選択の先にあるもの

小川沿いに菜の花がきれいに咲いていました。
そしてもはや暑い…。
季節の変わり目。
熱中症などに気をつけていきましょう。


藤原ひろのぶさんという方のお話会を主催しました。
ひろのぶさんはアフリカのギニアで製氷工場を建てたりバングラデシュで子どもの食事支援をしたりと、いわゆる社会問題を解決しようと動いている人です。
遠い国で起きていることと感じている出来事。
実は自分たちにとても大きく関わっている、というお話。
そして私たちの生活がいかに多くの人に支えられているか、というつながりのお話。

３年半前に話を聴きに行ってからちょいちょい関わってきましたが、やはり本質を突いた捉え方をされているなぁと感じます。
やはり会って話して初めて伝わるものってたしかにありますね。
ひろのぶさんが代表を務める「good earth」ＨＰ



ひろのぶさんは「買い物は投票なんだ」という本を書いています。


私たちが何気なく日々している「買い物」。
「どんなものにお金を使うのか」によって世の中が大きく変わるんだよ、というお話です。
本当にその通りだよなぁと思います。

私たちは普段からなんの気無しにお金を使っていますが、それらはすべて自分が選択をしている。
言い換えればお金を使う対象を支持している、ということにもなると思います。
それって投票にかなり近いことだよね、と。
一人ひとりの影響力は小さいけれど、結局はその集合体が社会を形作っている。
そんなところも投票と近いように感じます

そして買い物に限らず、私たちの行動すべてが自分の選択によって成り立っています。
どこに行くのか、誰に会うのか、何を買うのか、どんな言葉を発するのか…。
自分の行動・行為の中でどれだけ自分が選択していることを意識できているのか。
意識していなくても自分が真に望む方向に向かっているのか。
それはとても大事なことではないかと思います。

中には反射的に動いていること、習慣的に動いているものなどがあります。
それらは本当に自分が望んでいるものなんだろうか。
ふとした時に立ち止まってみてください。
なぜその行動を選択するのか。
「なぜ」にフォーカスを当てることで自分が願う方へ向かう一番の方法だと思います。

自分に向き合う。
「なぜ」を問う。

そうすれば一つ一つの選択の先に自分の真に望む形が見えてくると思います。

無理せず少しずつ、自分と向き合ってみてください。
知っているようで知らなかった、忘れかけていた自分のことが少しずつ分かってくる。
それはとても愉しいこと。
根っこに触れることで人生が深まる。
そう思っています。
せっかくなら行きたい方向へ行きましょ✨