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建築事情

最近の建築事情について少し書いていきたいと思います。

建築というと身近なようで身近でない感覚があると思いますがどうでしょうか?身近な部分は『家』ですので毎日住宅に住んでいますよね。集合住宅であろうがホテルであろうが住まいは住まいということで

身近でないところはやはり金額でしょうか?皆さんはだいたいどのくらいで家が買えると思いますか?

最低2000万はかかります。

これも土地有りきの事で建物が最低2000万です。これは坪数(面積)にもよりますが

35坪(115平米)の家で坪50万の家であれば1750万で買えます。それに消費税8%で1890万。10%で1925万です。

35坪×50万=1750万×10%=1925万

という金額設定になります。

これは高気密高断熱のような性能の高い家のものでは有りません。高性能の『家』になると坪単価(一坪あたりにかかる工事費)が70万〜80万に上がります。そうすると

35坪×80万=2800万×10%=3080万

と50坪の単価で56坪(184平米)の家を建てたのと同じになりますね。高性能住宅の場合、毎日かかる生活費用(ランニングコスト)も考えた上での金額設定になりますが電気代ガス代水道代などが安くなるので何年かで高性能ではない住宅を建てた金額の差額に追いつきます。

また暖かい家ですので風邪がひきにくくなったりケガや病気も暖かい状態の方が治りやすいです。そうやって医者代が減ったというお客さんもいました。

また親族や人が来やすくもなります。付き合いやその人自身にもよりますが人が寄るというのは運勢を持ってきます。それが財物に変わる可能性が高くなりますね。お邪魔するのに手ぶらで来ない人の方が多いですよね。また付き合いが良いと歳暮や中元なども多くなります。贈り物は少し良いものが多いです。そういう家は逆に家に運勢があるのかもしれません。

まだまだ書き足りないのですがこのような話をしていくと家はやはり身近な部分が多いかと思います。自分の家を出れば周りは家だらけです。近所の方で知らない方もいますが知っている方の『家』やデザイン性の高い『家』は気になったりします。どんな人が住んでるかなんてのも気になったりしますよね。

今回は家の値段のことを少し書きましたが次回はもっと掘り下げた部分や内情なども書いていき皆さんと家づくりの不透明な部分、見えない、わからない部分を共有できたらと思います。


新潟で建築の仕事をしています。地方はハウスメーカーのシェア率が相当数占めています。それに比べ個人の会社は営業で負けています。そんな建築全体の体質も変えたいし地元の大工さんが性能や営業を勉強しHMに追いつく力をつける開発をしています。是非noteを除いて診てご支援頂ければと思います