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とっておきの生地で洋服を縫う日

外はあたたかくて、いいお天気ですが、きょうは家にこもって『アメトーーク』の古着大好き芸人を見ながら、針仕事をしていました。

古着はぜんぜん詳しくないけれど、じぶんのすきなことについて、キラキラした顔で語っているひとを見ているだけで、すごくワクワクします。

さいきんはロッチのコカドさんがすきなのですが、洋裁も上手で、こんかいの「古着大好き芸人」で紹介されていた手づくりのアロハシャツもパンツも、すごくかわいかった…!

私も春夏のワンピースやブラウスをじぶんで縫うことが多いので、これからの季節は、ミシンの季節です。

いま縫っている生地は、「CHECK & STRIPE」という、だいすきな生地屋さんで購入した、とっておきのもの。
カフェオレ色の地に、ブルーとピンクとホワイトのチェック柄が爽やかで、ほんとうにすてきなのです。

千鳥がけするのがだいすきなので、私は裾の始末は千鳥がけにしています

海岸沿いのカフェなんかが似合いそうなこの生地は、数年前に思いきって購入していたものの(私のなかでは高級生地に分類されるお値段だったのです)、お気に入りすぎてハサミを入れることができず…。いままで寝かせていたものでした。

でも、この色味が似合ううちに、たくさん着たほうがいいよね!と考え直して、ついにワンピースとして日の目を見ることに。
裁断のときは、いつもドキドキしますが、こんかいは特に緊張しました。
でも、ミシンで縫っているあいだは、ずっとウキウキです。

だって、この柄、やっぱりかわいい!
今年はサンダルを新調するから、このワンピースに合うサンダルにしよう。
ジュートサンダルとか、どうかな。
アクセサリーは、手持ちの華奢なネックレスでお気に入りのものを重ねづけしたいなあ…。

そんなことを考えながらミシンをかけて、それがだんだんと洋服の形になってゆくうれしさは、やっぱりとくべつです。

私はじぶんでデザインして型紙をひく技術がまだないので、型紙付の洋裁本にお世話になっています。
なかでも、いちばんお世話になっているのは、moiponさんの『Joy of Sewing』という洋裁本。
この本では裾の始末などを手縫いですることが多いのですが、手縫いの工程があると、洋服を丁寧につくっている感じがして、うれしくなります。

いま縫っているワンピースも、moiponさんのデザインで、あとはボタンつけを残すのみになりました。

共布でくるみボタンにするつもりだったけれど、コカドさんのアロハシャツみたいに、自作の洋服にヴィンテージボタンを付けてもすてきかも…と思いはじめています。
どんなボタンをつけようか、悩む時間もまた、ワクワク愉しい時間です。

ことしはコートも縫ってみようと思っているので、春夏だけではなく、春夏秋冬ずっとミシンの季節になるといいなあと思っています。