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ビタミンパーソンの存在を意識する

自分を鼓舞する時に会いたい人、観たい映画、聴きたい音楽、食べたい食べものなどはありませんか?私は、どんな時にも元気を与えてくれる人やモノをビタミン〇〇と呼んでいます。コーチングにおいてクライアントを元気づける方法の一部を紹介したいと思います。

ファウンデーションを整える

コーチングでは、ファウンデーション「自己基盤」という言葉があります。
新たな行動を起こしていくプロセスでは、その原動力となるエネルギーが必要です。言い換えれば行動を起こすための「基礎体力」です。これらがないと、たとえ高い意欲を持っていたとしてもその実現には至りません。
このファウンデーションには、健康問題、家族の問題など個人の力では解決できないことも含まれます。それらの悩みや気がかりを解消していくアプローチも、コーチングでは重要になります。

なんか元気が出ないんだよね。

クライアントから良く言われることがあります。
「いつから元気が出ないことに気づきましたか?」「気がかりを10個上げてください」など元気が出ない理由を深堀りすることも良いと思います。気がかりを解消できれば、行動は促進されるでしょう。
一方で、元気を出すために、何ができそうかを見つけることも重要です。

元気をくれる人を見つける

レジリエンス(※)の視点からも、元気になる行動を知ることは重要だと考えています。なぜならば、再現性があるからです。
私は、良くクライアントに「誰に会うと元気になれそうか?」と質問します。心理療法でも、家族療法や、ゲシュタルト療法などに比べて、とりあえず人と話すダイアログアプローチ方が、即効性も高く回復者数が多いと聞いています。

(※)レジリエンスとは,困難で脅威を与える状況にもかかわらず,うまく適応する過程や能力,および適応の結果のことで,精神的回復力とも訳されます。

ビタミンパーソンの特徴

私が考えるビタミンパーソンの条件です。もちろんこれに限りません。

・信頼感、安心感がある
・いつも前向きだ
・ちょっと尊敬している
・良く話を聞いてくれる
・承認してもらえている感覚がある
・一緒にいると良く笑っている
・会っているとなんか頑張ろうと言う気持ちになる。エネルギーをもらったような感覚がある

いかがでしょう?
あなたにとってのビタミンパーソンは誰ですか?
落ち込んでいる時、元気のない時は、連絡してみましょう。

最後までお読みくださりありがとうございました!



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