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ストレス過多が身体に与える影響

下記で出てくる単語については
こちらの記事も参考にしてください。

1 ストレス過多になるとどうなってしまうの?

① 顆粒球が増えすぎる

交感神経の緊張の継続→顆粒球が過剰に
増えすぎると常在菌と激しく反応して
化膿性の炎症を起こす
→腎炎、膵炎、急性虫垂炎など

顆粒球は寿命を迎えると、粘膜上で
活性酸素を放出して死滅
 ↓
顆粒球が増えすぎると
活性酸素の処理が追い付かない
 ↓
組織破壊が広範囲に
―ガン、潰瘍などの病気に

② 血管収縮(アドレナリンの作用)

全身で血流障害(交感神経の緊張継続)
 ↓
心臓に負担がかかる
―不静脈、狭心症、高血圧症など
血液は組織に酸素と栄養を供給し、
老廃物を回収
 ↓
組織に十分に血液が届かないと
いうことは、細胞は酸素不足
栄養不足に→代謝機能低下
 ↓
体内に老廃物がたまり、こりや痛み
しびれなどが生じたり組織の修復や
再生がうまくいかなくなり
エネルギーを作るための化学反応が
滞ったりして病気や体調不良に

血流障害続くと、低体温になる
(朝35℃以下、日中36℃以下であると低体温)
低体温になると酵素の働きが鈍くなり
代謝を始めとする生命活動が低下
 ↓
免疫系にダメージを与える
マクロファージも低体温では動きが鈍くなる
➡血流障害、低体温は万病のもと

③ リンパ球の減少

副交感神経の働きが抑制
 ↓
リンパ球が減少し、ウイルスや
がん細胞を処理する力が低下
→風邪やがんが発症しやすくなる
消化酵素やホルモンの分泌が悪くなる

④ 不安感、イライラが増し、心が不安定に(アドレナリンの効果)

心拍数は増え、脈が早い状態で
固定されてしまいイライラしたり
不安や緊張がつのり心に余裕がなくなる

2 楽をしすぎてもダメなのか?

① リンパ球過剰

副交感神経優位→リンパ球増加
=多ければいいわけじゃない
∵抗原に対する反応が過剰になる
 ↓
アレルギー疾患が発症しやすくなる
ex.花粉症、アトピー性皮膚炎
化学物質や電磁波にも反応しやすくなる
ex.シックハック症候群、電磁波過敏症

② 血管の適度な拡張(アセチルコリンの作用)

血管が拡張しすぎて
血液がよどんで流れにくくなる
→低体温、代謝障害、免疫機能低下
=交感神経緊張による血流障害と同様
∴自律神経のバランスが乱れると
血流障害、低体温になる

③ 知覚過敏

プロスタグランジンの分泌
・血管拡張作用
・知覚神経を過敏にして、痛みを起こす作用
・発熱作用

物事の受け止め方も過敏になり
ちょっとしたことが気になったり
くよくよ悩んだり人の言葉に
傷つきやすくなる
 ↓
ストレスへの耐性低下

④ 気力低下

心が穏やかになり
リラックスモードが継続すると
・心身ともにゆるみ、気力がなくなる
・何事をするにおいても、面倒になる
・人に会いたくなくなる
・外出したくなくなる
・鬱になる

また、胃腸の働きが活発になり、
食欲が亢進して過食傾向になる
運動不足になっているところに
体重が増加すれば、動作はさらに
怠慢になる
 ↓
筋肉の衰えに拍車がかかる
熱の産生が低下し低体温に
全身の代謝が低下して肥満が加速
疲れやすい、だるいなどの悪循環に陥る

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