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デジタル通貨✖︎Eコマース レポート(2)

資産価値の見える化 売却需要を喚起

消費者の持ち物のリセールバリューを示すことで、売却需要を喚起する「資産価値の見える化」サービスが増えている。消費者は自然に再販価値を把握することができる。

顧客の隠れ資産を把握する機能が各社多く出てきています。不用品市場は7兆円とも言われているが、現在の市場流通額は2兆円程度である為まだまだ自宅に資産が残っていることになります。アプリを利用して保有商品の資産価値を簡単に可視化する事が出品の動機付けになるのか今後の動向が気になります。


消費者庁、紛争解決の現状を議論 プラットフォームの検討会

消費者庁は7月2日、ECモールやフリマアプリなどのデジタル・プラットフォーム(DPF)上の商取引における、消費者トラブルの解消を目的とした検討会の第8回会合を行った。


TikTok動画でドージコインが人気──取引高は急増、価格は35%上昇

柴犬をモチーフにした暗号資産(仮想通貨)ドージコイン(Dogecoin、DOGE)の取引高が急増した。投資を勧めるティックトック(TikTok)動画がそのコインの人気を高めている。
暗号資産データ企業メッサーリ(Messari)のデータによると、ドージコインの取引量は今週初め、2日間で約2000%近く増加した。同暗号資産の価格も35%上昇し、0.035ドルとなった。

ドージコインは結構古くからある暗号資産で、斜め上のあたりから突然きたニュースでした(笑)確かにドージコインのマスコットキャラクターが柴犬なのですが、そこに注目を浴びるほどの可愛さだったのだろうか?と疑問符しかつきませんが・・何か裏がある様に思ってしまいますw
記事中にもある様にあくまで投機としてのユースケースでしかなく、この高騰に何も中身がないことは明白です。投機は自己責任でお願いします。


中国配車サービス滴滴、人民銀デジタル通貨の使用実験へ

【北京】中国の配車サービス大手、滴滴出行(ディディチューシン)は、中国人民銀行(中央銀行)が推進するデジタル通貨の使用実験を行う計画を明らかにした。
滴滴は8日、人民銀のデジタル通貨研究所と戦略的提携を結んだと発表した。滴滴はデジタル通貨を同社サービスに使用する実験を行う。

日本はまだCBDCに関して発行する準備や議論の段階ですが、既に中国は社会実験にまで着手し始めました。
通貨や新しい技術は使ってみないと改善やニーズはわからない事が多い為、まず試してみる事が重要です。議論は必要ですが検証して議論をしなければ議論の為の議論になりそうですね。

最近は香港での国家安全維持法が採択され言論の自由はなくなり、今後は誰が何にいくら使ったか把握されるデジタル通貨が進んで行きそうです。国が管理するデジタル通貨と一党独裁は相性が良いでしょう。デジタル通貨も包丁も使い方を間違えれば人を不幸にします。だからこそ未来の通貨はリスクヘッジできる選択肢が必要でしょう。


無担保で借り入れ可能なP2Pレンディング DeFiプロジェクトAaveが新サービス

レンディングプロトコルのAaveは新たな貸出サービスを発表、担保を預け入れなくても借入が可能な分散型金融の仕組みを構築した。
Aaveはイーサリアムベースのレンディングプロトコルで、Compoundなどと同様に仮想通貨を預けて金利収入を得たり、仮想通貨を借りることができる。

分散型金融サービスの中でこれまで借りる金額より多いETHを担保にERC20の暗号資産を借りる事が当たり前でしたが、無担保で借入ができるサービスが出てきました。
仕組みとしてはAaveに暗号資産を預けている自身の与信枠を他人に委任する事ができるそうです。
個人間での契約に加えOpenLawというサービスを使用する事で契約に強制力を持たせる事ができます。この仕組みが上手く行けば銀行などの融資に数週間待たずに申請と同時にすぐに融資が受けられる遠い未来が来るかもしれませんね。

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AaveのCEOであるStani Kulechov氏はツイッターでサービスを説明、それによると例えばAさんがテザー(USDT)をAaveに預け、与信枠をBさんに委任すると、Bさんはイーサリアム(ETH)などをAaveから引き出すことができる。

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