パワハラでつらくなったら

こんにちは。無視や外しのハラスメントを受け、被害者になってしまった場合、精神的なダメージが深刻です。日常生活に支障をきたすこともあるかもしれません。私は、家族の前では明るく振舞い、無理に会社に行き、つらい気持ちをかなりの年月我慢していました。


休みをとった

夜全然眠れず、気づいたら出勤時間になってしまい、疲れが残った状態で出勤、という生活スタイルにすっかり慣れていました。疲れがたまった頭の中で考えることは、仕事が思うようにできないこと、なぜパワハラをされるのか、私にどんな落ち度があったのか?ということでした。

気持ちがつらいのに、頭がしっかり働かない状態の中、そんなネガティブな気持ちが入れ替わり立ち代わりぐるぐると頭の中で繰り返され、自分の体調がおかしいと思う出来事がありました。それで、やっと休みを取る気になりました。

専門家のアドバイスを受けてみた

本当なら、心療内科に先に行くべきでしたが、なぜか私は心療内科に行くのに躊躇し、ストレス専門のカウンセリングを予約して、人生の先輩みたいなカウンセラーからカウンセリングを受けました。

その後、気持ちが変わることが感じられず、ついに決断して心療内科に行くことにしました。最近の心療内科は、患者が非常に多く、すぐに受診できない場合も多いようです。心療内科に行ったことがない人は、できるだけ早めにクリニックに相談し、自分は大丈夫と思っている段階でも、予約を入れて受診してみてもいいかもしれません。私も1か月近く待ち、受診しました。

専門家を頼る際の注意点

専門家のアドバイスが合っているかどうかは、本当に人それぞれだと思います。心療内科に行ったら、必ずつらい気持ちを直してもらえる、かどうかは、必ずしも当てはまらないと思います。

自分の気持ちが少し落ち着いた、というだけでも十分専門家を頼る効果はあると思います。

つらい気持ちを整えるために

心療内科に私は「どうしたい?」かを聞かれました。通院するか、休業するか、会社にパワハラを相談するか、という選択肢もありました。休業すると、最長1年半、年収の60%の賃金が保証されるようです。

取りあえず、通院を選びました。処方箋でもらった薬は最初ということもあって、依存性のない睡眠薬でした。しかし、自分が心療内科の患者になってしまったという気持ちから涙が出る一方、こういう状況を作り出した上司に対し、自分自身は手を下さず平静を装う姿に別の思いが廻ったのも事実です。当時、本当に気分は整っていなかったと思います。

考え方を変えてみた

自分自身のつらい気持ちを、どうすれば脱することができるか、自分なりに考えてみました。そして、無視や外しを強く意識し、それを行う上司の理不尽な行為を思い出すこと、と認識しました。

そこで、思い出されてつらい気持ちは「とりあえず脇においておく」スタンスで、思い出しそうになったら、できるだけ別の何かを考えるように心がけました。

専門家にアドバイスを求める行動を起こした自分に対し、専門家に相談することになってしまった自分を責めるのではなく、自分を整えるために動いたということを「認めて」あげる、といった具合です。

それから数か月経ちました。はじめは本当に真っ暗だった職場でも、徐々に優しい人たちが協力してくれ、自分自身の気持ちが整っていくような気がしました。パワハラ上司はそのままの態度を貫いていますが、私自身の気持ちが変わったことで、私の上司に対する接し方が変わった気がします。仕事も上司以外のルートで情報を取得するよう、やり方を変えていったのも大きい変化です。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。


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