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歯の詰め物大丈夫ですか? ~慢性疲労の原因になることも

先々週、ついに抜歯途中にもかかわらず19年間放置した親知らずが痛くなり、歯科医院の扉を叩くこととなりました。

19年も歯科医院に行っていなかったのと(特に痛みもなかったし、見た感じ虫歯もないし、歯もキチンと磨いてたし・・)、お年頃なのもあって、いろいろとほころびが見つかりましたので、しばらく週1くらいで通院が続きそうです。

週1は歯科医院通院ブログになっちゃうかも(笑)。

本業は栄養コンサルなので、ただの患者さん目線の話しではなく、栄養の話題につなげていこうと思います。

歯の詰め物、アマルガム

可能であれば、口腔内のメタルフリー(金属ナシ)を目指したいところではありますが、まずはその前に、アマルガム。

アマルガムというのは歯の詰め物の金属の種類で、水銀を含んでいます。アマルガムそのものについての説明は、検索すればいくらでもでてくると思いますので、そちらにお任せするとして。

歯の詰め物がアマルガムかどうかの判別は、パッと見、ツルっとしていなくて、火山の溶岩のようなザラザラ感があります。あと、詰めるときに、型をとっていたかどうか。

現在はほとんど使われていない材料なのですが、40代の方は、子供の頃に歯医者さんにかかっていたら、あるかも。30代の方でアマルガムがあるのは珍しいと思っていたら、私がアルバイトをしていた栄養療法のクリニックでは、30代の患者さんでもアマルガムが入っている方がいました。

正確に知りたい場合は、歯科医師にご相談くださいね。

私の記憶では、どの歯も型を取って、次の回に詰め物をしたおぼろげな記憶があったので、アマルガムはないと勝手に思っていたところ、今回の歯科医院の初診で、アマルガムが1本あることが判明しました!

小~中学校の時に通っていた、A歯科。高校~大学の時に通っていた、B歯科。社会人になってからは、オフィスのビルにあるC歯科に。転勤で引越しをして、D歯科で親知らずを抜きかけてそのまま・・。

通院歴を振り返ると、A歯科が怪しいのですが、A歯科で治療したのは1本ではないので、アマルガムが1本というのは、どうにも辻褄があいません。が、まぁ今となってはアマルガムが1本ある事実にはかわりがないので、ここは迷宮入りで仕方ないとしましょう。

水銀の悪影響

なぜに私がアマルガムで大騒ぎをしているのか。アマルガムには水銀が含まれており、この水銀がとっても悪さをするのです。

水銀は、アマルガム以外にも、大気汚染や、大型魚を食べたりすると、体内に入ってきますので、日本人で水銀に一切暴露していない人はいないと言われています。

どうやっても外部から多少は入ってきてしまう水銀ですが、これを体内に溜め込んでしまうか、上手く排泄できるかには個人差があります。これはとっても長くなるのでまたの機会に。

水銀は、元素の周期表で、亜鉛と同じ縦の列に位置します。亜鉛は300以上もの働きがあると言われているのですが、この亜鉛をことごとく邪魔してくれちゃうのが水銀なのです。

元気を産み出す工場、ミトコンドリアでも水銀がめちゃくちゃ悪さをします。工場が稼働しなくなっちゃいます。なので、元気が生産されないので、しんどいに決まってます。

工場をなんとかせずに、カフェインや甘い物で、元気がないカラダに、ムチを打ちまくっている人が多いのが現状なのです。

金融に例えるならば、工場が稼働していない会社に、補助金ばかり注ぎ込んでなんとか延命させている感じですね。

歯根病巣、歯周病などの慢性炎症が慢性疲労につながる可能性

さらに、歯の表面の虫歯の治療はしても、奥の神経に炎症が残っていたり、歯周病があったりすると、炎症が起こります。腫れたり熱が出たりするほどの炎症ではなく、ブスブスとくすぶる慢性炎症です。

この炎症の対応に、実は体内は大わらわでして、常に手一杯気味なので、他のことに手が回らなくなります。食べた物の消化なんて、莫大なエネルギーを消費するので、慢性炎症のフォローもして、消化もして、ってなると、さらに他のタスクに回せるエネルギーなんてごくわずか。なので、食後に起きているためのエネルギー量が確保できなくて、食後、寝落ちしてしまったりするのです。そして、食後は低血糖のフォローにも出動しなくてはなりませんが、もうエネルギーが足りません。そうすると、低血糖がそのまま放置されて、最後の砦、アドレナリンとノルアドレナリンがカバーするので、イライラしたり、不安になったりするのです。

そして、この慢性炎症が厄介なのは、24時間365日ずっと炎症しているということ。

慢性炎症は歯と歯茎だけじゃありませんよ。他は長くなるのでまたの機会に。

ココロのストレスケアだけでは慢性疲労からは脱出できないことも

精神的ストレスでカラダが怠いと思ってる方も多いかもしれません。たしかにそのウエイトも軽くはないのですが、この慢性炎症によるダメージは24時間356日なので、けして侮るなかれ。

仕事は慣れたし、やりがいもあるし、職場の人間関係もまぁ、悪くはない。なのに、カラダが重くて動けない。なんて時は、慢性炎症に目を向けてみてくださいね。

そんなお話しを月1回、少しずつお話ししているお茶会があります。

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脱疲労コンサルタント・川上おとじ
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