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愚者は正論で武装し、賢者は寛容をもって和を成す

どうも、元クリエイターの思考コンサルタント
ダヴィンチさんです。

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本日のテーマはこれです。


愚者は正論で武装し
賢者は寛容をもって和を成す


みなさんの周りに正論マウンティングする人はいませんか?

ネット上で「正論を使う人は低能である」といった記事が多く見受けられますが、私も同じ意見です。ここに私の考えを書かせてください。


正論とは何か

「正論」というのは、自分の考えや価値観ではありません。
では「正論」とは何か? それは、社会全体にフワフワと浮かんでいて、誰からも否定される事のない、どんな教科書にも書いてある、小学校の道徳の時間に先生から必ず習う事です。


正論でマウンティングする人の心理

誰が何と言おうと「正論は正しい事を世界中の人々は知っています。では、正論を人に対して言っちゃう人の心理とは何なのか。それは説明するまでもなく「マウンティング」であることが多いです。

正論でマウンティングする人は基本的に人から嫌われます。それはなぜか。「正論を人に対して言う」という行為は「あなたは教科書に書いてある事が守れないダメな人ですね。ちなみに私は正しい人ですがね。」という言葉をぶつけているのと同じだからです。つまり、正論をぶつける事で「自分は善」「相手は悪」という立ち位置を押し付けているのです。「自分の優位性を確保したい」という欲求を満たしたくて我慢できないのです。もっとも、正論でマウントしてくる様な人は、それすら自覚していませんが。

このような人は日常の何気ない会話の中に「正論」「正当化」を多用し、自分の優位性を確保・担保しようと常に必死です。

例えば、何の悪意も無いような状況でも、自分が不利だと思うと、急に自分を守るような行動や発言をします。ちなみに、このタイプの人が「自分を守る」行動をとった場合、非常に厄介です。何故なら、必ず誰かを「悪」にしてしまうからです。そうする事で、相対的に自分を「善」にするのです。悲しい事に、このタイプの人はそう言うやり方以外に方法を知らないのです。本当にたちが悪すぎます。

例えば)
自分の目の前で、子どもが泣いています。「どうしたの?」と声をかけようかなぁと迷っていますが勇気が出ません。
すると次の瞬間、横を通りかかった同い年ぐらいの人が「どうしたの?迷子?お菓子をあげるからもう泣かないで。」と優しく子どもに声をかけ、お菓子を渡しました。


この状況は、このタイプの人にとっては「不利な状況」なのです。誰の悪意も働いていないのに、不利な状況だと思い込んでしまうのです。
なぜだかわかりますか?
子どもに声をかけられなかった自分を、勝手に「悪」と解釈・妄想してしまうのです。
さらに、お菓子で子どもを安心させるというアイデアを思いつけなかった自分は、能力が低いと解釈・妄想してしまいます。
さらにさらに、このタイプの人は「泣いている子どもが目の前にいるのに助けないなんて、なんてひどい人なんだ」と思われているに違いない。と言うことまで妄想します。

しかしながら、このタイプの人は、自分が「悪」である事も「能力が低い」事も、認め受け入れる事ができません。

その結果、このタイプの人は、子どもに声をかけてあげられなかった自分を、アイデアを思いつかなかった自分を、正当化したくてたまらなくなります。

自分はいつも、周りから褒められて、エライねって、スゴイねって、言われながら育ってきたんだ。だから自分は常に正しい存在でいなければならない、それ以外受け入れられない。そんな風に思っているのかもしれません。

とにかく、以上の様な妄想の中で自分を正当化するためには、自分が「悪」にならない為には、自分が「能力が低い」事にならない為には、逆転ホームランを打つためには、何かしらの理由が必要となります。子どもに声をかけた人を無理やりにでも「悪」にする為の理由が必要となります。

よって、子どもに声をかけた人へ次のような事を言ってしまいます。

「子どもが泣いているからと言って、お菓子を渡すなんて事、信じられないですね。この子の家庭は教育方針上、お菓子を食べさせていない可能性だってあるのに、よくそんな無神経な事ができますね。自分ならそんな事、とてもじゃないけどできません。そもそも、子どもに声をかけていい人ぶってないで、早く警察へ保護してもらった方が賢明では?」

これで自分は「善」、子どもに声をかけた人は「悪」という事になりました。(あくまでもこのタイプの人の中では)
そして、子どもに声をかけた人は、なぜ自分がそんな事を言われないといけないのか理解できず、ただただ傷つきます。



結  論

このタイプの人は
・自己肯定感が低いにも関わらず、なぜかプライドだけが高い
・正論でマウンティングするか、人の上げ足を取るか、因縁をつけるか以外に自分の優位性を高める方法を知らない
・自分を正義の味方か何かだと信じて疑わない

つまり 未熟な人、低能な人 という事になります


子供同士が「あぁ~〇〇ちゃん!そんな事していいのかなぁー!先生に言いつけよう!」とか言い合っているのは、成長過程で必要な事なのかもしれません。

しかし、大人がこれをするとなると話は違います。

もう、醜い光景以外の何ものでもありません。

こんなタイプの人が本当に世の中にはいるので切ないですね。


私の記事を読みに来てくださる方は、もっぱら被害にあっている方ばかりだと思いますが。和を成す皆さん、暖かく見守ってあげてください。

以上、ダヴィンチさんでした。


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有料記事で、少し高い値段設定にしていますが私の経験を凝縮して書きました。きっとお役に立てると思います。

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