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大人になるにつれて、気のあう人は少なくなるのか?

新しく恋人を探そうとしている友人から言われたことです。「大人になる」「気の合う」の二つのキーワードで、背景について考えてみました。

気が合うとは
考え方や感じ方が通じ合う。「彼とは不思議に―・う」
goo辞書

大人になると、物理的に友達が減っていく

大人になると、仕事や家庭の環境次第で、人間関係が変化するのは避けられません。環境が変わるとそのたびに友達が変わりますし、疎遠にもなります。人間関係は、就職や結婚などライフスタイルごとに変化していきます。学生時代は学生の友人、社会人になったら会社の友人、子供ができたらその関係で知り合う友人といった具合に、常に付き合う人たちは変わっていきます。

大人になると、仕事や利害ありきで関係をつくりはじめる

どんなに協力しあっていても、仕事でつながった人間関係は有限です。業務やプロジェクトが完了すると解散します。そして私たちは、仕事をしていく中で共通の目的の無い相手とはコミュケーションをとることが苦手になります。そういった人とは、2人きりでいると何を話して良いかすら悩みます。利害関係がありますので、目的や人目を気にして人選もするようになります。

気の合うとは、コミュニケーションタイプが似ている

コミュニケーションタイプとは、人をもっとも特徴づけるのは、他者とのコミュニケーションである」という前提に立ち、臨床心理学、組織行動学などをベースにつくられたコミュニケーションの分類方法です。「感情表出」と「自己主張」という2つの軸で、コミュニケーションのタイプを次の4つに分けて考えます。コミュニケーションタイプもしくは、感情表出が同じタイプだと会話のペースが合いやすく、コミュニケーションにストレスを感じにくい傾向があります。

出典:株式会社コーチ・エィ

気が合うとは、お互いの共通点を探す

私たちは、人間関係を構築するためには、共通点があると容易であることを知っています。これはバランス理論でも説明できます。共通点が多ければ多いほど、気が合う感覚をもつことは多いのではないでしょうか?ただ夫婦は似てくるという言葉あります。一緒にいる時間が長ければ、共通点は増えてくる気もします。時間をかけて共通点を育てていくことも可能そうです。

大人になっても気の合う友達を増やすには?


以上を踏まえて、私なりの解釈をまとめます

・まずは、物理的に友達や仲間を増やす努力をする。仕事仲間を友達に昇華させる。コミュニティに参加して知り合いを増やす。恋人を探したいならマッチングアプリも良いと思います。

・仲間づくりには、生みの苦しみがある。利害を脇において一緒にいることが、自分にとって(気の合う友人が増える)価値を生む可能性を知っておく。一緒にいると何か始めます。そうすると共通点が出てくるものです。

・コミュケーションタイプが違うことは、その人の個性。気が合う、合わないで判断するのは機会の喪失。苦手意識をもたない。

・お互いの共通点は、あとから構築できることを知る。お互いの共通点に意識を向けるのではなく、相手の価値観に意識を向ける。相手の考えを許容できるようにする。自分を考え主張できる人間関係を構築する。
だーやま的解釈

最後に

気の合う人を増やすには、ちょっと努力が必要そうですね。
なかなか手軽ではありませんから、もし見つけたらすぐ恋人申請した方が良いかもしれません。

最後までお読み下さりありがとうございました!


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