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子どもに対するアンガーマネジメント

紅葉が平地でも進んできましたね。
寒くなってきましたが目を楽しませてくれます。

先に告知をさせていただきます。
11月18日(水)の午後に群馬県高崎市にて自律整体ワークショップを行います。
自律整体ワークショップin高崎
首・肩・腰・膝などを自分で治す方法や根本的に身体を整える方法をお伝えします。
よろしければご参加ください。


先日、あらゆる意味で深い呼吸法を習ってきました。
徐々に呼吸を深めていき、それまで空気が届いていなかった肺領域まで拡げることで身体も精神もクリアになる、というものです。
言葉に言い表せない体験ができました。
空気を十分取り込むだけでここまで変化できるのかと。

呼吸を深めることで気づいたことは親、そして子どもとの関係についてでした。
私は小学生の子が2人います。
一緒に出かけることも多く、「良いパパ」的な捉えられ方をされることが多いのですが、キツく叱りつけてしまう傾向があり悩んでいました。
食事のマナーや姿勢、片付けなど…。
いわゆるしつけだけでなく苛立ちをぶつける形になってしまうこともしばしばあり、自己嫌悪に陥っていました。

そういう私自身、母親に厳しく育てられました。
そこに根本的な原因があることは薄々感じていたのですが、どうしていいのか分からずにいました。

呼吸法を受けて気付いたことは「自分のために叱ってくれていたんだ」ということです。
相手のために叱っている。
叱る側からすると当たり前のことかもしれませんが、叱られる側からするとなかなかそう感じづらいものです。
叱られるとき、私は無意識的に「自分のことが嫌いだから叱っている」という認識になっていたようです。
自分のため、ということに気付いた時、叱ってくれた人に大きな感謝の念が湧いてきました。

そして自分の叱り方を振り返るとただ叱りつけてしまっていることに気付いたのです。
意図が伝わる叱り方が必要だと感じました。
つまり「あなたを大事だと思っている」ことを表現することが重要だと思いました。
具体的に何が悪くてどうなってほしいから叱っているのか、明確にすることで初めて「叱る」ことになると思います。
そして自分の子なら抱きしめてあげる。
ここまでしてようやく伝わるのではないかと思います。
これは自分の子どもに対してだけでなく、あらゆる指導の場に通ずる話だと思います。

また「何を叱るか」も同じくらい重要です。
よく考えると叱らなければならない場面ってほとんど無いことに気が付きます。
刃物を振り回した時や道路に飛び出そうとした時は身体を張ってでも止めなければなりません。
でも大抵の場合、叱らなくて済むことばかりです。
宿題ができないならどうすればできるか一緒に考えればいい。
片付けできないならどうすれば片付けしたくなるか工夫すればいい。
少なくとも「叱る」という選択肢では解決に近づかないことの方が多いように思います。
子どもを自分の思い通りにしようという潜在意識は働いていないでしょうか。
自分を縛っている鎖で子どもも縛りつけてしまっていないでしょうか。

そして、どちらかというと自分が疲れていたり余裕が無かったりして当たってしまっていることの方が多いのではないかと思います。
つまり自分に余裕が必要ということです。
そのために手を抜けるところはうまく抜くことが大事。
ご飯を作るのが面倒なら買ってきてもいい。
洗濯に追われるなら一回飛ばしてみる。
そうやって無理矢理にでも時間を作って子どもと向き合う余裕を作ることがとても大事だと思います。
気が付かない内にやらなければいけないことに追い回されている毎日。
もう一度、自分にとって何が大事なのか振り返ってみませんか?
子どもはもちろん大事だと思いますが、その他にもあるはずです。
子どもだけ、となってしまうと子どもへの依存になってしまうこともあります。

やりたいこと、やりましょう。

人は自分のやりたいことをするために生まれてきていると私は考えています。

そもそも余裕が無くなる根底には「お金」の問題があるのですが、そこについてはまた後日書きます。

呼吸を深めるだけでここまで気付くことができました。
…と聞いてもピンと来ないと思います。
呼吸を深めると潜在的に抑圧されている感情が開放されるんです。
こんな体験のできる呼吸法はそう無いと思います。
ご興味ある方はご連絡ください。

noteでは表現しきれないのですが、次回はできる範囲で呼吸を深める方法を書きたいと思います。

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