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プロフェッショナル紹介『信念を貫く』ビアードパパ20年の歴史を支えたチーフパティシエ、星野秀介~商品開発の流儀~

みなさん、こんにちは!
今回より、”プロフェッショナル紹介”と題して、当社で働く様々な”プロフェッショナル”をご紹介させていただきます。

記念すべき第一号は、商品企画部 商品開発課の星野 秀介さんです!

星野さんのプロフィール


2006年、入社。
前職はパティシエとして、東京・横浜のホテル、パティスリー、ショコラトリー、フレンチ・イタリアンレストランなどで活躍されていました。
商品企画開発者としての道を目指し入社後、新商品の開発や新業態の提案、現商品の改良などを担当しています。


星野さん、今回は取材にご協力いただき、ありがとうございます!
よろしくお願いいたしします!

よろしくお願いします!

まず初めに、現在のお仕事を志された理由を教えてください。

パティシエとしての経験を企業で活かしてみたかった、というのがいちばんです。麦の穂(新社名DAY TO LIFE) への入社は、当時の社長に声をかけていただいたのがきっかけでした。

なるほど、長年のご経験を活かしてみたかった、ということですね。
パティシエという職自体を志された、いちばんのきっかけはどんなことですか?

高校卒業後の進路に迷っていた頃に ”パティシエ” という職業を知り、その仕事に憧れたのがきっかけです。たまたま親戚に料理の道を志している人がいたので、その影響も大きかったかもしれません。大学進学を望む家族の反対を押し切って、製菓の道に進みました。

当時はヨーロッパで修行されたスイーツ職人が、独立してお店を持ち出すことも多く、その中で ”パティシエ” という言葉が世に広がり始めた時代で。
自分も、その ”パティシエ” という言葉に強く惹かれました。「職人」という存在への強い憧れの気持ちもありました。

ご家族の反対を押し切って、というところに強い意志を感じますね。
では、現在のお仕事でやりがいを感じる瞬間は、どんなときですか?

私たちのチームが企画開発した商品が全国販売され、好成績を収めたときです。一気に100万個近く売れることもありますし、こういった経験はやはり企業ならでは。町のケーキ屋さんでは味わえないような、大きな感動を覚えます。

聞いているだけでわくわくするようなお話ですね!
それでは逆に、これまでのご経験の中で立ちはだかった壁はどんなことでしたか?

パティシエ時代は、ハイクオリティで独創性の高い、また職人としてのセンスが光るようなケーキの提案・施策を求められ、自分の納得のいくところまで様々な観点からじっくりと向き合うことができました。組織の商品開発担当者としては、クオリティの高さ、オペレーションの効率性など、どこをとっても常に100点満点の商品・お菓子を生み出すということが必要とされ、最初は戸惑うこともありました。お客様に喜んでいただける商品を生み出したい、その思いと熱量を、時間や材料等の様々な制限がある中で形にしていくことは簡単なことではありませんでした。
自分が長年培ってきた、仕事に対するプライドをある意味一旦捨てて、新たに企業での考え方、働く姿勢を取り入れるにはかなりの年数を要しました。
私の場合、本社のある大阪に異動し、生活環境を変えたことで商品開発の仕事に没頭でき、奏功したのもあるかもしれません。

これまでの働き方とは大きな変化があったのですね。
では、今までで最大のピンチといえるようなご経験はありますか?

今までにない新フレーバーの商品開発にチャレンジしたときです。全国販売目前に、商品の製造工程に一部不具合があることが判明し、商品の時間経過の検証や、改善策を徹夜で探りました。無事に安定した品質の商品が全国販売されるにいたりましたが、あのときは本当にどうなることかと思いました。しかし、それがきっかけでレシピの精度が上がり、製造動画も導入され、このときのピンチが結果的に商品開発者として大きな成長に繋がりました。

徹夜で…!とても大変そうですね。そういった商品開発のみなさまのご尽力のおかげで、毎日おいしいシュークリームを販売することができるのですね。
それではここで、星野さんがこれから成し遂げたいこと、夢や目標などの、将来のビジョンについて教えてください!

まずは後進の育成です。会社の将来を担うような、そしてシュークリームの歴史を変えるような、素晴らしい発想力のある「商品開発者のスター」を輩出したいと思います。
私が大切にしている思いは、「お客様に感動していただけるような商品を開発し続けたい」ということです。そのためには自分がベテランといわれるキャリアであったとしても、初心を忘れず、自身のスキルアップへの努力、キャリアアップに繋がるような資格取得などに積極的に取り組んでいきたいと思います。また、こうしたことの積み重ねが、会社の事業成長や社会的な価値向上に繋がると思います。

ありがとうございます! 最後に、星野さんにとっての ”プロフェッショナルの流儀” を教えてください!

調子のいいときだけではなく、劣勢ともいえるようなピンチの状態に置かれたときこそ、チームを引っ張り、任務を遂行できる人がプロフェッショナルだと思います。また、プロフェッショナルとは、自ら名乗るのではなく、周りが認めることだとも思います。

星野さん、たくさんのインタビューにお答えいただきありがとうございました!

第一回プロフェッショナル紹介、みなさんいかがでしたでしょうか。
今後も麦の穂で活躍する様々なプロフェッショナルたちをご紹介していきますので、お楽しみに☆


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