だからといって全力でついていく必要はない
またひとつ西野亮廣という人を垣間見ることができた。
昨日もこの記事を紹介しているがその中でこんなことが書かれている。
さらに凄いのは、仕事以外の話で雑談をしているのを一度も見たことがない事。無駄が1ミリも無いからこちらにも良い緊張感が伝わってくる。打ち合わせが終わると、すぐにスマホを取り出し、何やら仕事を始める。
会社があって家庭があって息抜きの遊びの時間があるみたいな全く違う別々のことをそれぞれ別枠としてやるんじゃなくて、全部一つの目的のためにひたすらやり続けているというのがよくわかる。
極端なことを言えば、コロナだのワクチンだのを議論している余地がない。決まっていることや放っておいても決まることに口出しする時間がもったいない、ぐらいの気持ちなんだと思う。
もちろん自分のやろうとしていることに支障があるなら議論にも上がるのだろうけれど、必要のないことは一切しない、究極のムダを省くスタイルを貫いている姿勢が見て取れる。
西野さんを見ていると色んなプロジェクトを同時進行で進めているという感覚はあるのだけれど、マルチタスクになっていないというか、それぞれのプロジェクトが結局一つの方向を向かっている感覚が強い。
文章を書いて投稿するのも、サイン本を作成して送るのも、打ち合わせするのも、ライブ配信するのも、メディアに出演するのも、クリエイターとして制作活動するのも全部同じ方向に向かっている。
そういう風に設計していると思う。
僕は自分が実行している行動がひとつの目的に向かっているなどとはとても言うことができないし、多くの人がきっとそうだと思う。
そもそも組織に属している時点でそういう設計に出来かねるのもある。
ただ、木村さんもこう書かれている。
求められているのは「死に物狂いでついていくこと」ではないことにある日気づいた。
その後、僕がとった戦略は、必死でついていくのではなく、並走している時間をなるべく長くすること。遅れたら迷わず歩く。すると後ろから物凄いスピードで周回遅れにするべく追いついてくる。そこがチャンスで、「やばい抜かれる」と思うのではなく、「待ってましたよー」と全速力でそこから並走すれば良いのだ
そういうことだと思う。
西野さんと全く同じように走り続けることはできない。
でも同じスピードで併走することができるチャンスはきっとある。
その時に全力で頑張ればいい。
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