突発性難聴と自律神経失調症の話
自己紹介にも書きましたが、私は突発性難聴、自律神経失調症を経験しました。
今はおかげさまで、治っております。
1回目の突発性難聴は、接客業に勤めているときでした。
社員だった私は、新店舗の立ち上げの役職者として選ばれ、かなり長時間労働をしていました。
生活もかなり不規則になり、新店舗オープン後の少し落ち着いたくらいに片耳にいきなり波音のようなざーっざーっという音が鳴り続けるようになりました。
そして、耳鼻科に行き聴力検査をすると低音が聞こえていないと言われ、突発性難聴と診断されました。
ビタミン剤をもらい、睡眠をしっかりとるように心がけて2週間ほどで治りました。
1回目は単純に生活の不規則がもたらしたものだと思います。
2回目は、工場で働いているときでした。
1回目の時から数年たっており、忘れかけていました。
症状は、1回目と同じ症状で直感的にまたかと思いました。
その症状プラスだんだんとめまいがするようになっていき、めまいが原因で吐き気もするようになってきました。
この時は、睡眠不足や生活の不規則ではなく、プライベートな部分や仕事などのストレスが原因でした。
聴力検査とめまいの検査をしたところ、耳鼻科での診断はまた突発性難聴でしたが、一応脳も調べたいとのことでMRI検査も受けました。
MRI検査は異常なく、今度はストレス性の突発性難聴だろうという事でした。
2週間ほどでまた聴力検査をすると、突発性難聴については治っていますとの診断をもらいましたが、めまいの症状は軽くなるどころかひどくなっていました。
ひどい日は、仕事中にめまいから吐き気に襲われて、トイレに駆け込む日もありました。
結果、耳鼻科からは心療内科をすすめられました。
1度はそんなはずないと思って断り、内科にも行き検査したが異常なし。
結果すがる思いで、1度心療内科を受診しました。
ストレスの原因をなくしましょう。とのことで仕事を一旦お休みすることにしました。
この時は、1度目と違って寝たくても寝れないという症状も出ていて、苦しかった思いがあります。
病院に行っても、話を聞いてくれるだけの先生でとにかく解決策は自分でストレスを排除してくださいという感じで、受診するのも私の場合はやめてしまいました。
ただ、ストレスの原因はなにかわかっていたので、仕事もやめて、プライベートでもそれを排除して新たな生活をすると徐々に治っていきました。
※私の場合はたまたまうまく治りましたが、病院を受診続けることをおすすめします。
突発性難聴、自律神経失調症を経験したものとして、苦しみはわかるつもりです。
現在苦しんでいる方は、ほんとに苦しいと思います。
どうか身近な人でそんな人がいたら、手を差し伸べたり、優しく見守ってあげてください。
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