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私にとって「フランス」とは

noteを始めてみようと思う
自分のスキを改めて実感したくて、文字にしてみる

「どうして好きなのか?」
「何がきっかけでそのことが好きになったのか?」
日記を書くように、気が向いた時にその思いをここに綴っていく。

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今回は「フランス」について

今の私のスキ!を構成するものは、全て上記の国に関与していると言っても過言ではない。

物心ついた時から「フランス」という国、そしてその文化全てが好きだった。高校生の時にはパリに関連するあだ名を付けられ、友人には「本当に好きだよね~」と頻繁に言われていたものだ。

そういえば何をきっかけで好きになったのか、ということを長らく考えていなかった。

ふと気になったので、その原点を思い返してみる。

2016年発売   ELLE10月号

そうだ、私がフランスをより好きになったきっかけは、この雑誌だった。

小学校の頃から、父の影響で洋画を見ることが好きだった私。その中でもフランス映画が軍を抜いて好きだった。当時は恋愛のあれこれや、大人の価値観なんてまだまだ分からず、完全な理解は出来ていなかったであろう。

でも「パリは美しい街」だ、これだけはハッキリと分かっていた。

映画『パリの恋人』より

今は亡き大好きな女優、オードリー・ヘプバーンが主演していた『パリの恋人』これを見て、パリという街に惚れ込んだことを覚えている。

石畳の道、セーヌ川沿いの景色、テラス席のカフェ、クラシックなエッフェル塔という存在 ー

月並みだけれど、この光景全てが美しく、当時の私にとっては夢のようなものだった。

さて前述した2016年のELLE10月号について、
これは私が高校1年生の時に購入した雑誌である。
中にはファッション誌目線から見るParisと、そのアイコン的な存在について、主に書かれていた。

フランスを代表するミューズ達

自分の大好きな映画と共に、それぞれのMuseが紹介されていた。これを読んだ時「ああなんて絵になるんだろう、可愛い」と、血眼になって隅から隅まで読んだことを今でも覚えている。

勿論パリのカフェや、美術館、レストランの紹介ページもだ。とにかく全てが夢のようだった。クラシックな建物、日本と異なる食文化、美術が生活のすぐ近くにある環境。直ぐに足を運ぶことが出来ないからこそ、「本当にフランスという国は存在するのだろうか」と、その目で確かめたくなり、日に日にその想いは募っていったのである。

La tour Eiffel / le 28 juillet,2018
17歳の時初めて訪れたパリ

思い返せば単純な理由だった。
人や物を好きになるのに理由なんて必要ないとも言うけれど、何にでも理由は必ず伴うだろう。
でも、軽い気持ちで好きになったその存在が、自分の人生にまで大きな影響を及ぼすのだと考えたら…
それは物凄く感慨深い。

実際私もフランスという国を好きになったことで、世界に対する視野が広がった。そして自分の経験や知識、現にフランスを通じて交友関係も広がったのである。

中学生までは、テレビに出ている俳優やアイドルにハマったとしても、その気持ちを長く保つことが出来なかった私。今こうしてずっと好きで居られる物が、数えられるくらいあるだけでも誇りに思うべきだ。

「スキ」を大切にすることで、巡り会うものや人が沢山存在する。自分の心のままに、誰にも干渉されずに、これからも好きなものを増やしていきたい。

今後も変わらず私にとって「フランス」は、好きの原点であり、一生手に届きそうで届かない「憧れの存在」であり続けるだろう。

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