光の聖選士」の①効果は何度も使用できる為、そのタイミングで使用できるといいかと思います。

最後にEXデッキの紹介です。
大半は前半にて紹介してるため、残り分ですね。

「エルシャドール・アプカローネ」

融合 闇属性 魔法使い族 ☆6 2500/2000
属性が異なる「シャドール」モンスター×2体
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度だけ使用できる。
①このカードが特殊召喚に成功した場合、場の表側表示のカード1枚を対象に発動できる。そのカードの効果を無効にする。
②このカードは戦闘では破壊されない。
③このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。自分のデッキ・墓地から「シャドール」カード1枚を選んで手札に加える。その後、手札を1枚選んで捨てる。
ストラク新規の融合モンスターです。
属性が異なる「シャドール」モンスターの為、凡その場合闇属性+他属性になることが多いかと思います。上手く効果の発動を出来るよう、先の展開を考えて動いておくプレイングが必要になってきますので、中々難しいカードになってます。
①の効果は永続的に無効に出来ます。「特殊召喚した場合」の為、墓地からの蘇生時でも効果を発動できますね。
③の効果は、デッキからも加えることが出来るため、墓地を介さず手札に加えたり、加えてそのまま捨てることで効果を発動させることもできますね。捨てる効果は「シャドール」カード以外でも良い為、墓地へ送っておきたい他のカードを捨てるのもアリですね。

「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」

融合 闇属性 ドラゴン族 ☆8 2800/2000
トークン以外の場の闇属性モンスター×2
①このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。相手の特殊召喚されたモンスター1体を選び、そのモンスターの攻撃力分このカードの攻撃力をアップする。
②1ターンに1度、相手の場のレベル5以上のモンスター1体を対象に発動できる。エンドフェイズまで、このカードはそのモンスターと同名モンスターとして扱い、同じ効果を得る。
③融合召喚されたこのカードが破壊された場合に発動できる。相手の場の特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
「超融合」により、かなりお手軽に出すことができます。相手の場のモンスター2体でもいいので、一気に2体除去できる点は優秀です。
①の効果は、対象に取らない効果で、効果を受けないモンスターでもステータスの参照は出来るので、「混沌の戦士 カオス・ソルジャー」や「RR-アルティメット・ファルコン」などのモンスターを戦闘破壊することも出来ます。
②の効果は使い所は難しいですが、③の効果を邪魔することなく使うことが出来ますので、コピーして有力な効果があればガンガン使っていきましょう。ただし、名称もコピーをするため、テーマデッキなどでアドを与えてしまう可能性もあります。その事はちょびっとだけ考慮しておきましょう。
③の効果は相手のみの全体除去です。相手の場のモンスターのほとんどは特殊召喚されたモンスターです。効果破壊耐性がない限り、壊滅させることが出来ますので、いるだけで相手に圧力をかけることが出来ます。ただし「融合召喚された」際に持つ効果のため「死者蘇生」などで蘇生した後では使用できません。気をつけましょう。

「ドロドロゴン」

シンクロ 闇属性 ドラゴン族 ☆6 500/2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①このカードは、融合モンスターにカード名が記されたモンスターの代わりとして融合素材にできる。その場合、他の素材は正規のものでなければならない。
②このカードがシンクロ召喚されている場合、自分メインフェイズに発動できる。融合モンスターによって決められ、このカードを含む融合素材モンスターを自分の場から墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
このデッキではステータスも効果もかなり優秀なカードになってます。
①の効果はこのカードを別のカード名として扱うことが出来る効果です。「シャドール」融合体は「シャドール」モンスターと記されているため、正式な名称として扱うことができません。つまりこのデッキでは活きていない効果です。残念。
②の効果は自分の場でのみ融合を行える効果です。ただしこのカードを含む必要があるため「エルシャドール・ミドラーシュ」と「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」の闇属性として使用できます。もう1つの融合として選択肢に入れましょう。
そしてこのデッキの肝である「デブリ・ドラゴン」でシンクロ召喚できるドラゴン族でかつ、蘇生させることの出来るステータス、☆6+☆4で10シンクロを出すことが出来て、闇属性を持っている。
もはや革命級に合っていると思ってます。
一応「シャドール・ファルコン」+☆4モンスターでもシンクロ召喚することも出来ますので、覚えておきましょう。

「グラビティ・コントローラー」

LINK1 ↙️ 闇属性 サイキック族 1000/-
リンクモンスター以外のEXモンスターゾーンのモンスター1体
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材には出来ない。
①EXモンスターゾーンのこのカードは、メインモンスターゾーンのモンスターとの戦闘では破壊されない。
②このカードがEXモンスターゾーンのモンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。その相手モンスターとこのカードをEXデッキに戻す。
誰これ?なカードですね。シャドールでは有名です。
①の効果は戦闘破壊耐性ですが、そもそも残してターンを返すことはほとんどありません。闇属性ですので融合素材にしちゃいましょう。
②の効果は効果の対象をとりませんので、相手の邪魔なリンクモンスター等をバウンスして除去する事が出来ます。
さて、このカードの強みですが召喚条件にあります。EXモンスターゾーンに「シャドール」融合モンスターを出してリンク召喚します。すると「シャドール」融合モンスターの墓地から回収する効果を発動させることができます。「エルシャドール・ネフィリム」なら①の効果で送っておいた魔法・罠カードを手札に加えたり「エルシャドール・アプカローネ」であればデッキ・墓地から好きな「シャドール」カードを手札に加えたり墓地へ送れたりします。この動きが出来ることがこのカードの役割です。融合体をわざわざ出して、墓地へ送って攻撃力も下げてしまうのはいささか無駄な動きかもしれませんが、そうならないようにアドを上手く稼げるといいです。

「クロシープ」

LINK2 ↙️↘️ 地属性 獣族 700/-
カード名が異なるモンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。このカードのリンク先にモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。リンク先のモンスターの種類によって以下の効果を適用する。
⚫儀式:デッキから2枚ドローし、2枚捨てる。
⚫融合:自分の墓地からレベル4以下のモンスター1体を選んで特殊召喚する。
⚫シンクロ:自分の場の全てのモンスターの攻撃力を700アップする。
⚫エクシーズ:相手の場の全てのモンスターの攻撃力を700ダウンする。
色んな効果を持っていて少しややこしいですが 、蘇生効果がメインになっていきます。
リンク先に特殊召喚された場合なので、元々リンク先に融合モンスターなどが居て別の効果モンスターがもう1つのリンク先に特殊召喚されても効果を発動できます。その場合、適用する効果は⚫融合の効果のみになりますが、蘇生もリンク先ではない為、好きな場所を選んで特殊召喚しましょう。
盤面の数を稼ぐために非常に有効で、最低でもリンク先に2体のモンスターを並べることが出来るため「I:P マスカレーナ」をリンク召喚し、2体で「双穹の騎士 アストラム」をリンク召喚など出来ると非常に強固な盤面を作ることもできます。

「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ(プレデタープランツ )」  (制限カード)

LINK2 ↙️↘️ 闇属性 植物族 500/-
効果モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①お互いの場の表側表示のモンスター1体を対象に発動できる。そのモンスターをターン終了時まで闇属性になる。
②2000LPを払い、自分のデッキから「融合」通常・速攻魔法か、「フュージョン」通常・速攻魔法を/枚を墓地へ送って発動できる。この効果は墓地へ送った魔法カードの発動時の効果と同じになる。この効果の発動後、自分はターン終了時まで特殊召喚が出来ない。
一世を風靡した制限カードですね。
①の効果は「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」や「エルシャドール・ミドラーシュ」の融合素材にするために、属性を変更させるなどの動きができます。相手のモンスターを融合素材にする場合は「超融合」が必要ですが、②の効果で適用することが出来ますので、場合に応じて発動し除去出来るといいでしょう。また、光属性のモンスターを闇属性にし「オネスト」の対策をするなんて事もできます。
②の効果は発動後特殊召喚が出来なくなってしまうため、使用のタイミングは考えましょう。ただ効果は非常に強力で「超融合」を発動することで相手にチェーンさせずに融合を行ったり、「影依融合」でデッキ融合も狙えます。あくまで「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」の効果として適用されるため、名称ターン1のついている魔法カードでも使用できます。
特殊召喚制限の為、そのままターンを返してしまうと攻撃力500がそのままになってしまう為、先に「I:Pマスカレーナ」を用意して、相手ターンに「双穹の騎士アストラム」に変換できるとかなり美味しいでしょう。

「I:Pマスカレーナ」

LINK2 ↙️↘️ 闇属性 サイバース族 800/-
リンクモンスター以外のモンスター2体
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①相手メインフェイズに発動できる。このカードを含む自分の場のモンスターをリンク素材としてリンク召喚する。
②このカードを素材にリンク召喚されたモンスターは相手の効果では破壊されない。
汎用リンクモンスターの代表ですね。
上述している通り「双穹の騎士アストラム」に繋げられるカードです。②の効果によって効果破壊耐性が付与され、強固なモンスターを出すことが出来ます。無理に使用する必要は無いですが、狙えるのであれば是非使用していきましょう。

「双穹の騎士アストラム(ジャックナイツ・パラディオン)」

LINK4 ←↙️↘️→ 光属性 サイバース族 3000/-
EXデッキから特殊召喚されたモンスター2体以上
①リンク召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードは相手の効果の対象にならず、相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
②このカードが特殊召喚されたモンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、発動できる。このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、その相手モンスターの攻撃力分アップする。
③リンク召喚したこのカードがこのカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。場のカードを1枚選んで持ち主のデッキへ戻す。
名前が優秀そうなカードです。「I:Pアストラム」なんて呼ばれることがある程「I:Pマスカレーナ」との相性がいいです。
「I:Pマスカレーナ」を素材にリンク召喚した場合、このカードは相手の効果の対象にならず、効果では破壊されず、特殊召喚されたモンスターとの戦闘ではほぼ負けないのに他のモンスターへ攻撃できない。という対策必須な強すぎるモンスターが爆誕します。
②の効果は相手の特殊召喚されたモンスターと戦闘を行う度に発動することができ、ほぼ必ず攻撃力3000を上回って戦闘出来ます。
そのため①の効果と合わせて「エルシャドール・ミドラーシュ」の戦闘での弱さをこのカードで補うことで、相手は特殊召喚1回のみでこの盤面を突破しなければいかなくなります。最終的に目指す盤面はこの2枚を揃えることです。最凶です。
③の効果は相手により墓地へ送られさえすれば発動できます。対象も取らないでデッキバウンスは遊戯王の中でも最上級に強力な効果です。
EXデッキから特殊召喚されたモンスターが召喚条件の為、墓地から蘇生した融合モンスターなどは素材に使用出来ませんので「クロシープ」などから展開していけると安定します。
逆に使われてしまった場合、対象を取らない除去で、且つ破壊を伴わないもので対応しなければなりません。つまり同じく「双穹の騎士アストラム」をリンク召喚し、こちらから攻撃する若しくは③の効果で対応しましょう。
こちらから攻撃することで「ターンプレイヤーの優先権」によるチェーン処理の関係で、相手が同じ「双穹の騎士アストラム」でも、自分の方が攻撃力を3000ポイント上回ることが出来ます。
非常にややこしい話しですが、必ず確認して覚えましょう。


④最後に

今回もかなり長々と書いてしまいました。
他の採用カードの紹介は、コンボデッキでない限り必要ないかもしれませんね。
月毎に更新していきますので徐々に上手くなれたらと思います。

さて、デッキについてですが
まだまだ改良の余地アリ デスネッ。

「シャドール」しすぎて「デブリ・ドラゴン」は引かなければ活躍することが出来ず、なんなら最後まで行くために2枚とも必要になるなんてこともあります。
サーチ手段もないのに2枚とも使うなんて、まだまだデッキとして成り立ってませんね。
そして「シャドール」デッキとしては、EXデッキの「シャドール」モンスターが少なく、長期戦になった時ジリ貧になりやすく、「影依融合」等の融合を行う魔法・罠が腐り札になります。
今後は「シャドール」パーツを減らして、もっと「デブリ・ドラゴン」を活躍させることが出来るよう、デッキの構築を考えていきたいと思います。

少々変異型ではありますが、かなり王道に近い「シャドール」デッキとして出来上がってます。
(使ってみたいけど上手く回せない)
(なにをどのくらい採用すればいいの?)
(EXデッキにはなにを入れればいいの?)
(こんなのと合わせてみたい!)
などなどありましたら、まずはこのデッキを使ってみてください。

今回もどうもありがとうございました!
また次回の投稿でお会いしましょう!

クラーク