【870件の応募!】インスタにおけるフォトコンテスト企画成功のポイントとは?
こんにちは。株式会社自給人の齋藤(@datura8925)です。
『JIMOHACK湘南』という湘南エリアのローカルメディアを運営しているのですが、今回はInstagramでフォトコンテストを開催しました。
その結果、900件近くの投稿があり、1つのWEBメディアとしては想像以上の盛り上がりを創ることができるので、1つの事例としてシェアしたいと思います。
フォトコンテストの効果
まずはフォトコン企画の結果をシェアしたいと思います。
☑フォトコン期間
2021年4月29日(木)〜5月31日(月)
☑フォロワー数
約1万人→約1.1万人
※約1,000フォロワー増加
☑ハッシュタグ投稿数
874件
フォロワー数は1万人を超えると1,000人単位の表示になるため、正確な数字はわかりません。(ごめんなさい)
また、期間中もアカウントで投稿を続けていますので、全てがフォトコンの効果とは限りません。
ですが、フォトコンの本当の効果は、フォロワー数の数字ではなく、地域の盛り上がりを創ること&濃いフォロワーさんが多くなったことだと思っています。
フォトコンを行うことで、ハッシュタグで地域のみなさんが投稿し、そのハッシュタグを見ることで、新たな地域の魅力発見に繋がりました。
実際に、知らなかった場所やグルメを知れましたし、フォロワーさんからも『ハッシュタグ見るだけで楽しいです!』という声も頂きました。
投稿されてる写真も本当に魅力的な写真が多くて、選考もかなり迷いました(^^;
また、魅力的な投稿があれば、ストーリーズでシェアをしたり、コメントしたりしていたので、濃いフォロワーさんとのつながりにもなりました。
当然フォトコン終了後も、景品のやり取り等を通じて仲良くなったり、数字以外の見えない部分での繋がりを創る意味で、やって良かったなと思います。
↑のように、実際にお店に訪れた方も多くて、こういうリアルのつながりを創れるのも本当に楽しいです!
フォトコン成功のポイント
ですが、『フォトコンやりますよ~!みんな投稿してね』みたいに、ただ企画を創って投げるだけだと全く盛り上がりません。
フォトコンを開催してから、他のフォトコンも目にしますが、企画は作ってもほとんど盛り上がらずに終わってるパターンをよく見かけます。
せっかく企画しても盛り上がらなかったら『この企画全然盛り上がってないな…このメディアは人気ないのかな?』と思われてしまって逆効果になることも。ですから、企画するなら意地でも盛り上げたいのです。
1つの新米メディアで、900件近くの投稿があったことは、正直想像以上でした。
では、今回の企画で何を意識したのか?について、書いてみたいと思います。
①魅力的なプレゼントを創る&地元企業を巻き込む
よくあるプレゼント企画では、アマゾンギフト券などの景品がありますが、それでは他のメディアとやってることが一緒になってしまいます。
せっかく湘南のメディアなのに、どこでも使えるギフト券じゃつまらないですよね。
※インスタの規約上、現金やギフト券などの金券のプレゼントは禁止されています。
そして、せっかくなら、湘南ならではの景品を創って、地元のPRにも繋げたい…という想いがありました。
そしたら、地元企業の宣伝にも繋がるし、『ジモハック湘南と関われば宣伝効果がある』という印象にも繋がります。
なので、プレゼントは地元賞品にこだわり、全て繋がった店舗や企業様から商品を提供していただきました。
このように自分だけで運営するのではなく、他者を巻き込むことが成功のポイントの1つ。企画の関係人口を増やすことで、自分だけでなく"みんな"の企画になるので、当然自分1人でやるよりも盛り上がりますよね。
よくある失敗事例は1つのメディアや企業だけで完結してしまうことなので、他者を巻き込んで関係人口を増やすことを意識すると良いと思います。
②初動の盛り上がりを創る
どんな企画でも最初が盛り上がらなければ、企画が盛り上がることはありません。ですが、最初は企画を知らない人も多いし、『これって投稿しても良いのかな?』と半信半疑で投稿しない人も多いです。
なので、最初からこちらから盛り上がりを創っていくことが大切なのです。
では、盛り上がるを創るためには、どうすればよいのかというと、個人的にやったことは以下のことです。
・企画を創る前にアンケートを取る
・しっかり事前告知をする
・自ら積極的に投稿する
・タグの写真にコメントする
・タグ写真を厳選してシェアする
・良い投稿には企画があることを知らせる
などです。
最初の3日間くらいはなかなか投稿されないことは覚悟して、自らも積極的に発信して、こちらからもアクションをしていくことが大切です。
結局、こちらからアクションすると仲良くもなるし、インスタのアルゴリズム的にも優位になるので、アクションするに越したことはないですね。
③中だるみで盛り上げる
ほとんどの場合、企画が盛り上がるのは、最初と最後です。初動の盛り上がるさえ作れば、最初の1週間くらいは投稿数がどんどん増えていきます。
特に、今回の場合はゴールデンウイークから始めたので、ゴールデンウイーク中は投稿数が増えることは予想していました。
ですが、企画には必ず中だるみ期間があって、今回もゴールデンウイーク後には中だるみがあることは予想していました。
なので、中だるみ期間でも投稿数が増える施策をしていくことも大事です。
ですから、今回はあえて、全ての景品を一気に発表せずに、中だるみに備えて少しずつ発表をしました。
↑中だるみ期間で発表した商品。
こちらはお店側に選んでもらったおかげで、また別の個性的な写真が選ばれました♪
中だるみ期間でも刺激を与えることで、常にフォトコンを新鮮な気持ちで楽しむことができますよね。
さいごに
このように、企画側はただ企画して終わりではなく、ユーザーさんが楽しめて積極的に参加したくなるような仕組みを創っていくのが成功のポイントですね。
フォトコンを盛り上げることができれば、ただの数だけのフォロワーではなく、濃いフォロワーさんが増えて、本当の意味での影響力が増すハズ。
さいごに宣伝ですが、地域メディア戦略の有料noteを作っています。フォトコンだけでなく、今までやった施策を全てまとめているので、良かったら参考にしてみてくださいね。
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