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振り返りで気をつけること(1)

こんにちは、miwaです。日曜朝活《目標設定&振り返りの会》を始めてあっという間にもうすぐ3年。前回でなんと120回を迎えました。

ご参加いただいている皆さまいつもありがとうございます。少しでも気になっている方、ぜひいつでも遊びに来てくださいね。

さて、今後はこちらのnoteでも、皆さまの日常に活用できるTipsをご紹介していきたいと思います。

毎週の会では自分自身で振り返る時間を取りますが、入る前にお伝えしていることが2つあります。今回は1つ目です。

振り返りのみに集中して、目標のことはまだ考えない

ご自身の日常を振り返りをするときに、ぜひ気をつけて欲しい点が「まずは振り返りに集中すること」です。

どういうことかをお話しますね。

人は悲しいかな、集中して考えることがそもそも難しい生き物です。そんななかで振り返りをしていると、思い出したとたん「あ、あれやるの忘れてた」「これってどうなってたっけ?」と次々と連鎖的に考えが浮かんできます。すぐに本題から寄り道する”考えのお散歩”に行ってしまうのです。

さらに、自分自身にとっての反省点や、やり残したことを見つけるやいなや、「次のタスクのことをどうやればいいか?」に考えが向かい、やることで意識がいっぱいになってしまいます。

これではとても浅く狭いところに思考が止どまってしまい「本当に困っていること、取り組むべき課題は何か?」という広さ深さの思考に行けません。そして、重要なことは、本当の問題を発見できたら、解決策は自動的に見えてくるものなのです。

アインシュタイン博士も『もし、巨大な惑星が一時間以内に地球に衝突し地球上のすべてを破壊すると言われたら、あなたならどうしますか?』という質問に対して、「55分は問題を定義することに費やす。そして、残りの5分でそれを解決しようと試みるだろう。」と答えています。それくらい問題の発見こそが何よりも大切ということです。

そのために、落ち着いて振り返ることにまずは集中することを、気をつけていただきたいのです。ぜひ探検家になった気分で地図を俯瞰しながら、ご自身の生活を振り返ってみてくださいね。

お読みいただきありがとうございました。


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〔執筆者プロフィール〕

miwa
人材組織管理、目標管理、研修講師に携わりながら、人間の可能性が花開くもっとも生産性の高い組織づくりの実現に向けて活動中です。
小学生の頃よりボランティア活動を行い大学時代は留学生支援団体に所属、大学卒業後は国内大手IT企業(SIer)にて官公庁向け法人営業を12年間経験しその後独立しました。どうしたら格差・孤立のない豊かな社会が実現できるかが私の人生テーマです。

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