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コーチングのネタ帳

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ビジネスコーチングをしています。書籍やクライアントとのセッションを通して学んだことを1日ごとにUPしています。コンサル、コーチング、カウンセリング、教育などを生業にしている方の参…
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#コーチング

何を始めるかより、やらないことを決める

仕事が多い、時間がない。などの相談をコーチングで良く受けます。組織において、業務改善を進めるときも「やることを決める」より、「やらないことを決める」方が難しい印象です。 人は、やることを決める方が、意思決定が楽。人は、それまでに費やした労力やお金、時間などを惜しんで意思決定に影響を与えます。これは、サンクスコスト効果と呼ばれています。サンクスコストとは、既に投資した事業から撤退しても回収できないコストのことで、埋没費用ともいいます。 組織や人は、目いっぱい時間を使う。組織

「人生は、あなたに何を求めているのか?」

質問を軸に、コーチングやマーケティングに関する投稿を毎日続けてきて、本日で連続投稿100日目になりました。まずは、スキやフォローくださった皆様、コメントを下さった皆様、本当にありがとうございました!継続する上で、大変励みになりました! さて、100日目のテーマは、個人的には究極の質問だなと思っている。精神学者・心理学者のヴィクトール・エミール・フランクルの言葉です。ご存じの方も多いと思いますが、「夜と霧」の著者です。 この質問の難しいところは、「あなたは、人生に何を求めて

コーチングと私

noteの投稿を続けてきて、明日で100日目になります。他にも取り組みたいことがあるので連続投稿は、一旦ひと区切りする予定です。折角なので、コーチングをするようになったきっかけ、noteで発信していることをご紹介します。 簡単な経歴私は、もともとプロジェクトマネジメントを生業とする上場企業の経営企画、BPR、広報、マーケティング、営業企画、総務法務、コンサルタントなど幅広い役割を経験してきました。 コンサルティング業務は、働き方改革やオフィス構築プロジェクトが中心で、100

朝は、夜よりも賢い理由について

朝は効率が良いと聞きます。その理由について整理しました。 サーカディアンリズムサーカディアンリズムとは、人はある時間になると自然と眠くなり、ある時間になると自然と目が覚めます。このように人が生まれながらにしてもっている身体リズムは「体内時計」と呼ばれています。そのなかで24時間周期のものは「サーカディアンリズム」、日本語で「概日リズム」と呼ばれます。 サーカディアンリズムとは、人間が古来から続けてきた生活パターンのリズムのこと。ここ200年くらいになるまでは、人間はずっと

新卒入社して良かった会社ランキング2022を考察しました。

オープンワークが2022年4月21日に「新卒入社してよかった会社ランキング2022」を発表していたので、私なりに分析してみました。 ランキングの概要OpenWorkへ会社評価レポートを投稿する際、「あなたはこの企業に就職・転職することを親しい友人や家族にどの程度すすめたいと思いますか?」という質問に0~10点で回答するネットプロモータースコア(eNPS)を、20代の新卒入社社員(2015年以降入社)に限定して集計し、ランキングを作成したものです。 上位10社の詳細分析 上

鬱病の予兆(口癖)を知る

ストレスの現代社会。世界保健機関(WHO)報告書によると、うつ病を患う人は世界で推計2.8 億人を上回っています。 そんなうつ病の人の発する言葉には、特徴があると言います。 さて、どんな言葉を良く発していると思いますか? A:でも B:絶対 C:どうしよう 医学雑誌「Clinical Psychological Science」に掲載された新研究により、最新言語分析により、うつ病患者は“鬱語”ともいうべき特殊な言葉を話していることがレポートされています。 もともと、

2分間で自信を取り戻す方法

いきなりですが心理テストです。 しょんぼり落ち込んでいるとき、たった2分で勇気がでる方法は、次のどちらでしょうか? A:冷たいシャワーを2分間浴びる B:「エヘン」と胸をそらせて、自身ありげなポーズを2分間とる この設問は、アメリカの社会心理学者エイミー・カディ博士の実験をもとにしたものです。カディ博士の専門は、ボディランゲージの研究です。 人は会話中でも、言葉よりボディランゲージ(表情・姿勢・身ぶり・しぐさなど)で多くの情報を互いに伝えあっています。ボディランゲージを解

仕事の報酬は、仕事と〇〇?

「仕事の報酬は仕事だよ」 仕事の報酬は、金でも地位でも名誉でもない。いい仕事をすれば、引き続きいい仕事、面白い仕事、自分のやりたい仕事が回ってくる。それが何よりの報酬だ。これはソニー創始者の井深大さんの有名な言葉です。やる気のでる言葉ですし、共感もしています。 でも、朝早くから、夜遅くまで疲弊するまで働いて、 いい仕事できていますか? この井深さんの言葉に異を唱えるつもりはありませんが、その前に「いい仕事」ができているかは考えておく必要があるなーと、いつも思います。 い

リーダーに必要な条件

企業のリーダー職になったばかりのクライアントから、リーダーシップを学ぶお薦めのビジネス書や理論を教えてくださいと相談を受けることがあります。組織の状況や、その方の特性もあるので一概にどれが良いか、どれが響くのかは難しいです。ですから、あまり偏らないように、案内をしていますが、リーダーに必要な共通の条件があるので、そのことについて書きたいと思います。 共通の条件とは?ずばり「フォロワー」がいることです。 言い換えれば、リーダーとは、フォロワーがいる存在のことです。 PM理論

ブランド戦略について考える

ブランド戦略とは目指すべきブランドを決め、様々な施策によって実行してブランド価値を高め、市場で優位性を獲得するための方針です。 「御社のブランド戦略はなんですか?」と質問されたらどう答えますか? これを明確に答えられると商品やサービスの長所、短所が良くわかります。ただ、使われる用語や、マーケティング戦略との線引きが難しいので、 ブランド戦略を理解するために、すこし用語を整理しました。 ブランドとは企業、商品、サービスに対して消費者が持つ「共通のイメージ」です。 消費者か

組織に風穴をあける

会社にいると、上司の意図を探って仕事をしていることがあります。良くあるのは、社長が承服しないことはやりませんし、提案もしません。 意を決して、扇動すると異動や更迭になった話も良く耳にします。 もし、会社を変えたいと思った時、どうすれば良いのでしょうか?退職するしかないのでしょうか?私見を述べたいと思います。 自分の考えを立脚する私たちは、以前にくらべて選択肢が増えました。単純にいうと学ぶ、働く、隠居というライフシフトだけでなく、企業に勤めていても、あらゆる活動に参加したり、

発達障害に関する相談をコーチングで受けたら

コーチングをしていると、クライアントの部下が発達障害ではないか、と相談を受けることがあります。基本は、専門家に相談することが大切です。本人であれば精神科医、部下については、会社を通して法律の専門家の弁護士ないしは、(特定)社労士に対応の相談をすることになると思います。しかし判断が難しいことも多いのが事実です。コーチングにおける対応について整理しました。 発達障害の相談を受けたら結論から言うと、クライアント一人で対応することを避けるよう提案します。これは、通常のコーチングでも

コーチングでクライアントと信頼関係を最速でつくる

コーチングを進めていく上で、クライアントとの信頼関係は、クライアントの行動促進を促す上で重要です。ここでは、信頼関係を構築する手法についてご紹介します。 成功を体験させられた時ではどうすると最速で、信頼関係を構築できるか? 答えは、「成功を体験させられた時」です。ずばりこれにつきます。 普通、「信頼関係の構築」 → 「行動の促進」と思われますが、 実際は、「行動の促進」→「成功」→「信頼関係の構築」だと思っています。 ダニエルキムの組織の成功の循環の法則も、初めに「関係の

何に疲れているのか?何にがんばっているのか?

ついうっかり「疲れたと」発言してしまいませんか?もちろん心身の疲れの信号だと思います。「面倒くさい」「助けて欲しい」「共感して欲しい」などの理由もありそうです。今回は、仕事をしているときに発言してしまう「疲れた」について考えてみました。 なぜ仕事をするか?もちろん、食べるためだと思います。 でも本当にそのために、毎日へとへとになるまで働いて、上司やお客様に気をつかっていますか? なぜ、がんばっているか?私たちは、がんばっているのが普通だと思っています。 物心ついた時から、