最近、見た夢を覚えている。

宇宙人が
わたしたちにコンタクトを取ってくる。

初めは
見上げた空に

遠く一際大きく輝く赤い星が
不規則に点滅し始めた。

何となくその点滅が
物言いたげに感じられたわたしは
まるでモールス信号のよう…？と想う。

そしてそれは正解だったことを
直感で理解した。

ってか、
モールス信号解読できないし！

気付くと室内にいたので、

赤い星が見えないように
乱暴にカーテンを引いて隠した。

けれど…

「文字、書いてるよ…？」

と言う息子の声に
想わず振り向くと、

今度は白い光が
カーテンを透過して
床や壁に当たったその先が
なにやら平仮名のような…
文字を書いていた…

「嫌！見ない！読まない！！」

息子の手を引き部屋を出る

『UFOを目撃する人は
宇宙人が恐くない』
何て嘘。

何より誰より
わたしはめっちゃ恐がってるやん！

しばらく経ってから、
出てきた部屋の中が気になり
そーっと静かに戻ってみると…

宇宙人が、いた。

それはまるで
可愛らしい女の子のような
小柄なヒトガタ…

所謂
ヒューマノイドタイプ
の宇宙人だろうか…？

パッと見は少女だけれども
顔を見ると
不自然にとても大きな
アーモンド型の目をしていた。

スゴい！
誰に話そう！？

やはり一番は
「宇宙人が好き♥」と普段から豪語している
Sさんだろうか…！‪𐤔

赤い星や
文字を描いていた光を見ていた時とは打って変わり

現れた宇宙人を目前にしているのに

わたしはもう

全く恐くなくなって

いた。

……………………………覚えているいるのは、ココまで。