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たとえケーキが焦げたとしても、きょうも愉しい一日
ひさしぶりのお菓子づくりです。
島根旅行のおみやげとして買って帰ってきたものの、食べてしまうのがもったいなくてだいじに取っておいていた出雲ぜんざい。
それをついに、あした食べることにしました。
そこで、せっかくならと思い、和の香りが漂うお菓子をもう一品つくることにしました。
面倒くさがりの性格ゆえに、滅多にしないお菓子づくり。
でも、たまにふと思い立って、やりたくなってしまいます。
私はチョコレートがすきなので、つくるものも毎回決まってガトーショコラなのですが、こんかいだけは特別にちがうものを。
ぜんざいにも合うように、ほうじ茶のパウンドケーキにしてみました。
まさにいままで、オーブンレンジで焼いていたところなので、甘ったるくてしあわせな香りが、部屋に充満しています。
我が家にはハンドミキサーがないので、材料を混ぜる作業には、少々の気合が必要です。
泡立て器を右手に持ちかえ、左手に持ちかえしながら、こころのなかで「うおー!」っと叫びながらかき混ぜます。
ボウルを抱えてがんばって混ぜていると、さらさらとしていた生地が、だんだんと重たくなってきて、もったりとしてくるのが腕に伝わってきます。
腕はくたびれるけれど、ひとつひとつの材料が混ぜあわさって、おいしいお菓子へとすこしずつ近づいてゆくその過程を、この手でじっくりと味わうことのできる手作業が、じつはすきだったりして。
表面を焦がしてしまったり、てっぺんにおおきなひび割れができてしまったり、まあ失敗も多いのですが、自宅用のおやつなので多少の失敗はご愛嬌…ということにして、いつも気にせずルンルンと食べています。
![](https://assets.st-note.com/img/1718605034466-PR3UlVQzko.jpg?width=800)
ちなみに、きょうつくったのはパウンドケーキなのですが、我が家は丸型しか持っていないので、まあるいパウンドケーキになりました(´(ェ)`)
使用する型によって、仕上がり具合ってちがうのでしょうか…?
パウンドケーキ用に、長方形の型もあったほうがいいのかなあ…。
食べるのは明日の予定なので、切ってみるのもあしたです。
中身がちゃんと仕上がっているのかどうか、いまは若干の不安がのこっております…。
ほうじ茶の茶葉がぎっしり詰まった、おいしそうな断面を、あした見ることができますように!
***
ふだんはやらないことをすると、達成感でいつもよりこころがウキウキとします。
取りかかるまで腰が重いときも多々あるけれど、「よっしゃ!」と思ってやり始めると、思いのほか夢中になれたりもするので不思議です。
どうせきょうも代わり映えのしない一日だよ…なんて思わずに、じぶんにとって「すこしとくべつ」なことをしてみるのも、たまには愉しくていいものですね(´(ェ)`)