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【データアドベンチャー創業5周年企画】ロゴから振り返る5年前の今《後編》

こんにちは!
株式会社メンバーズ メンバーズデータアドベンチャーカンパニー(以下データアドベンチャー)の広報を担当しております、小池です。

この記事では、創業5周年企画として、データアドベンチャーのロゴについてのインタビュー記事を掲載しています。
今回の後編では、《前編》に続きまして、ロゴに通じる会社のミッション・ビジョンとデータアドベンチャーの今後について白井さんにお話いただきました。


ミッション・ビジョンに通じるもの

[小池]
ロゴの意味が違和感なく伝わるということは、データアドベンチャーのミッション・ビジョンに通ずるものがあるということだと思うのですが、そう思う部分があれば教えてください。

[白井]
ロゴ制作当時と今のミッションビジョンは違うんですが、むしろ今のほうが結構あってるかなという気がしています。
今のメンバーズグループのビジョンは
『日本中のクリエイターの力で、気候変動 ・ 人口減少を中心とした社会課題解決へ貢献し、持続可能社会への変革をリードする』
で、データアドベンチャーは、
『データをキーに人の心を揺り動かし、持続可能社会への変革をリードする』
なので、「揺り動かす」とか動的な言葉が入ってるんですよね。その辺がロゴとあっているかなと思います。

データアドベンチャーのミッション・ビジョン

なんかデータ分析っていうと、現状を診断するのが最もシンプルな使い方なので、ともすると評価する立場になりがちです。そうすると、「今こうです、うまくいってないですね。以上!」というレポートをあげるだけになっちゃったりする。
でも、我々はお客さんのチームの一員じゃないですか。なので、第三者ではないし評価者でもない。だから、現状と理想のギャップがあるならそれを打開するために自分たちで動いていく、関わっていくという姿勢はすごく大事だと思うし、これは我々の提供する価値だと思ってるんですよね。かつ、それがいわゆる世間のデータサイエンティストとか分析者に対するイメージと違う点であって、選ばれている点だと思っています。
だからミッション・ビジョンも、何か自分の意志や情熱を持って働きかけていくよとか、数字じゃなくて人の心に対してアプローチをするよとか、そういうイメージが入っていますよね。あと、自ら動いていくということも大事にしてるので、その辺りはロゴとミッション・ビジョンに共通する点かなと思います。

[小池]
意識せずとも、創業当時に作ったロゴによりマッチするようになってるというのは、強い会社なのだなと思います。

創業当時と今の違い

市場環境は当時と今でだいぶ変わっていると思います。。当時会社にかけていた思いと、今の現状が思っていた通りになっているかどうかを教えていただきたいです。

[白井]
流れとしては、大体思っていた通りの方向に向かっているかなと思います。
当時思っていたことって、データ分析の結果は早く出さないとビジネスに使えないよねっていうことと、博士号取ってる人とかじゃないとデータサイエンティストにはなれないみたいな風潮に対して、そんなわけないじゃんってことで、実際その通りでした。
ただ、当時はベンチャーとかスタートアップ系の企業がデータ関連のサービスを提供していたんですが、今はそういったところを買収した大企業がそれを提供していますね。メインプレイヤーが大企業に移ってきたっていう感じがあります。私が思っていた以上にビジネス上のデータの重要性が世の中に受け入れられるのが早かったということですね。

[小池]
当時予想していたよりも市場の成長が早かったんですね。

この先の5年について

[小池]
データアドベンチャーは5周年の節目を迎えましたが、今後の5年についてはどうしていきたいですか?

[白井]
そうですね、まず、データアドベンチャーは今、市場の中で競争優位性を確保できてる状態だとは思ってます。その競争優位性というのは、ビジネス上の成果を出さなければデータ活用に意味がないということに特化してケイパビリティを育ててきたところですね。
具体的にはどういうことかというと、ビジネスサイドと技術サイドの間に立ってデータを事業上の成果に変えることができるデータ人材を、100人単位で抱えてる会社というのは少ないです。しかも正社員となるともっと少ない。なぜ少ないかというと、データとビジネスで事業を拡大させたい人の間に立つ人って、どちらの立場や技術のこともわかっていて両方と意思疎通ができなきゃいけないので、要求される能力が高く、調達が難しいんです。また、データ活用といえばデータの専門家のイメージで、まずは技術を磨くことへの志向が強かったんですね。
でもだからこそ、我々はそこに価値があると思っています。データアドベンチャーにはそういう、技術を志向しながらも顧客成果を出すことに対して関心がある、そこにモチベーションがあるという人を集めているんです。また、その上でビジネスと技術の間に立つための育成体制も充実させています。
今まではどちらかというと、技術者に対してビジネス側とのコミュニケーション力を高めることに注力してきたんです。まずそれができないと、高度な分析技術があってもデータをお金に変えることはできないので。今はそれがある程度できるようになってきたので、次のフェイズでは今ある分析技術を高めていくことに力を入れていきたいと思っています。より高度な分析技術を組織として身に着けることができれば、いろんなお客さんに対して今まで以上の成果を出すことができると思っています。
なので、今後も状況や求められるものが変わるのであればそれに合わせて動的に変化しながら、提供価値を強固なものにしていきたいと思います。

[小池]
おそらく求められるものが変わっていっても、それに応じて変化することをやめなければ船のようにスイスイと波に乗っていけるんじゃないでしょうか。そういった意味でも、ポジティブでデータアドベンチャーらしいロゴだったんですね。

以上でインタビューは終了となります。白井さん、ありがとうございました!


創業5周年を迎えたデータアドベンチャー
おかげさまで社員数は100人を超え、多くのお客様のデータ活用を支援させていただいております。
この先も、たくさんのメンバーを船に乗せて、データと意志と情熱で心豊かな社会をつくるべく、右肩上がりの波に乗っていければと思います!