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見通しをもつということ②

前回の 見通しをもつということ① 続きです

先生からの連絡帳を見て、私の気持ちは先生の考えはごもっともという事と一方で息子の理解のずれから起きたことでもありそうだなと感じました

息子本人に改めて確認したことは 授業の予定に書かれていた事から変更を案内する発信は先生からなかったこと、発表会のつもりで参加した日も
発表会が延期になったことへの説明が特になかったこと

私から連絡帳を通じて連絡したことは先生の言われることはごもっともだと思うこと、その為に一緒のグループの子達に迷惑をかけたこと
また、今回の授業の変更までの過程について本人の理解とずれがありそうなので確認したいと連絡を取りました
当初は電話のみでのお話も含めて相談しましたが、やはり顔をみてお話出来たほうが誤解なくお話出来るのではないかと思って面談をお願いしました

日程が決まり面談に伺うと
当初予定されていた授業が(月)・(水)・(金)と設定されていたこと、(金)に発表会が予定されていたが、子供たちから(水)の時点でこのままでは練習時間が足らない、もっと練習してから発表会に臨みたいと授業中に発信があったとのこと(もちろん息子もその場にいたと)

その為(金)は発表会ではなく練習日とすること、さらに追加で翌週に最終の工程をグループで確認しあって確定させる日、
その後発表会を行う日を設定することが決まったとのこと

その為(金)は息子は把握してなかったけど全日程の3/5日目であったこと

息子が休んだ日は最終工程を確認する全日程4/5日目であったことがわかり、さらに翌週に発表会が予定されている事を確認しました

ここで息子の理解していることが大きくずれていることがよく解ったので
先生に現状をお伝えしました
まず、今回苦手なことだけど予定が把握できていれば休むことはなかったように思われること
このずれを解消する為、交流先の先生からの全体指示があった後に
大事な内容を把握できているか確認するために、個別の声かけをお願い出来ないか相談しました
 
可能ならば、皆の前ではなく個別に、かつ本人の意欲を欠かないような声かけをお願いしたいと
『確認だけど○○先生が言われていた体育の授業で発表会まであともう一回練習日を増やして、その後に発表会を行うって言ってたよね?』といった感じでフォローをお願いできたら助かると打診してみました

当初、私からのお話がある前は先生は苦手なことを回避するためのお休みしたのだろうと思っていたようでしたが、そこの誤解を伝える事が出来ました

また、別のエピソードとして
面談当日に交流先の先生からクラス全体へ指示の発信があった直後に
説明済の内容に対して息子から交流先の先生に質問しに行ったことがあったとのこと 
その時も交流先の先生は息子に対して「さっき言っただろう」とは言わずに淡々と同じ指示を伝えて下さっていたとのこと
そのこともあり、先生は今回の私からの説明で息子の全体指示の理解にずれが起きている事を認識されたようでした

また、この案件は交流先の先生に息子への個別の配慮をお願いするのは難しいとの判断もあり、担任の先生から支援頂く事で了解を得られました

改めてこういった問題が起きる事で息子の困りごとが表面化されたことは良かったなと思えました
くしくも息子から最近になって 自分事として家庭や学校で実は気が散って集中できない事、気づくと別のことが気になってしまうのだとこぼしていました きっと今回も聞いてるそばで何かに気がそれたのでしょう
気を付けたいと思っているのに、それが難しいことだと感じている事もわかりました

今回は交流先の先生に本人の聞き漏らしが発端ではあるけど、疑問に思えたことを自ら質問しに行かれたことは成長と思えました

苦手なことをやりきる為に、予定を把握していることは安心感につながること、本人の中でやりきる為の見通しを持とうとしていたことも理解できました

こういったことが本人の中で安心材料を得るポイントであることを知れたこともよかったです

長くなりましたが、見通しをもつということを終わりになります

今週いよいよ発表会を控えています 本人は出ると決めたようですが
不安いっぱいな様子 まずはその気持ちを受け止めつつ
いつも通りで良いこと、間違っても失敗しても問題ないこと
出ると自分で決めた事、それがとてもすごいことだと伝えていきたいと思います