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バーチャフリークvol.4に帰ったお話

こんにちは。こんばんは。
仕事が忙しくて文章を書くことをサボってたのは僕です。趣味をサボるな。頑張ります。

バーチャフリークVol.4が開催されたので行ってきたぞ!のレポート……もといオタクの悲鳴です。
だらだら書き連ねた散文ですが、宜しければ御覧下さい。

KIMAGURE

当日仕事を捩じ込まれてしまうという失態を犯したため、何一つ見れなかったダメオタクが僕です。セトリとセトリを見た感想だけ……。
正直、うわ~~~~見たかった~~~~~!!と転げ回っており、自分を呪っています。
また何かしらで見れる機会があるといいな……。

ゼロパ(ツラニミズ、ぜろ、森山ド・ロ)

丁度"好きなVtuber"を語っているところで会場入りできました。
ただいま、バーチャフリーク。
このパート結構面白い話が聞けていいトークイベントでしたね……。
御三方がコメントする度に「ああ~」って納得の反応が会場のどこかしらから漏れるの面白かった。

この中の会話でツラニミズさんが蒼月エリさんの『蒼い蝶』を取り上げて
「作品は”残る”」といった趣旨の話をしたのが個人的には一番来るものがあったんですがこの理由は別の項で後述することにします。

TAKUYA the bringer

「今日は雨模様だから」というところでスタートが"ペトリコール"。
もうこの時点で「DJ上手すぎか~????」ってテンションぶち上がり。
全体的にアンセムもあればその選曲来るのかよ~~~ってのもあってかなりフリーク感ありました。

さて、序盤のセットでもうラストのDJじゃないのかってくらいめちゃめちゃに盛り上がっていたんですが
個人的に一番(もしかしたらこのバーチャフリークで一番だったかも)ブチ上がったのが"メロディーズメモリーズ"でした。

この曲、Capchiiさんのアルバム『Memories』にてSomuniaさんがボーカルを担当してる曲なんですけど
去年の4月、SomuniaさんがまだYoutubeでの活動を始めていない頃にリリースされた曲で、そこまで広く知られていない曲だったりします。
元気で弾むような彼女の歌声が聞けるめちゃめちゃ良い曲なんでファンは必聴なんですけど、知名度もあって箱で聴きたいけど流れないだろうな~って思ってたのでイントロの瞬間本当にブチ上がっちゃったんですよね……本当にありがとうございました。
SpotifyBandcampApple Music他で配信されているのでよければ是非。めちゃめちゃ良いアルバムです)

なお、蒼い蝶が流れた瞬間にオタクは皆崩れ落ちて終わりました。オタクは終わるもの。

yuzen

TAKUYAさんからバトンを受け取ったのはyuzenさん。
序盤から"Sheep in the right"~"hello,alone"のセットかまされて僕は最高になっちゃってたんですけど
ここから更にドラムンベース中心に曲を回されてめちゃめちゃ気持ちよくなってしまい、オタクは……。オタクは……。

"ミライトミライ"~"Will You marry me?"~"The Light"のセットかまされたの本当にヤバかったですね。これはズルじゃん。
その後スッと"haze"挟まれたのもズルです。もうズルばっか!最高。

師走の翁

あの師走の翁先生です。どういうことなんですか?
先生がアニクラなんかでDJしてるのは一応知ってたのでどんなセットやるのかな~って結構楽しみにしてたんですけど正直選曲は一番フリークしてませんでしたか?かなりびっくりしちゃった。
"ラムネ、サイダー、炭酸水"とか"SATSU★MAI WORLD"とか聴けると全然思ってなかったし、"Say チーズおかき"は箱で初めて聞いた気がするんですけど異常に箱鳴り良くて笑っちゃった。

それはさておき、"千年愛"~"Up-to-date"で〆るの、完全に犯罪なので直ちに逮捕したほうが良いと思う。

エハラミオリ**

先日リリースされた新曲"叩ケ 叩ケ 手ェ叩ケ"からスタート。
3曲目に"Sheep in the right[Leivarce Remix]"を流して湧かせたかと思ったら
そのまま"Sheep in the right[Capchii Remix]"に繋げるの完全にズルじゃないですか?
お前そんなのズルだよ。最高じゃん。ってめちゃめちゃになってました。
その後も原曲流されたんですけど、1回のセットで3回同じ曲使うの反則じゃないですか?めちゃめちゃ良かったです。

なんかもうそもそもエハラさんのセット自体が、『全てが殺して自分自身も死ぬセット』なのでもう何も言えないんですけど、特筆すべきこととして、"透明な日曜日"が聞けたの本当に良かったし皆で大合唱できたの最高でしたね……。
ていうか大合唱になるほど皆分かってるのが凄いんだよな、アンセムじゃんもう。濃いオタクが多すぎる。最高。

〆の"Chamomile"は完全に追い打ち。全員殺すDJをするな。本当にありがとうございました。

バーチャルねこ

(セトリ未公開なので公開されたら追記します)

今回はほぼ歌モノで攻めてきたバーチャルねこさん。
チルい感じで来ると思ってたんですけどエモい方向でぶん殴られて
「ダメだ……気が抜けない…!殺される……!」と思いながら聞いてました。

さて『作品は残る』という旨の話題を前述したんですが
この言葉を改めて強く意識したのはバーチャルねこさんが流した曲の一つ
"Stardust finding you[Virtual Cat Remix]"が流れたからでした。

この楽曲、元々は薬袋カルテさんの楽曲なんですが引退してしまったこともあり、彼女の足取りはもう殆ど残っていません
僅かに残された公式HPと、瀬戸あさひさんとのコラボ、そして配信サイトにあるこの曲が彼女の足跡です。

今この会場にこの曲が分かる人がどれだけ居るのか、もしかしたらそれほど居ないのではないか。
そんな薄れていく足取りの中でもこの作品は確実に僕らの耳に届いていて、彼女が確かに"居た"ことが分かるのは凄い事なんだよな、なんて改めて意識させられてしまい、印象深い場面でした。

余談はさておいて、"Sheep in the light[Virtual Cat Remix]"~"Hello,Morning [Virtual Cat Remix]"~"Up-to-date[VIP]"は完全に終わりにさせられた感じでしたね。聞けたのめちゃめちゃ嬉しかったな……。

TEMPLIME + 星宮とと

前日も《.vveb》というイベントでDJしていて
『頭から流したネオンライトをわざわざリワインドしたてんぷらさん』がマジで最高だったって話もしたいし
『開場前にリワインドのリハーサルをしてたてんぷらさん絶対見たかった』って話もしたいんですが置いておきましょう。

いや、なんかもうてんぷらさんマジでDJ上手いなって思っちゃって暴れ回っちゃったしセトリは全部最高だったので別に聞きに行けそうな機会がある人は聴きに行った方がいいなって思う次第です。

先日のVol.3のSomuniaさん登場シーンもそうだったんですけど
今回の星宮ととさんの登場シーンめちゃめちゃ拘りが見えて本当に良かったんですよね……。VJ陣のこういう拘り、本当に尊敬しています。

ネオンライトでちょこちょこ踊る星宮とと、オタクを殺す兵器だな……って思いながら見てました。可愛い。

リンクロットのMV、振り返ってウィンクするシーンがあるんですけど、ウィンクした瞬間オタクが皆死ぬのが良かったです。僕も死にました。

kz

ていうか"Mr.MUSIC"からスタートするのも反則だし、そこから"Fxxxin' Hunting Life[Club edit]"まで全部反則。
セトリは全部反則なんですけど、この辺りで「もしかしてこのまま本当に死ぬのかな?」って思うなどしていました。
葬式の時はこのセトリでお願いします。

"Moon!![kz Remix]"~"Summermagic [DJ WILDPARTY Remix]"辺りもブチ上がったし、その後の"Radio Happy[kz Remix]"は以前の暴カワの一件があってめちゃめちゃニヤニヤしてたんですけども
最後の最後、"Tell Your World"~"Virtual to LIVE"の盛り上がりが本当にヤバくて、もしかしてオノデンぶっ壊れちゃうのではって思ってました。思いませんでしたか?

最前の面々をちらっと見る限り、これまでの容赦ない暴力にかなり消耗してた様子だったんですが、それでもイントロでブチ上がっちゃう辺り、kzさんは凄いし音楽は凄い。僕たちはアドレナリンで戦ってる。
"Virtual to LIVE"については「100%最後に流されて皆死ぬんだよ」って前日にも笑いながら話してたんですけど、予想の倍くらい感情ぶっ壊れちゃってとんでもない曲作ってくれたもんやで……と足ガクガクで限界になりながら感じておりました。

全体的な感想とか

色々語り尽くせない話題はあるんですけど、長々書くのもアレなので1個だけkzさんのコメントについて思ったことを。

kzさんが演者紹介時の挨拶として「まだまだ長い時間のクラブをやるには曲が足りない!この中にトラックメイカーはいっぱいいると思うんで、未来を作っていきましょう!」というコメントをされていて、その時は「本当に少ないか~?」と思ってたんですよね。
って言うのは、今現在で音源化されているVtuber関連の楽曲は大体700曲くらいは既に超えていて、音源化されていないものも含めるとその倍くらいはあるだろーってのがそう思った理由なわけなんですけど、すぐ冷静になって考えた時に"曲"って単語はいわゆる《アンセム》を指してるんだろうなと考えるとすとんときたわけです。

※アンセム=誰もが分かる代表曲、定番曲を指す

確かに今の楽曲群を見るとアンセムとして扱える曲はまだまだ少なくて、一部のフリークにしかわからない曲が殆ど。
実際今回のセットリストを見てもそれはなんとなく感じ取れるのかな、とも思います。
今回の被り方は今回しか出来ない被り方、というか。これを毎度は流石に無理でしょう。

ネタは分かる奴が少ない程美味しいのは間違いなくあるんですけど、盛り上がりを考えるとそれだけを意識するわけにはいかないのでDJ目線で言うとまだまだピックしづらいジャンルではあるのかな、と。
そういう面で見るとめちゃめちゃに納得出来るんですよね。

それを踏まえてコメントを思い返すと、個人的にはあの言葉はkzさんからのトラックメイカーへの挑戦状なのかな?なんて思ったわけで。
「今日流した曲がアンセムだぞ。皆流せるようなアンセムを作ってくれ」という感じの。
ファンはフリークぶってないでガンガン広めてアンセムにしろ!ってのもまた別にあるんですが……。

というわけで、トラックメイカーの皆さんにはより頑張って頂きつつ、僕らはもっとゴリゴリ音楽の話をやっていく必要があるな、と思ったのが最終的な感想です。やっていくぞ。

なお、この後興奮冷めやらぬまま次の日仕事があるのに飲みに行きました。普段こういうことしないんですが、語りたい事が多すぎてやってしまいました。バーチャフリークは凄いイベントだぞ。

次回は年末予定とのこと。
またバーチャフリークに帰れる日を楽しみにしています。
まだ来れていない人も、今回は逃してしまった人も次回は是非。

以上、Dat Catでした。



いや早く帰らせてくれ~~~~~!助けてバーチャフリーク~~~~~!

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