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1日1時間からはじめよう!勉強習慣をつけたいあなたへ~Webリテラシー検定合格体験記~


執筆者プロフィール


波田野 猛(はたの たけし)
神奈川県横浜市出身。前職はSNS広告のコンサルティングにRep・SVとして携わる。
2024年6月DA入社。客先常駐開始に向けて積極的なインプット・アウトプットを実施中。
スプレッドシートを用いた簡単なデータ分析を前職で実施していたことがきっかけで、
BIツールやDBを用いた本格的・大規模なデータ分析に携わりたく株式会社メンバーズ メンバーズデータアドベンチャーカンパニー(以降DA)を志望した。

はじめに

みなさんはじめまして!DA入社3か月目を迎えた波田野と申します。
この度は私がDAに入社して初めて取得した資格、【Webリテラシー検定】を取得するまでの流れを紹介させていただきます。「自分と同じようにデータ領域がほぼ未経験・文系の人が、アナリストとして活躍できるようになるための軌跡を残したい」という想いから、記事を書かせていただきました。”自己研鑽のために資格を取りたいけれど、何からはじめるべきか”を考えている方に届いたらとても嬉しいです。

なぜ資格を取ろうと思ったのか

資格を取ろうと思った経緯としては、自分自身のスキル証明書が欲しい!と思ったことがそのはじまりです。直近の転職活動でこれまでの経験を書き起こした際に、私が保有していたのは前職で取得したGoogle広告関連の認定資格のみ。Google広告やTwitter広告(現:X広告)などを通じてWebマーケティングに携わっていたものの、それを端的に証明できるものがなく、とても歯がゆさを感じました。
この「身分(実力)を証明できるものがない」感覚を、運転免許証やマイナンバーといった身分証明書に置き換えることでより資格取得の必要性を実感しました。毎日の生活で当たり前のようにやっていることが、できなくなってしまう状態です。それってすごく困るなと。業務経験をポンッと示せるものがないのはとても窮屈であり、経験を疑われてもおかしくないと感じました。「だからみなさん資格取得に励んでいるんだなぁ....」趣味の1人旅を自己研鑽の一環として直接的な勉強から目を背けていた私は、こうした経緯でようやく【証明書】の大切さを知ることができました。

そしてDAに入社して、自分自身の圧倒的なスキル不足を実感したことも加わり、「まずはインプットする習慣をつけて基礎知識を伸ばそう!」と決意。これまでの経験領域を示せる資格としてWebリテラシー検定に目をつけたのです。

Webリテラシー検定とは

Web検定の構成要素

Webリテラシー検定(資格名:Webアソシエイト)は、仕事でWebに関わるすべての人が、適切に業務を遂行できるためのWebリテラシーを身に着けているかを問う資格試験で、全日本能率連盟登録資格である << Web検定 >> を構成するうちの1つです。Web検定は、『仕事でWebに関わるすべての人の共通語として、標準的な知識の整理・構築によって、立場による認識の違い、知識のズレによる非効率的なコミュニケーションを廃し、生産的な商取引を促し、わが国の産業発展に貢献すること』を目的に制定された認定資格で、Webリテラシー、Webデザイン、Webディレクション、Webプロデュースの4つから構成されています。 この4つの認定資格のうち、最も基本的な知識(リテラシー)を証明するものがWebリテラシー検定となります。以下6分野から85題出題され、正解率70%以上で合格です

・Webの基礎知識
・インターネットビジネス
・プロジェクトマネジメント
・Webサイトの企画・設計
・制作(Webデザイン・実装)
・集客施策

インターネットの誕生など、Webに関する基礎の基礎から始まるため、初めて挑戦する資格試験として、インプットの習慣をつける足がかりにはピッタリなのではないでしょうか。私は前職までのスキル・経験と最も関連性があること、その他3つの資格は業務領域的に関わる可能性が低かったことから、Webリテラシー検定の受験を決めました。

具体的な勉強内容

試験勉強期間:2024/7/6(土) ~ 2024/7/28 (土)

使用した教材は公式テキストと公式問題集のみで、合計勉強時間は約20時間ほど。予定がある日を除いて、18:00の業務後に毎日1〜2時間ほど勉強の時間に充てるようにしていました。自分が辿った流れは以下の通りです。

①最初に公式テキストを1周流し読みする。(全248ページ)
②公式問題集の練習問題100問にチャレンジする。
③もう1度公式テキストを1周する。練習問題で不正解だった箇所は重点的に読む。
④公式問題集の模擬試験85問にチャレンジ。
⑤公式テキストで不正解箇所の確認。
⑥その後は問題を解く→公式テキストで不正解箇所のチェック を繰り返した。

基本的には公式テキストを読み、公式問題集を解いて不正解箇所のチェックを繰り返せば正答率は上がっていくものと思われます。特に、問題文をよく読まないと間違えるひっかけ問題が半数以上を占めるので、何が間違いなのかということにも気づきやすく、正しい知識を吸収することにも繋がっているなと思いました。

<間違えやすい問題の例>
「適さない」と考えられるのはどれか
「該当しない」と考えらえるのは次のどれか

マーケティング分野については業務知識があったので難なく解けましたが、Webデザインやプロジェクトマネジメントに関する部分は名前しか知らないものばかりでしたので、その領域が自分自身の弱点だと改めて思い知らされたことも成果だったと思います。

資格を取得して気づいたこと

勉強する時間を1日1時間でも確保すること・その取り組みを習慣化して続けることが大事ということが一番の気づきでした。私事で大変恐縮ですが7月末に家を引っ越したため、この当時は荷造り・断捨離をしながら勉強時間を確保しなければならず、毎日勉強できるかどうか、その気力が残っているか自分自身でも疑問に思っていました。しかし、1日1時間でもいいから参考書を読んだり練習問題を解くだけでも、記憶の定着につながり、正解数が増えることで勉強を続けるモチベーションが維持できたと思っています。

また、この体験を通じて、私と同じように未経験・文系でDAに入社した22卒の方が、”客先常駐が始まっても1日1時間は勉強する時間を用意した”と仰っていたのもよく理解できました。業務後〜就寝まで何時間あり、何に何時間割いているのか?というものを見直すだけで、1日の生活の質を向上することにも繋がったと思います。(メジャーリーグのハイライトやTwitterばかり見ている場合じゃありませんでした!!)

さいごに

合格後にも早速振り返りを実施していました。

ここまでお読みいただいた方、ありがとうございました。入社してまだ2か月、客先常駐も決定待ちという状況の私がこのような記事を執筆することに対して少し不安もありましたが、”せっかくの社内制度は使わなければもったいない!”という一心で行動させていただきました。私のような入社したてのメンバーでも、臆せずにアウトプットすることを前向きに考えてくれるDAの文化は、入社して良かった!と思う要素のひとつです。今後も未経験スタートからの資格取得体験記、成功事例などを執筆できるよう日々勉強して参ります。この記事をお読みいただいたみなさんの、新しい行動をはじめるきっかけとなれたら嬉しいです。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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