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UC Berkeleyのブロックチェーンアクセラレーションプログラムに参加すると何が起こるのか?

皆さんこんにちは、Datagatewayの大角です。

先日発表がありましたが、アメリカ西海岸(ベイエリア)の国際的名門大学であるカリフォルニア大学バークレー校(通称:UC Berkeley)が主催するブロックチェーンアクセラレーションプログラムに、我々Datagatewayの事業が選出されました!今回は世界各国から200社以上の事業の応募があったのですが、最終的に選ばれた企業は20社で、そして我々Datagatewayは唯一の日系企業として選出されました。

今回はこのアクセラレーションプログラムがどんなプログラムで、参加するとどんなことが起こるのか?今回の記事ではブロックチェーンアクセラレーションプログラムとは?を皆さんと深堀りしていきます!

アクセラレーションプログラムとはなにか?

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アクセラレーションプログラムとは一般的には「大手企業がスタートアップの新規事業立ち上げにおいて、協業や出資を目的とし、プログラムを通し短期間で事業をスケールさせるための支援を行うこと」とされています。

アクセラレーションとは直訳すると「加速・促進・高速化」などと訳されますが、このプログラムではスタートアップの事業展開において多角的な支援を受けることができます。

カリフォルニア大学バークレー校 (通称:UC Berkeley) は世界から選ばれる教育機関

今回のアクセラレーションプログラムはカリフォルニア大学バークレー校(通称:UC Berkeley)が主催です。UC Berkeleyは各種「世界の大学ランキング」で常に上位にランクインしており、2021年のU.S. News & World Reportの世界大学ランキング(2021 Best Global Universities Rankings)では世界第4位(同ランキングで東京大学は73位、京都大学が125位)となっています。

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HPより引用

更に少し古いデータになってしまいますが、2017年にForbesがまとめた「米国で最も投資に見合う大学は?」の記事においては1位に選ばれており、ランキングの上位に上がる大学の特徴として「優れたSTEM(科学・技術・工学・数学)教育プログラムを有している」ことがあげられています(こちら日本語の記事になっております!)

UC Berkeleyのブロックチェーンアクセラレーションプログラムがすごい理由

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https://www.xcelerator.berkeley.edu/ より引用

UC Berkeleyのブロックチェーンアクセラレーションプログラムはキャンパス内で活発に行われているブロックチェーンの活動を活用し、世界の学者や起業家をエコシステムに招き入れるために設立されたプログラムです。UC BerkeleyのHaas School of Business、SCET、Blockchain at Berkeleyのジョイントベンチャーとして、2019年1月に発足しました。

UC Berkeleyはサンフランシスコまで30分、シリコンバレーまで1時間という距離にあり、起業家や研究者にとってハブとなるには最適な場所です。レベルの高いメンバーに、大学内の資源を提供することにより、純粋に技術を進歩させ、新しい企業と研究者を支援したいという思いで、このプログラムはスタートしました。

We provide non-dilutive support for selected teams, providing access to resources both on and off campus. Our motive is purely to advance technology, create new ventures and support researchers. (HPより)

プログラムの中では、数々の支援を受けることができます。専門家からのアドバイスはもちろん、最新の情報を得られるイベントに招待されたり、ピッチコーチング、コミュニティ内の情報交換、人材のタレントマッチング、投資家とのミーティングなど、書ききれないほど支援体制が充実しています。

これまでの実績として、プログラム発足以来、40社以上の企業を支援し、シードおよびアーリーステージの資金調達額は合計2,500万ドル以上に達しています。設立当初から参加している企業の75%以上が、Demo Day以降にフォローオン投資(一度投資を行った投資先に対して、次回以降のラウンドで追加投資を行うこと)を調達しており、大学をベースとしたブロックチェーンアクセラレータとしては、米国内で最も優れたものの一つとなっています。

今回、Datagatewayは唯一の日系企業として、このプログラムへの参加が許可されたのです。

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Datagatewayー IPFSとマルチblockchainインフラストラクチャを使用して、分散型インターネットエコシステムとクラウド3.0サービスプラットフォームの構築(記事内ではその他に選出された企業の説明が載っております!)

選考は大変厳しいものでしたが、DataGatewayの描くブロックチェーンを取り入れた未来図、取り扱う技術の信憑性が高いこと、実際に日本での実装が進展していることなどが評価されました。

今回はUC Berkeleyのブロックチェーンアクセラレーションプログラムについて深堀りしてみました。世界各国から集まったブロックチェーンの事業を推進する数々の企業とともに、最先端の技術を学びながら、ネットワークと協力を得て、DataGatewayの事業を世界レベルで進めていけることにとても感動しています。今後もこのnoteでアクセラレーションプログラムの情報を発信していきたいと思うので、ぜひともDataGatewayの公式アカウントをフォローしてください!

【執筆者】

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大角佳代

北海道大学医学部卒業後、保健師として2年勤務しスタートアップへ転職。2016年からはインドの現地採用として就業をスタートし、当時からインドビジネスに関する情報発信を継続している。2018年には株式会社メルカリの海外新卒採用のオンボーディングを担当。技術広報や社内研修を担当する。2021年より株式会社DataGatewayのPRに就任。

DataGatewayでは採用活動を行っています!

ご興味のある方はぜひご連絡ください!

◎会社HP


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