見出し画像

デジタルとフィルムと。後編

ピエニオンニさんのフィルムとデジタルを感じる写真展「visible & invisible」のフィルム部門、昨日終わりました。

ギャラリーに足を運んでくださった方、気にかけてくださった方ありがとうございます。

個人的にですが、やっぱりフィルムの写真には暖かみがある気がしています。それは撮り手もですが、撮り手以外にも関っているからでしょうか。

あと、デジタルとは違いすぐ見れないことと要所で時間がかかります。ただ、その時間が想像性や特別な愛しさを生むのかなとも思います。

フィルム部門の出展作品はこれです。

出展作品

蓮を多重で撮っています。私が使っているカメラNikonFE2にはフィルムを空送りできて1枚撮ったフィルムでもう1度シャッターを切っています。
蓮畑にある蕾と咲き切った蓮です。

2つの蓮は異なる時を刻んでおり、時間を表現してみました。蓮は仏教では輪廻の象徴と言われています。
それでタイトルは"輪廻"です。

輪廻(りんね):または輪廻転生(りんねてんしょう)とは、命あるものが何度も転生し、人だけでなく動物なども含めた生類として生まれ変わること。

フィルムにできて、デジタルにできないものとは?と考えた結果の結論です。合成でできなくはないですが、フィルムはこれと同じ写真はたぶん撮ることは難しいと思います。あとはすぐに見れないのでうまく撮れている保証もないのです。

もう1枚出展するか迷った多重の写真があったんですが、いつかどこかで出展できるとよいなと思ってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?