ブラックピアノ 修正版第一話 ゼロから始めるピアノ最終回 だいたい毎日投稿 四日目
加藤凛斗は妹の加藤凛音とともにピアノの練習をしておりあと一か月あるかないかぐらいになったー
あと曲の発表まで残り22日。
(最後の仕上げに取り掛からないと。)
俺はいつも道理家に帰って凛音に笑顔を見せてから練習に取り掛かった。
俺は二週間ぶりにピアノを弾いた。
「じゃあ、お兄ちゃん、ここ、弾いてみて。」
「ああ。」
全て完璧にひけた。
「これであと時を待つだけだね。」
22日後ー
今日はトルコ行進曲、発表の日。希美からは「放課後に音楽室にきて。」と言われている。緊張と楽しみな感じでいっぱい。
放課後ー
「じゃあ、初めから弾いてみて。」
「ああ。」
シラソラ
軽快な音で始まるこの曲。その曲が俺の心を落ち着かせてくれる。気が付くと最後の場面になっていた。最後まで完璧に弾き終えた俺はピアノの横に立って礼をした。これはピアノを弾き終えた後の礼儀だと凛音が言っていた。
ぱちぱち
と希美から拍手が出る。
「凄いよ。凛斗くん。」
「ありがとう。」
俺は照れながらお礼を言った。
「この曲、わたしなんて完璧にするの5か月もかかったのに。すごいよ。じゃあ、約束道理付き合ってあげる。でも、条件付きね。」
「やった。ちなみに、条件て?」
「条件は五か月後にある市の大会に優勝したら継続して付き合ってあげる。でも、負けたら別れるの。いいでしょ?」
「え?市の大会に?ピアノで?」
「うん。」
「え?えぇ~⁉」
to be continued?
あとがき
ご覧いただきありがとうございます。とりあえずゼロから始めるピアノはここで終了です。次は視覚障害のある男の子がピアノに挑戦するというはなし(だとおもう)です。今後もよろしくお願いします。ばいばい。
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