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啓蟄(けいちつ)

今日は二十四節気の啓蟄。寒さが緩んで冬眠していた虫が地中から出てくる日らしい。
「土の時代」の私がブログを始めるのにぴったりの日だなと思う。

一緒に診療している「風の時代」のリーダーみたいな長女(現在3人目を出産して育休中)が、昨年10月に新しいホームページを作りたいと言ってきた。

保育士の免許を取って、離乳食の相談も始め、その方たちへ向けて自分のメッセージを発信したいとのこと。

「でも一般歯科のメッセージは、院長のママが書いてね。」と。

ありがたいことに笑「ママも何か発信した方がいいよ!」と、長年腰痛で悩み、腰痛の勉強をしている私の「院長の腰痛ブログ」まで作ってくれた。

私は自分の患者様、スタッフ以外にメッセージを発信したことがない。
人のブログやインスタ、Twitter、娘が書いているブログさえ見たことがない。
自分の中でそういう習慣がない。

しかし診療に対する熱い思いは持ってるので、娘に勧められるまま、病院ホームページの原稿を書いた。

まずは「風の時代」のメンバーである受付さんにできあがった原稿を見てもらった。

受付「歯周病を放置してたら…こういう脅しのような表現は書かない方がいいと思いますよ。」
「呼吸がよくなるって表現は、呼吸で本当に悩んでいるお母様たちは「これをやれば呼吸が治るんだ」と思って来られますよ。大丈夫ですかね?」
私「あー、そうなんだね。脅してもいけないし、過剰な表現ぽいのもダメ。発信って意外とめんどくさいね〜」
とそれからも受付さんに直しの原稿を提出しては、見てもらい、書き直す…を繰り返す日々が続き、最後には受付さんが「私が先生にインタビューして、私がそれをまとめた方が早いですね」と笑

こうして出来上がった原稿を娘に提出。
また書き直しを命じられ、やっと完成したのがこのホームページの文章だ。

私「こんなにいろいろ規制が多かったら「院長の腰痛ブログ」とか簡単に書けんわ。」
娘「そうだね、半年くらいは私が検閲してからアップした方がいいかもね笑」と言われ、本当にめんどくさくなって半年放っておいた。

さて、私のメンタルトレーナーであるまーちゃんと年に何度か会ってセッションを受けて、ブロック(無意識の思い込みや壁)を取り除いて生きやすくしてもらっている。

「失敗しても落ち込む必要はない。そんな自分もかわいい。それをマイナスに捉えないで次できればいい」

こんな単純な言葉では語り尽くせないが、まーちゃんが私の心を解放して、背中を押してくれたのは確かだ。

「ブログをやってみよう」ーこれを読んでくださった方がしあわせな気分になってくれたらいいな。

自分の言葉で伝えていきたい。



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