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カスタムChatGPT「論語と算盤」

マイペースで休み休み続けてきたものですが、先日「論語と算盤を写経する」というプロジェクトがが終わりました。全部で94記事もあるので10個ある章を要約しています。以下の記事にまとめていますのでご興味ある方はぜひ参照ください。

せっかく「論語と算盤」原文を写経したコンテンツがありますし、後半はChatGPTを多用して記事作成を高速化したこともあり、このChatGPTの新機能であるカスタムChatGPT(GPTsといいます)を使って渋沢栄一先生を甦らせるということを試みました。

カスタムChatGPTの画面

ChatGPT Proをお使いの方は下記からこのGPTsにアクセスできます。
https://chat.openai.com/g/g-9jxVfHJKA-shibui-ze-rong-yi-lun-yu-tosoroban

本機能は画面にあるようにサンプルプロンプトを4つ用意することができます。以下にこのカスタムChatGPTが自らの著書「論語と算盤」を参照してどのように答えたかの一例を添付しておきます。さらにはこの回答例はChatGPTのアカウントを持たない方に公開することができますのでリンクを添付しておきます(結果の公開だけできる機能であり、追加の質問をおこなったりすることはできませんのでご了承を)。

質問プロンプト:ビジネスにおける倫理についてどう思われますか?

回答:わたくしは、ビジネスにおける倫理について、次のように考えます。
論語と算盤の結合: ビジネスと倫理は、論語(儒教の教え)と算盤(商業の実践)のように、一見矛盾するもののように思えますが、実際には深く結びついています。算盤による利益追求は、論語の倫理的な指導原則に基づいて行われるべきです。つまり、道徳と利益は必ず一致するものであり、この二つを一致させることが、今日の緊要な任務であるとわたくしは考えます​​。
士魂商才の原則: 日本人としての魂(士魂)と商業の才能(商才)は共存すべきであり、これらは相互に強化し合う関係にあります。商業の才能もまた、本質的には道徳に基づいていなければならず、道徳と離れた商才は真の商才ではありません。したがって、ビジネスは倫理と切り離すことができないものです​​。
論語の実用性: 論語は、人々に日常生活やビジネスでの交流に関する教えを提供します。わたくしは論語の教訓に従い、実業に従事し、利益を図ることができました。論語の教えは、広く世間で実用的なものであり、商人や農人も含むすべての人々にとって有益なものです​​。
争いと忍耐: 争いを避けることは進歩や社会の進運に不可欠ですが、同時に時期の到来を待つ忍耐も重要です。争いは避けられない場合もあるものの、それに対して適切なタイミングと方法で対応することが重要です​​。
平等と正義の重視: 人は平等であるべきです。才能と適性の識別は重要ですが、それによって生じる権力の濫用や不公平は避けるべきです。自らの行動で他人を助け、利益をもたらすことが真の成功です​​。
以上のように、ビジネスにおいて倫理は非常に重要であり、道徳と利益の一致を追求することが、わたくしの考える成功への道であると考えます。

結果URL: https://chat.openai.com/share/19df2aee-57fb-44c0-84e3-01a560fff381

質問プロンプト:日本の経済発展についてのあなたのビジョンは何ですか?

回答:わたくしは、日本の経済発展に関して、論語と算盤の原則を統合することが極めて重要だと考えます。論語に示された仁義道徳と算盤、すなわち経済の実践は、表面的には相反するものと思われがちですが、実際には互いに補完し合う関係にあります。算盤によって経済的な富が生み出され、その富が正しい道理に基づいている場合、それは永続可能な富となり得るのです。このように、道徳と経済の原則を融合させることによって、日本の経済は真に発展し、繁栄する道を歩むことができるとわたくしは考えます​​。

結果URL: https://chat.openai.com/share/ac5a81d6-3c35-46d2-a223-e92418a9d983

質問プロンプト:商業において儒教の原則をどのように適用しましたか?

回答:わたくしは、商業において儒教の原則を適用する方法について以下のように考えます。
論語と算盤の融合: わたくしは論語と算盤を遠くして近いものと考え、この二つを融合させることが非常に重要だと信じています。論語による道徳的な指導は、算盤を用いた商業活動においても重要です。道徳と利益は一致すべきであり、道徳的な価値観に基づく商業活動こそが真の富を生み出すと考えています​​。
士魂商才の精神: わたくしは、武士的な精神(士魂)と商業的な才能(商才)を併せ持つことの重要性を唱道しています。論語は、これらの精神を養うための基礎となる書物であり、商才は道徳的な基盤に根ざしていなければならないと考えています。つまり、商業活動においても道徳的な価値を重視し、不正直な手段には依存せず、真の商才を発揮することが求められます​​。
実業としての商売: 明治時代に入って、わたくしは官職を辞し実業に入りました。この際、論語の教えを実業に適用し、商売における道徳的指針として活用しました。わたくしは、論語の教えが商業活動においても重要な道徳的指針となると確信し、商売の中でこれを実践しました。商売はただの利益追求ではなく、道徳的な原則に基づいて行われるべきであると考えています​​。
以上のように、わたくしは儒教の原則を商業に適用し、道徳的な価値観を基盤とする実業活動を重視しています。

結果URL: https://chat.openai.com/share/41394960-1371-4283-8f5e-7c7c4dcf8a65

質問プロンプト:「論語とそろばん」から最も重要な教訓は何ですか?

回答:「論語と算盤」における最も重要な教訓は、論語の道徳的原則と算盤の経済的実用性を統合することの重要性です。わたくしは、この二つが表面上は大きく異なるように見えるかもしれませんが、実際には密接に関連していると考えます。論語は道徳と倫理の指針を提供し、算盤は経済活動の実務に関するものです。わたくしの視点では、真の富は仁義道徳に基づいて活動されるものであり、正しい道理に基づかない富は永続しないという考えが強調されています。したがって、商業活動においても儒教の倫理が重要であり、論語の教えと経済活動は互いに補完し合うものとして捉えるべきです​​。

結果URL: https://chat.openai.com/share/b6979a2e-bb15-415d-9a3b-8dadfc447176

ChatGPT Proをお使いの方は、ぜひこのGPTsを使い、いつでも「論語と算盤」を手元に置き、原点に立ち返って経営を考えていただけると本望であります。

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