見出し画像

じぶんにとって不本意な買い物だとしても、必要なモノもある

先日購入した雑誌の付録ポスターを飾るため、ニトリへ行って額縁を買ってきました。

(雑誌を購入したときの記事はこちらです↓)

棚のなかの小物の配置換えをしたあと、その棚のとなりに皆川明さんのウサギさんポスターを飾ったのですが、やっぱりかわいいなあとホクホクしております。

雑誌にだいじに挟んでおいて、時たま広げて眺めているのもいいですが、まいにち目につく場所に飾ってたのしむのも、うっとりとたのしい時間です。

ひさしぶりのニトリでは、もうひとつお買い物をしてきました。
それが、A4サイズの書類を整理するためのファイルボックスです。

じつはこちら、夫の書類整理用にと購入したのですが、私にとってはすこし不本意なお買い物だったのです。

夫は書類やプリント類を捨てずに溜めこんでしまうタイプ。
以前も、何年も何年も前の書類や手紙をスポーツバッグいっぱいになるまで溜めこんでいて、発見した私が半ば発狂しながらプリプリと処分したという、ほろ苦い過去があります。

そんな夫の性格が、むかし実家で飼っていたハムスターさんに似ている(ヒマワリの種やタオルから毟りとった糸くずなどを、じぶんのお家にギュウギュウに詰め込んでいた)ので、ああ、我が家にもでっかいハムさんがいるんだわ…なんて軽く考えていたのですが、なんだかここさいきん、家に持ち帰ってくる書類の量が多くなってきたような…。

さきほどの、スポーツバッグいっぱい書類事件のほとぼりが冷めてきたので、気が緩んできたのかも…?

居間の片隅に、すこしずつ嵩を増してゆく紙類と、それを片づける気配すらない夫。
「いる」、「いらない」の選別をすることすら面倒のようです。

お仕事が忙しいのもわかっているし、定時帰りなんて夢のまた夢の激務のなかで、ものすごく疲れていることもわかっているつもりです。
でも、ふだんは「ハムさんがいるわ…」と軽く流せる私でも、ふとした時に、「ムキーッ!なんじゃこの書類の山は…!」となることもあるわけで。 

ただ、そうだといって、仕事帰りでクタクタの、あるいは休日をのんびりと満喫している夫に向かって、口酸っぱく「いますぐ片づけよ!」と言いつづけるのも気がとがめます。

うーむ…と悩んだあげく、書類がむき出しのまま放置されているということが、私にとってそもそものストレスだったのだと気がついたので、せめて整頓しよう…!と、このたびファイルボックスを購入してきたのでした。

夫がほんの数分でいいから時間をとって、いらないプリント類を抜き出し、「これ処分しておいて」と言ってくれさえすれば、あとは私が片づけるのに。そうすれば、このファイルボックスも不要なのになあ。

そんな思いがあったので、ファイルボックスは、私にとっては不本意なお買い物でした。

でも、ここは「夫婦ふたりの我が家」です。
私の希望やルールばかり押しつけてしまうのは、やっぱりダメですよね。

私の最優先は、「夫婦ふたりが心地よくのびのびと暮らせる空間であること」なので、それを軸にして考えてみると、紙類の整理は、疲れた身体をおしてまで日常的にやってほしいことではなくて、気が向いたとき・必要に迫られたときにやってもらうくらいでちょうどいいのかも…と思い至りました。
もちろん、夫がこれを面倒と思わなければ、常日頃から習慣としてやってほしいところではあるのですけれど、こればっかりはしかたないですよね(´(ェ)`)

これからは、選別前の書類の待機スペースとして、ファイルボックスが活躍してくれることでしょう。
ぱっと見だと、放置されているふうには見えないので(これも重要です!)、私としても大幅なストレス軽減になります。

ファイルボックスはひとつしか購入していないので、ここに入り切らなくなったら、整理してもらおうと思っています。

ただし、もし溢れたまま放置されたあかつきには、強制撤去するつもり満々なのですけれどね(´(ェ)`)
ああ、はやくペーパーレスの会社になってほしいなあ…。